今回は東京都墨田区緑に2025年12月8日にオープンを果たした【金の煮干】さんへ訪店。
コチラのお店は、屋号の通り日本の心『煮干しラーメン』を提供するお店。運営は恐らく中華系?台湾形?のお兄さん方がやられているようです。日本語も比較的上手で、店内では一生懸命声出しをしている頑張り屋さんが多い。
店の佇まいやお金の掛け方は、国内の個人事業主さんとは少し印象が違って、丼の刻印・店内のメニューボード・店頭メニュー看板など、ある程度お金はかけている印象で資本形ぽさを感じます。
どんな煮干しラーメンを作るのか楽しみです。

日本の人の教えがある『煮干し』なんかな?
店名:金の煮干
最寄駅:菊川駅より徒歩12分・錦糸町駅より徒歩14分
電話番号:不明
営業時間:11:00〜19:00
定休日:不定休
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は錦糸町駅と両国駅の間

お店の場所は、東京都墨田区緑。
都営新宿線菊川駅から徒歩12分、JR錦糸町駅からは徒歩14分・両国駅からは徒歩15分と、駅からのアクセスはあまりいいとは言えないエリア。位置関係的には両国駅と錦糸町駅の間あたりに位置します。
飲食店よりは住宅が多いと思えるエリアに店を構えています。
店頭にはオススメメニューの幕が掲示

看板から煮干しラーメン屋と言うことは理解できるし、店頭にもメニュー看板やオススメ商品の幕が掲げられており親切。
店の外からもなんとなく店内の客入りを確認することができます。


店頭にメニューボード。券売機は写真付きで、この辺もお客に優しい配慮。
メニュー構成は「金の煮干し」「濃厚煮干し」「濃厚つけ麺」「限定(この日は蟹煮干し)」と言う風に煮干し主体で、まぜそばもある。まぜそばは、見た目としては和え玉っぽく、和え玉のようにして頂くのもありな気がする。
メニューボードには煮干しのこだわりが書かれている。
店内はコンパクトで相席もある

店内の座席レイアウトは変則的。カウンターは2席だけ。あとはトータル10名ほど座れるテーブル席となるが、構造上相席は避けられぬ形。ラーメン屋というよりは大衆食堂のような店内。

調味料は一般的で変わった様子はない。
店員さんは3名でめちゃ気合い入ってる感じの中国 or 台湾系の方々。日本語もお上手でめちゃ一生懸命なのが伝わってくる。

着丼です。
特製の金の煮干しラーメンです。
トッピングは、チャーシュー・ハーフ味玉・刻み玉ねぎ・メンマ・あさつきなど。
スープは想像以上に美味しい!

スープはしっかり濁り、煮干しの良さがビジュアルからからも表現されたスープ。中華圏の方が作る煮干しラーメンなのかと構えてた部分があったけど、立ち上がり直感としては「美味い!」のである。
煮干し特有のクセ・えぐみも感じさせながら、コクや余韻を確かに感じさせ、レンゲでスープを運ぶ度に「美味い!」の感情スイッチを押しにくる出来栄えはなかなかお見事。
麺は細麺でやや柔らかめ

麺は細麺。
煮干しにマッチするありがちなパツパツ麺を想像していたが、パツパツはあまり感じぬ細麺。比較的柔らかさも感じ、少し意表突かれる印象。欲を言えば、スープはよく出来ているが、一体感に関しては伸び代を感じるため、麺からのスープの持ち上げがさらに良くなれば尚美味しい煮干しラーメンになりそうな気がする。
トッピングは普通に美味しい

豚チャーシューは低温調理仕様。
豚の旨みは柔らか。ラーメンの構成を崩さないようなおひとやかな味付け。

味玉はハーフカット。普通に美味しく茹で加減の良い味玉となっていた。
美味しく頂きました。なかなか美味しい煮干しラーメンで、バックに日本人の煮干しの作り手が居るのか気になる所です。ごちそうさまでした。

