そして、7月20日より一般の方もこの【ラーほー】が食せるようになりました。
その名の通り?「ラーメン」と「ほうとう」のエッセンスが入った新商品なのですが、一体どんな味なんだろう?
ということで実際に食して来ました!
「ラーほー」の記者発表のまとめ
- 2018年7月20日に笛吹市山下政樹市長・副市長・開発協力した料理研究家の西本淑子氏らが記者発表を行った。
- コンセプトは「ラーメン」のような「ほうとう」。
- 外食のほうとうはやや価格が高く、より安価で気軽にほうとうを食してもらいたい願いが込められている。
- その他商品撮影会や、試食が行われた。
- 味付けは基本的に「醤油味」「フォー風味」の2種類。
- 2018年8月1日現在、笛吹市内12店舗でその味が食せる。
・・・といったように簡単にまとめました。
まだ日本中はもとより、県内でもこちらの情報の浸透は浅いように見えますので、この記事を通じて多くの方に知ってもらえればと思います。
ラーほーの定義・味付けは?
まず「ラーほー」を作るのに条件があります。
以下に笛吹市の記者発表の資料を引用します。
「ラーほー」基本条件
- 山梨県内で作られたほうとう麺を使用すること。
- 醤油には揚げ鶏とほうれん草、味玉、フォー風味にはゆで鷄とほうれん草、味玉をのせること。
- のせる具材は山梨県産(可能な限り笛吹市産)のものを使用する。
更に、ラーほーには基本的なレシピがあります。
市内12店舗でこの味が食せるのですが、どこのお店もこのレシピを基本的には守りながら独自のアレンジを加えているようです。
そのため、店によってトッピングや味わいが違ってくるのですね。
価格もほうとうより安価に1000円以下を目指していくようです。
あなた好みのラーほーを探すのもいいかもしれません。
ラーほーが食せる場所は?
2018年8月1日現在、笛吹市内12店舗でその味が食せます。
詳細は以下の通り。
店舗名 | 住所 | 電話番号 | 営業時間 | 定休日 |
五葉松 | 笛吹市境川町藤垈2528 | 055-266-3301 | 11:30~14:00 17:00~21:00 |
不定休 |
マルサマルシェ クッキングスタジオ | 笛吹市一宮町末木238 | 0553-47-4447 | 9:00~17:00 | 月曜日(6月~9月) 月曜日・火曜日(10月~5月) |
カラオケBOX居酒屋 潤 | 笛吹市石和町川中島52-1 | 055-287-6432 | 18:00~6:00 | 不定休 |
田舎料理 古今亭 | 笛吹市石和町川中島78-1 | 055-262-2627 | 11:00~14:00 18:00~翌2:00 |
木曜 |
割烹 小春 | 笛吹市石和町川中島110-208 | 055-262-5200 | 17:00~23:00 | 不定休 |
旬彩酒房 みつむら | 笛吹市石和町八田1-2 | 055-262-5333 | 17:00~24:00 | 日曜 |
Café&Craft Jing | 笛吹市御坂町下黒駒451-6 | 055-225-6251 | 昼どき~夕暮れ | 火曜 |
英華飯店 | 笛吹市御坂町井之上1106 | 055-262-6614 | 11:30~14:00 17:00~22:00 |
木曜・日曜夜 |
茜どき石和店 | 笛吹市石和町四日市場1661-2 | 050-5868-7830 | 16:00~翌1:00 | なし |
個室居酒屋 尽屋 | 笛吹市御坂町井之上1432 | 055-225-6288 | 18:00~23:00 | 火曜 |
ひさご食堂 | 笛吹市御坂町下野原1192 | 055-262-5289 | 11:30~14:00 17:00~22:00 |
月曜 |
ほさか | 笛吹市石和町市部1182-7 | 055-263-8592 | 11:00~14:00 17:00~22:00 |
水曜 |
※上記情報は、実際の情報と100%一致しているとは限りませんのでご承知おきください。
また、鵜飼開催日には笛吹川河川敷でも販売される模様。
上記が笛吹市内のラーほー店舗分布図です。
分布図を見てわかる通り、ラーほー開始当時よりも扱っている店舗数がかなり増えています。
そのため、上記店舗以外にも取り扱いがあるので、地図の店をタップして確認してみてください!
実際にラーほーを食してみた
今回、折角なのでラーほーを食してみました。
食わんことには何も分からないからね。
行ったお店は「茜どき」石和店
今回「ラーほー」を食しに訪れたのは、ダイニングテーブル茜どき石和店さん。
つぼ八グループで、オシャレな佇まいや個室部屋なども多いのが特徴の全国チェーン。
家族や、デートの場としても人気のお店。
笛吹市公認のラーほー提供店ではご覧のような幟が立っています。
店内までのアクセスでは、色とりどりの電球が雰囲気を盛り上げます。
店内に入ると、オシャレな空間が広がる。そんなお店です。
茜どきさんのメニューはこのようになっています。
「ラーほー」でなく「らーホー」になっとります。。。まっいっか!
麺じい
ラーほー醤油味
↑こちらが、醤油味。
トッピングには、味玉・揚げ鷄・白髪ねぎ・サラダホウレン草。
見た目には、ほうとうの要素はなし。
スープは澄んだ色合いの比較的ベーッシックな醤油味。
動物系の優しめの味わいで飲みやすく美味しい。
麺は細めのほうとう麺。
従来の太いほうとう麺よりは明らかに細めで、ラーメンに近づけている印象。
食感はうどんに近く、このスープによく合っています。
結構味玉も濃厚で美味しかった。
揚げ鷄は文字通り鳥の唐揚げ。香ばしくてこれもなかなか美味い。
結構シメのラーメンとしても合いそうな印象。
ラーほーフォー風味
こちらはフォー風味。
フォーとはベトナムを代表する麺料理ですね。
トッピングは味玉・ゆで鶏・白髪ねぎ・サラダホウレン草・糸唐辛子。
見た目では、アジアン料理ということもあり、ピリッと辛い糸唐辛子が特徴。
赤レンゲなので正直色味はわかりにくいですが、こちらはフォー風味というだけあって透明色の塩味という感じ。
味わいは、完全にベトナムフォーに寄せたアジアン風味。
生姜を効かせてあるのがポイントで、よりヘルシーに美味しく食べられます。
麺は上記で記載した通りで、トッピングのゆで鶏もヘルシーで美味しく食せます。
醤油味でもそうですが、サラダホウレン草の食感も豊かでいいですね!
個人的な感想
個人的な感想ですが、勝手な思い込みでラーメン店以外の提供ということで、それほど期待はしていなかったのですが・・・(すんません)完成度もなかなか高く、美味しくいただくことができました。
ほうとうの「かぼちゃ」の存在がないということで、
ほうとうというよりラーメン。ラーメンというよりうどんという感覚が近いように感じました。
ほうとうの要素は「麺」にあります。
ラーメンの要素は「スープ」にあります。
これがラーほーなんですね。
また、市内12店舗の提供店があるということで、そのお店のアレンジを楽しむのも面白いと思います。
あなた好みのお気に入りの一杯を是非探してみてください!