今回は東京都中央区日本橋に2023年8月2日にオープンした【麺や 紀茂登(きもと)】さんへ。
コチラのお店は東京神楽坂にあるミシュラン二つ星を獲得した経歴のある高級和食店の【紀茂登】さんが営むラーメン専門店。神楽坂の店舗でもそうですが、コチラのラーメン店も完全予約制となっています。
しかも扱うラーメンのお値段は3000円を超える超高価な新時代価格。勿論素材にも相当なこだわりを見せているが、やっぱり多くの人は一杯3000円を超えるラーメンをオーダーするのは躊躇するでしょう。なので先ずは話のネタにでも一度訪店してみてはいかがでしょうか?
お店の予約は、OMAKASE・TableCheckから出来ます。(お店のHPからはTableCheckがリンク)
日本最高価格のラーメンかもしれんで!
店名:麺や 紀茂登
住所:東京都中央区日本橋茅場町1-12-6 FF日本橋茅場町 1F
最寄駅:茅場町駅3番出口より徒歩1分
電話番号:不明
営業時間:11:00〜
定休日:不定休
SNS:Instqagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は東京都中央区日本橋。
最寄駅は茅場町駅で、3番出口から徒歩1分程。
少しお高そうな焼肉屋やお魚料理店の入るビルの1階に店を構えています。
通り沿いからだとお店の入口は分かりづらいが、ビルに入居するお店の表札が記されているのでココを目印に。
お店はこのビルの1階にあるのでそのまま奥へ。
店の入り口扉横には見るからにお高そうな表札。
事前情報無しにこの表札を見たら怖気付いてしまいそうだ。
入り口前には「当店は完全予約制です」と示す案内が出されており、改めてその敷居の高さを感じさせます。祝いの花もギッシリと。
店内に入ったフロアで待機していると、店員さんが声かけてくれます。
予約名を伝えると、店内に入る前に券売機で食券購入をするよう伝えられます。
ある程度予習はしていましたが、改めて店員さんからも本日のメニューの紹介がありました。
2023年12月時点で3,500円の特製や、天然とらふぐを使用した4,500円の限定ラーメンも!店員さん曰く、人気なのはラーメンと和え麺のハーフ&ハーフとのことです。
支払いはキャッシュレス決済が可能です。
店内の雰囲気はまさに高級和食店。
大きなカウンターに少ないがテーブル席もある。
予めお盆・箸袋付きの箸・レンゲ・水が置かれ高級感を演出。
結構ラフな服装で行ってしまったが、特段浮いている感じは無かったはず…
水の入ったコップは非常に小さくお猪口状態。喉乾いていたので一気飲みしてしまい、田舎者感丸出しになってしまいましたww。
店内はその価格の高さもあるのか、満席になりそうな感じはなく、客としては悠々座ることができて窮屈感はなく快適だった。
着丼です。コレが3,500円のラーメン。
トッピングはチャーシュー・味玉・海苔・ネギ。
見た目からも高級感は感じます。
スープは気持ち濁りのある鶏魚介。
3種の鶏の出汁と天然クエ・鰹らを組み合わせた豪華スープで直感的に直ぐに感じる出汁の厚み。
そもそものクエ出汁なんて脳裏に記憶はないが、凄い事に生臭さもなく深みが強い。鶏や鰹との掛け合いもあるだろうが、兎に角複雑性があって深ウマ!ぼーとしてたら麺残してスープ完飲してしまうほどの猛烈な美味さ!これは凄い!!
麺はパスタにも使用される小麦を配合した中細ストレート麺。
滑らかでスルスルと口の中に吸い込まれると共に、スープの旨みをしっかり持ち上げている。他業種の飲食店からラーメン店に臨むと、スープも麺も美味しいが一体感に難ある店もあるが、この調和性は素晴らしい。めちゃ美味い!
チャーシューはブランド豚の東京X等を採用。
素材だけでも美味確定の豚に、麺や 紀茂登独自の仕込みを加え優しくもしっかりとした豚本来の旨みを演出。角煮のような厚いチャーシューは非常に柔らかくホロホロとろけるよう。
味玉は夢王というブランド卵を採用。特にタレなどを付けず、素材のおいしさにこだわるために塩水のみで味付けをしているらしい。確かに黄身は濃厚で美味しく、ラーメンスープの味わいを邪魔しないような配慮もされているようにも感じます。
そして何よりビックリしたのが海苔の旨さです。恐らく人生一番と言っても過言ではない美味しさで風味がエグい。銘柄を聞いたが、どうやら一般人が購入できるルートは限られている模様。
めちゃ美味しかったです。
ただ3,500円を払って頻繁に食べに来たいかと言うと難しく、特別な時に食べに来たりするのがマストだと思います。日本の賃金基準が欧米に追いつけば日常的に皆さん食べに来れそうですね。(欧米の年収は日本の約3倍です)
ごちそうさまでした。