今回は甲府市酒折にある家系ラーメンを扱う【雷家】さん。
かつては大黒家MAXさんがあった跡地に2018年3月10日にオープン。
このエリアは学生が行き来が非常に多いので、ターゲット層は恐らく若者層を中心かと思われる。
コスパも良いので来店しやすいお店。近年は店主さんがラーメン作りに更にこだわりをみせており、その味わいもオープン時よりも確実に進化している。
気軽に入れる家系ラーメン店や!
店名:雷家
最寄駅:JR酒折駅から徒歩2分
電話番号:055-231-5911
営業時間:11:00~21:30LO
定休日:月曜
SNS:Twitter
SNS:インスタ
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所はJR酒折駅徒歩2分ほど。
山梨学院大学からも近いエリアで、以前は大黒家MAXだった跡地。道路沿いであり大学生・高校生などの行き来も多い。利用者の需要は圧倒的に学生が多い印象。
店の目印は黒い貫禄ある縦看板。
駐車場は、店舗の横の脇道を入った先に案内板があるので、それに従い砂利道を進むと10台ほどは停められる駐車場があります。徒歩距離にして50〜100メートルくらい。店前は自動車の駐車スペースはなく駐輪スペースメインとなっている。
店内に入店り、まずは券売機で食券購入。
メニューはベースとなる『家系ラーメン』『塩ラーメン』『味噌ラーメン』『淡麗塩ラーメン』、そして激辛好きにはたまらない「撃㌧ラーメン」もあります。つけ麺は夏季限定かと。
もし、撃トンラーメンの二撃・惨劇を注文の方は、店員さんから一撃・二撃を食したことはありますか?の伺いが入ります。
惨劇の場合は、ギネス認定の世界一辛い唐辛子「キャロライナリーパー」など数種類の唐辛子をブレンドしたスープのようやから、命を大切にしたい人は見てみないふりをせなあかん…
嬉しいのは、家系のお供「ライス」が100円でおかわり自由となっていた点。学生の来店比率が高いだけに多くの学生さんはライスをたくさん頼む事でしょう。
店内は、シンプルながらも格好良さのある空間。
店主さんをはじめ、店員さんも元気に接客しています。店主さんが在店だとかなり接客力や対応力がアップする印象。
レイアウトはカウンター10席。4人席テーブル×3。6名は座れる大テーブルもあるがコロナ禍は減席してる可能性も。
調味料類は卓上に刻み玉ねぎ・おろしニンニクが置かれている。カウンターの裏側にも調味料類が置かれている。
水や箸もカウンター裏に取りに行くセルフサービススタイルとなっている。
麺上げはテボ。威勢のいい掛け声が店内に響く!
食器返却は自分自身でカウンター側の棚へ返却するルールが設けられていた。
着丼です。
雷家一押し「撃㌧ラーメン」の二劇です。
トッピングには鷹の爪にほぐした豚肉・もやし・海苔が乗っています。
ちなみにコチラが一撃です。
色合いやトッピングが変わってきます。
一撃は辛さ度合いはまぁまぁ控えめで、辛いの好きな人ならなんともない辛さかと思います。
スープは雷家製家系スープに辛みエッセンスが組み込まれたもの。
むせたけど、ちょっとクセになる美味しさ。
家系も辛いのも好きな人は、一撃ならマストかもしれない。
さて、、二劇です。
スープは一撃とそう大きく変わらない色合いだけど、辛さは段違いにアップ。
辛いのがまぁまぁ得意レベルの人だと結構きついかもしれません。個人的にも辛いのは好きだけど、コレはギリギリ…
麺も過度に啜らないように「お嬢様モード」で品良く食べる作戦に変更。
辛さ先行で旨味パンチが弱めに感じたので、ニンニクを入れると旨味アップです!クセになる感覚はあるけど、自分には少し辛すぎた。惨劇食べたら体のどこかしらの器官がおかしくなるぜこりゃ。。
着丼です。トッピングはチャーシュー・ほうれん草・海苔とスタンダードな家系スタンスビジュアル。
2024年6月。雷家さんが本気でラーメンの構造を改良していると聞いて上のラーメンをオーダーして食べてきました。以下のようにお店が発信したのでちょっと楽しみにしてました。
これがかつての醤油ラーメン。もうスープの色がかなり違うよね。これまでは言うなれば資本系のような見た目の家系ラーメンを提供していましたが、現在の色は茶色したスープでいかにも伝統ある家系のスタンスに見えます。
失礼ながら味わいも、どこの都道府県でもあるような資本系と似た風味のラーメンではありました。
改良を図ったスープを一口。瞬時に過去のスープとは違うことが分かりました。スープは濃いめでコールしましたが、適度な塩みと動物の旨みがバランスよく訪れ、家系らしいインパクトある旨みが脳にズドンと届くイメージ。
近年は強めの塩っぱウマイ家系が流行しているが、雷家さんはオールドスタイルの家系を思い起こさせるバランス感に長けた口当たり。『雷家やるじゃーん!』と心で呟くほどの再現性をしており、資本系でありがちなクリーミーマイルドな美味しさとは一線を画すような美味しさで構成されており感激!!
直系を意識したのならばいい方向性を示しているスープでこのまま突き進んで欲しいと感じる。
麺は中太麺で家系らしいサイズ感とムチ感が再現されている。直感的に美味いと感じるスープをしっかり絡ませズルズルすすれる麺で、スープ共々しっかり美味しいです。
今もやっているかわからないけど、店側としてはスープを飲んでもらえたら嬉しいけど、この美味しさを突き進めるならば、資本系を想像させる『まくり』システムとかは無くてもいいんじゃかないかな?とも思えます。この方向性のラーメンでブラッシュアップをかけていけば、しっかり家系好きな人の味覚に刺さっていくと思います!!美味かった!!
雷家さんは時折、家系とは全く異なる一杯を創作して提供する事がある。
この真鯛ラーメンは2023年末〜2024年初めの限定メニューとなります。
トッピングはチャーシュー・メンマ・ほうれん草・わかめ・三つ葉。
限定となる真鯛ラーメンのスープは気持ち濁りある仕様で啜ってみるとしっかりと真鯛の風味・旨みを感じる。
鯛油で鯛感を出すという簡素な感じではなく、スープの奥より真鯛を感じたので、しっかりと真鯛のアラなどから出汁を取っていると思われる。スープを注いでいる際にも店内にふんわり真鯛の香りがした。
スープ探単体で純粋に美味しく、動物とのWスープにしていると考えるが極めておいしくクセになる味わいです。
麺は中太スタイル。従来の麺と同じかな。同一杯は味のお好みは変更できない特徴がありますが、デフォで麺はやや硬め。スープはとても美味しいが、スープと麺は独立し合っていて、硬めで強い麺は繊細で香り高い真鯛スープを上手に乗せきれていない印象。求めるのは一体感!持ち上げを良くするにはアレをアレする方法が一番かな。
アレアレ言うなやww
レアチャーシューは薄切りでしっとりして美味しかった。
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コチラは夏季限定のつけ麺です。
麺側にはチャーシュー・味玉(LINEクーポン)・ほうれん草・刻みのり。つけ汁にはメンマ・チャーシューがイン。
麺のはデフォでやや硬めの食感の太麺。個人的には柔めの方が多分美味しく感じると思う。
爽快感ある食べ応えのあるつけ麺かと思いきや、豚の旨味がギンギンに効いたドロドロのつけ汁で濃厚。はねだ家のつけ麺の濃度より断然濃度が強く、夏だから爽やかに啜りたいと思う顧客心理なんて夢のまた夢。とことん雷家独自のインパクトある展開に引き込まれる!
かなりインパクトのある一杯なので、ガツンと豚の旨味や刺激が欲しい人向けなつけ麺です。
美味しくいただきました。ごちそうさまでした!