今回は中巨摩郡昭和町(甲府昭和エリア)にある【広東名菜 錦記飯店(きんきはんてん)】さんへ。
コチラのお店は創業2004年。
料理長を務める香港出身の「易」シェフは、テレ東系「浅草橋ヤング洋品店」で人気を博した伝説の中華料理人「周富徳氏」が師匠で、東京都内の中華の名店での修行経験を持ちます。
周富徳氏は、商売道具の中華鍋に乗り雪山を滑走し、弟の周富輝氏と盟友の金萬福氏は中華鍋に乗りジェットスキーをさせられるトンデモ番組でした!
あのエガちゃんもこの番組で一気にブレイクしましたね!
周富徳・周富輝・金萬福・楊天福…今でも覚えとるで。
創業からかなり時も経過し、このエリアでは有名な中華料理店になりました。
何かの投稿では「美味しいのに空いているお店」…なんて矛盾した不思議なコメントもありました。その真相をゆきはんが確かめに行ってきます!
簡単に錦記飯店の店舗紹介
店名:錦記飯店(きんきはんてん)
最寄駅:常永駅より徒歩21分
電話番号:055-275-5591
営業時間:11:00〜15:00 17:00〜22:00
定休日:水曜(祝日時営業)
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店は昭和通り沿いの田富側
お店は中巨摩郡昭和町河西。昭和通りを南下した田富に近いエリア。
お店は黄色い看板、カラフルなネオンが店周りに付けられた独特な外観。夜になればそのネオンの明かりが顕著に浮かび上がります。
外国の人はこうゆうネオン好っきゃな〜!
駐車場は店前に完備。
お店の目の前の昭和通り沿いには大きな看板でお店の位置を記しています。
ただ、夜営業になってもネオンや看板の灯りは点いてなかったので、初見さんは発見し難いかな。
なお、店頭にはお店のシェフの経歴が紹介しています。
その昔、国母の映画館「旧東宝8」や石和のマックの向かいにあった【順徳広東名菜】好きだったなぁ〜。あの店も確か周富徳系のお店だった気が…
メニュー数は相当多くて目移りしてしまう
店内に入りメニュー表をチェック。メニュー表の雰囲気は中国系の方が運営するよくある表記の仕方。ラインナップはだいぶ豊富で目移りする。中華料理店といえば、絶対チャーハンを食べたいけど、欲に任せてブクブク太りたくないので我慢してラーメンだけにフォーカス。
メニューの価格表記は税抜価格。下部には+消費税8%と、時が止まっているかの税率だったが、ちゃんと支払い時には10%の税率になっていた。
なお、毎日ランチタイムにはリーズナブルメニューが用意されており、入り口入ってスグの小さなホワイトボードに記されている。
この日のランチメニューはご覧の通り……ん、、よ、よ、読めない…「キ・ス・マ?」…ただ安い!!
誰がキス魔やねんっ!
店内は基本がテーブル席と小上がり席。カウンター席もあるけど使用してなさそう。卓上には調味料はなく、カウンターに一纏めにされていた。自由に使用してくださいパターンかな。
なお店内BGMは無く、お客さんがいないと静寂に包まれる。室内灯も気持ち暗くて、店員さんの活気もないため(接客が悪いわけではない)、何処かしら寂しさ・ひっそり感を感じてしまう。
「美味しいんだけどいつも空いている」と言われる理由がこの辺にありそうな気がするなぁ。
錦記飯店特製ラーメン
着丼です。
こちらのメニューは綿記飯店のメニューの中でも、最も一押ししているように見える逸品。
トッピングは、牛バラ・海老・キャベツ・きくらげ・ネギ・人参・もやしなど。
スープは気持ち赤みがかっており、一般的な町中華の醤油とは雰囲気が違う。
スープの内容としては動物系出汁に中華の定番調味料「XO醤」を投入したスープで、唐辛子も投入されている効果もあり、少しだけピリ辛の要素も含まれる。
ファーストコンタクトでは、インパクト弱いかな?あっさりしすぎかな?と思ったが、飲み進めるに連れて旨みと深み・コクのバランスが長けてくるように感じ、かなり美味しく感じるスープに変貌を遂げていった。
麺は中細のストレートタイプ。
町中華のありがちな麺という感じではあるが、特に何の不満もなく美味しくすすれる麺だった。
トッピング海老は、色艶が美しくプリプリで美味!中華料理では、海老や野菜炒めに対する信頼度は厚く、シャキシャキ野菜とプリプリ海老のコンビネーションが最高に良かった。
また牛バラも投入されていて、やや薬膳系の下味の感じがあったがこれぞ中華!という美味しさで満足。
特にスープの出来栄え・アイデアのレベルが高く、中華料理店のラーメンとしてはかなりハイセンスな一杯だと感じた。
桃の入った杏仁豆腐のサービスもありました。
後味スッキリ美味しいラーメンに満足です!できれば中華なのでチャーハンも食べたかったな。ごちそうさまでした。