今回は特別編と言った方が適切か?
大人気の全国ラーメンチェーンの天下一品が2023年6月12日より天下一品史上最高濃度の「こってりMAX」を販売する。
その全国での販売開始を控えて、全国の特定の店舗にて前もって販売が開始された。
かつてないほどの最高濃度を誇るこってりラーメンとはいかほどのものなのか?実際に販売店舗に赴いて食すことにしました。※実際に食べたのは全国販売開始前となります。
定期的にこってり食いたくなるんやけどMAXってどんくらいやねん
訪れたのは天下一品の直営の「中野店」
今回訪れたのは全国販売を控え、前もって販売する事が決まった東京都の中野店。天下一品の直営店であり、事前販売するのは東京都内では中野店と高円寺店の2店舗のみでした。
天下一品 中野店は中野駅北口から徒歩6分の場所。中野ブロードウェイの裏手に位置します。外観は特別変わったような雰囲気は無いが、入り口横には無数の丼のオブジェのような物が飾られている個性があった。
こってりMAXの販促類
店内に入り販促類をチェック。店の入り口入ってすぐには6/1より先行販売の旨のポスターが掲示。全国で事前販売されるのは限られている。中野店での「こってりMAX」の販促類は、入口と主にメニュー表のみに乗っている形でした。
こってりMAXとは関係ないが、中野店の店内にはLUNA SEAのSUGIZO氏のサインとポスターが掲示されていて東京らしい聖地感が出ている。
LUNA SEAの創世記を見て聞いて来た身からすると、同じ空間でSUGIZO氏がこってりを食べていたのかと思うと心が躍ります。そうSUGIZO様はこの席でこってりを食べてるんです。
数多くの著名人もコチラの店にたくさん来てるんだろうな。と言うことで改めて今回のこってりMAXのメニューPOPの確認。
真っ赤な背景のメニュー表となっていて並盛りで1,210円、大盛りで1,400円と強気の価格。通常こってりより270円高い価格設定。
定食のラーメンをプラス270円でこってりMAXに変更することも可能です。(大盛りは460円)
POPからは通常こってりとの違いは分からず、着丼時に明らかになると楽しみにすることにした。
余談だが調味料類は、いつもの天下一品と同様。個人的にはラーメンダレを追加して少し濃くして食べるのが好きだな。
程なくしてお目当ての「こってりMAX」が登場となります。普通のこってりよりも少しばかり時間をかけている印象でした。
こってりMAX
着丼です。
トッピングはチャーシュー・メンマ・ネギ。
盛りは至ってシンプル。なんとなく濃厚そうな見た目だが、見ただけではどの程度のものなのかは分からず。
ビックリなのは、こってりMAXの専用丼と専用レンゲで提供されている点。社運をかけて金も掛けてるなぁと言う印象。今後全店このスタイルで行くのか?凄いぞ!
早速レンゲでスープからすくってみます。
スープは驚くほどの高粘度。ドロドロを越えてドボドボと言うような質感。液体ではあるものの、このスープは固形に近いとも表現する人がいるかもしれない。
「こってりよりもこってり」と謳われるスープは、見た目通り鶏を主体とした味の濃度も極端に強い。
コクと旨みを限界まで追求した一杯は、もはやラーメンスープとは思えない。そしてラーメンの領域を超えてくる口当たりで濃い濃い濃い!とんでもなく濃い!
麺は中細の低加水ストレートタイプ。気持ちザクッとした食感の麺に加水が抑えてあるので尋常じゃ無くスープが絡む絡む。
スープ単体でも麺と合わせても、突き抜ける鶏主体の濃密な旨みと永遠ランデブー。コレはラーメンなのか?と終始自分自身に投げかけるほどの異次元な体験をしてしまう麺とスープのコンビネーション。
チャーシューはいつもと変わらぬ薄切り豚。スープのインパクトが強烈すぎて、普通すぎる豚チャーシューは存在感的に弱く感じてしまうのは仕方ないことか。
美味しく頂きました。
天下一品の丼には「明日もお待ちしております」とメッセージが書いてあることでも有名ですが、こってりMAXには、定番のメッセージに加えて、「こってりよりこってり」と表記がありました。
トータルとしては、あまりの濃度の強さに好みも別れそうな気がしました。単純に最高峰の濃密な鶏の旨みを感じたい方には強くオススメしますが、スープっぽさがあまり無いので、ラーメンの枠を飛び越えて「まぜそば」チックに感じる所もあります。
それ故に自分であれば、やっぱり普通のこってりを頼んでしまうだろうなぁ。と思います。まぁ好みは人それぞれ。天下一品の最高濃度の一杯、一度試してみてはいかがですか?