今回は富士河口湖町に2024年7月17日にオープンした【中華そば 松風】さんへ。
コチラのお店は山梨県内に展開する【そだし】らを運営する「株式会社LAMUTARA」が展開する新ブランド。山梨県内のニュースでは「インバウンド層」をターゲットにするとして、少し高級なお店にしたようです。
河口湖・富士吉田方面ではインバウンド需要がかなり高まっており、駅周辺には多くの外国人観光客を見受けます。現行ある【そだし河口湖店】の売上も見る限りそだし内でトップだと思うので、その実績に肖る一面もあったかもしれません。
個人的な感想はこれまでの【そだし】の印象を変えてくれるお店だと思います!
ラーメン好きさんは一度は行っとこうな!!
店名:中華そば 松風
最寄駅:河口湖駅より徒歩22分
電話番号:0555-73-8773
営業時間:11:00~22:30
定休日:不定休
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は富士河口湖町船津。
富士急ハイランドとショッピングセンターBELLの間。横町バイパス沿いに店を構えます。
キャパとしても大きく、通りからも大きな看板が目立っています。駐車場はお店の前後に11台分の白線枠が引かれていますが、実質はもう少し多い台数駐車できそうです。
お店の入口は右の奥が正面入口となります。
和風の家紋の入ったような暖簾が日本感を演出しており外国人の目を惹きそうです。
店内に入りスグ券売機があります。ラインナップは中華そば・濃厚鶏白湯ラーメンがベーシックなラーメンメニューで、白湯はココが初めてになるのかな?ご飯類も充実しています。中華そばには金粉が乗っているとか?
券売機は100%日本語で価格帯もインバウンドターゲットと言うには余りにも安価。対インバウンド客を想定するならココから1.5倍は価格を上げる必要はあるでしょうけど、一先ずどのような客層になるのか?を様子見ているかもしれません。
客席からもインターホンがあり、そこから追加オーダーが可能。お店は地鶏料理を提供する事もコンセプトに。
店内のレイアウトは、カウンター6席・4名テーブル×2・6名テーブル×3・小上がり4名テーブル×3と家族連れ・団体など多くの人数を収容可能。
店内も綺麗で広々使えて、毎回そだしを見ていて思うが圧倒的な資金力で店を作り上げていることが分かります。
各座席には箸と蓮華が置かれるジャパニーズおもてなしスタイル。
従業員さんはオープン期間という事もありかなりたくさんいました。お店を指揮する店主さんは若くてイケメン(羽生結弦のよう)で腰も低くて礼儀正しかった。
調味料は黒七味とプッシュ型ペッパー。店内には地鶏を焼く炭焼きの良い香りが充満していました。
着丼です。
松風より販売開始した「鶏白湯ラーメン」です。
トッピングはレアチャーシュー・炙りヤングコーン・炙りししとう・レッドキャベツスプラウト。
丼は上から見下ろすと丸ではなく四角と言うデザイン性溢れるファッショナブルな丼。
レンゲは丼の淵に引っ掛けることが出来る機能性を持ち合わせている。
スープは白湯を炊き出す際の鶏特有の香り。
真っ白に泡立つスープに鶏油かと思いきやトリュフオイル。鶏の旨み・心地よい塩み・トリュフの香りが後追いで華やかさを増幅させます。薄っぺらくはなく、名の如く鶏の濃厚さを感じ取る事ができる口当たりです。
そだしの作り上げるスープとしては、この白湯が圧倒的で、失礼ながらそれ程高くは設定しなかったハードルを余裕で飛び越えていく美味しさ!
やるじゃんそだし!インバウンドじゃなくて日本のお客さんターゲットにしてよ!と言いたくなる出来栄えのスープです。
麺はいつも通り村上朝日製麺のものかな。やや中太で案外重量感あってモチっと。麺単体だけでも美味しくスープと合わせてもしっかり美味い。
ラーメンにはししとう・ヤングコーンを入れるのは斬新。チャーシューはしっとりロースの低温調理。トッピングとしてはどちらも控えめな感じ。だが特に不足は感じず色合い・香りの構成としてはラーメンに華を添えているようには見える。
美味しく頂きました。そだし運営グループの新たな一手ですが、知ってる方はそ【そだし】を一旦忘れてクリアな気持ちで訪れて欲しいです。今後にも注目です!ごちそうさまでした。