今回は東京都足立区。
北千住で人気を博す牛骨ラーメンの【マタドール】に務められ、直近では柳麺マタドールにて店主も務められた方が、柳麺マタドールを閉店した場所で2023年8月23日に独立開業。
マタドールの名を外し、新たな屋号【らぁ麺屋のさかいさん】と言うポップな屋号でスタート。
とは言え、これまでスープのベースにして来た牛骨は独立後も扱いラーメンの軸にし、屋号変われどマタドールからの教えを武器に営業して行くことになるようです。
独特な旨みの牛骨がうめぇんやで!
簡単にさかいさんの紹介
店名:らぁ麺屋のさかいさん
最寄駅:北千住駅東口より徒歩2分
電話番号:03-3881-3122
営業時間:11:30〜14:30 18:00~21:00 〔日・祝〕11:30~16:00
定休日:水曜
SNS: X(Twitter)
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は北千住駅東口より徒歩2分
お店の場所は、東京都足立区千住旭町。
最寄駅は北千住駅で、東口から徒歩2分ほどの人通り賑わう東町商店街沿い。
外観は黄色の建物。以前の柳麺マタドールと同じ見た目だと思われます。
店舗の建物より結構高い位置に縦型の看板がついており、これを見る事でラーメン屋さんと言うことが分かります。イラストも込みでポップな印象です。
オープン期間は祝いの花が飾られリスタート感が出ている。スタンド看板にも8/23オープンの旨が記載されています。
メニューは牛骨をベースとしたラーメンが揃う
店内に入り、先ずは券売機で食券購入。
メニューラインナップは、イチオシとなる「牛中華」「にんにく薫る 塩らぁ麺(にんにく抜きもアリ)」「やさしい味噌らぁ麺」「辛い味噌らぁ麺」「味噌油そば」らが基本的な商品。
券売機の上側には扱う素材・製法の説明がなされている。
着席し食券提示。店内はカウンターのみ7席。着席するまでに段差があるので要注意。
店内の奥を見渡せば、半地下みたいな場所に座席があったが使っていないかもしれない。
セルフの給水機・おしぼり・紙エプロンは座席裏の壁側に。卓上調味料は無し。
運営は穏やかな接客をする店主さんのワンオペ。手際は悪く無く大きく待つことはなく着丼に漕ぎ着けれます。
元々同じ場所で店主さんとしてやられていたので、この辺のオペレーションは何ら問題ありません。
牛中華
着丼です。
トッピングはチャーシュー・なると・ネギ・細竹の子・海苔。見た目はシンプルスタイル。
丁寧に仕上げた「普通」なラーメンというビジュアルです。
スープは上述の通り牛骨ベーススタンス。汁面にプカプカ浮くのは背脂のような甘み・旨み増幅作用がある素材。その名称は油かすで言うなれば牛の腎臓の周りについている脂肪です。
牛骨スープは包み込まれるようにマイルドで甘い口あたり。牛骨はやはりファーストコンタクトから鶏豚とは異なる旨み成分を解き放ち、世のラーメン店の多くが鶏豚を多く扱っているならば、この独特の深みある牛スープは新鮮そのもの。
初めは「普通」な見た目と捉えたが、牛の旨みが独自性があり類似する一杯は思い起こさせないラーメンスープです。
麺は三河屋製麺の中細のストレート。麺線美しく温度も熱々で麺までホクホク。それほど強い個性を持つ麺では無いが、麺だけでの旨味食感はしっかりとしていてスキルの高さを感じさせる舌触り。
チャーシューは2枚あり、どちらも牛のバラ肉。ビックリするほどのトロトロ&ホロホロの柔らかさ。下味も美味しく、チャーシューとしてパーフェクト!めちゃ美味いです。このラーメンには豚肉より牛肉を選ぶ理由がわかる美味しさです。
味玉はやや硬めの黄身。細竹の子はまさに竹をミニチュアにしたような見た目で可愛い。適度な食感で美味しいが、場所により繊維が噛みきれない場所があるのは惜しい点。
終盤スープを飲み進めていくと、小さな牛ホルモンがいくつか投入されているサプライズ!最初は気のせいかと思ったけど紛れなき事実でした。
シンプルで深みある美味しい一杯でした。にんにく薫る塩らぁ麺も、今回迷った一杯なので機会あれば今度は塩を行きたいと思います。ごちそうさまでした。