今回は笛吹市石和町のイオン石和店1階に2024年7月1日にオープンした【壹品徽菜館(いっぴんきさいかん)】さんへ訪店。
以前までは同じ場所で同じく中華料理の【大唐】が営業をしていたが閉店。伴い新店舗が誕生。
屋号はとても難しく、日本人が初見で屋号を読み当てるのも困難な技。さらには屋号を覚えてもらおうという気もさらさら感じない姿勢に逆に強い興味を持ちました。
お店は広くどんな客層も受け入れるキャパ。かなり異国情緒溢れるメニュー構成となります。
気楽に入り易すぎる店や!
店名:壹品徽菜館
最寄駅:石和温泉駅から徒歩2分
電話番号:055-262-5889
営業時間:11:30〜21:30
定休日:なし・イオン石和店の営業に準ずる
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は笛吹市石和町。
石和温泉駅前にあるイオン石和店内1階にあります。ショッピングモール内にあるので、比較的入りやすくファミレス感覚。
お店を前にすると、中華っぽいポスター・案内類がぎっしり。屋号看板にはふりがな等は無く屋号を覚えてもらおうとする気概は一切感じない。逆にこのスタンスが気に入った!!
お店に入る前に店頭に置いてある看板やポスターからなんとなくお店のこだわりが見えてきます。
スタンダードな中華というよりは、中国の田舎地方の中華というような印象に見えます。
ラーメン類のメニューには『山梨県新登場』と謳う『板麺』がメイン麺量のようだ。
板麺とは調査をすると、包丁を使わずに手延べした幅広の麺料理を指したり、板のように固い麺が特徴と言われたりしているが、こちらのお店は博多ラーメンのように細麺。太麺もあるようだが、諸説あるのか…?中国4000年の歴史は深くムズイ…
そして、板麺のメニュー表にある解説が全く意味がわからない…ますます面白い店に見えてきた!
上のメニュー表はスライドで閲覧できます。麺類以外にもご飯類・一品ものと様々なメニューが揃っています。お腹いっぱい確定のお得なセットもあるので、あなた好みの組み合わせでメニューを頼むと良いでしょう。
テイクアウトもできるで!ゆきはんは高菜チャーハンを持ち帰ったで
お店の中はかなり広く、おひとり様であっても悠々テーブル席を利用できる。トータル70席ほどあるらしいが、満席になることはないでしょう。座席だけ見れば大手ファミレス同等の広さです。
卓上調味料には、激辛と書かれた辣油が置かれているが、一口ペロンチョしたがしっかり辛かった。中華系のお店でも辛さに力を入れているお店はそんなに多くないので面白い。
コチラがラーメン類で一番オススメと察した一杯の牛肉タンメン。
トッピングは牛肉・玉子・青菜等。
嘘みたいな長すぎる箸で頂きます。まるで菜箸。
スープは牛ベースのようだが、幾分か柔らかな旨味の中にしっかりとしたコクがある。日本人が馴染みのあるTHE中華という雰囲気のスープの雰囲気とは全然違う。
特徴的なのは八角のオリエンタルな風味。苦手な人も多いとは思うがこのクセのある八角がスープの独特の個性となっている。癖は強いが美味しいスープ。バックパッカー好きな人などには現地の味っぽさが強く出ていて好まれそう。
この日本人の味の趣向をフル無視したような現地テイストの味に、逆にボクからしたらこの店を開拓したい好奇心が生まれます。
麺は板麺の概念からしたら太い幅広麺かと思いきや意外にも細い。まるで博多豚骨ラーメンのよう。スルスル・パツンという啜り心地と歯切れが特徴的で、スープと合っていないことはないが不思議な感覚。そして悪くないんだなぁ…
チャーシューと言うものは乗らず、一口大の牛肉が乗ります。優しい旨みが噛み締めると広がるお肉で、麺と一緒に啜り上げるのがオススメ。
玉子はゆで卵なのか味玉なのか分からず。味はあっさりで味がついているようには感じず。
牛肉タンメンと言うこともあり、タンメンと辣油の相性は良いと言う個人的経験から、卓上の激辛辣油を投入。しっかり辛くて継続して辛さを感じていると痺れる感覚もある辣油。スープの変化も良く、やはりタンメンスープには辣油だ!と確信。
美味しく頂きました。かなり個性ある一杯故に苦手な人も多そうですが、ボクはなかなか好きで他の様々なメニューを開拓したくなりました。ごちそうさまでした!