今回は東京都中野区中野。
北海道札幌に店を構える【井さい】さんが、【井さい 東京】の屋号で都内初進出。
オープンは2023年6月18日。実はこの中野のオープンに漕ぎ着けるまでには店主さんにとっては頭の痛いトラブルがありました。本来の東京初進出の店舗は「野方」でスタートしました。しかし厨房機器などのトラブルにより営業ができなくなり、オープン早々移転を余儀なくされた経緯がありました。
そんな大変な経緯があったので、ラーメン激戦区の中野では是非とも頑張って頂きたいと思っています。
扱う一杯のオススメは「煮干しのつけ麺」です。ラーメンもありますが、より美味しく煮干しと麺を感じれるつけ麺をオススメします。
![麺じい](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2019/12/35a39bde2e78b8fe735f64eae43e5c82.png)
煮干しプンプン香るから、煮干しマニアは絶対一回は食うといてや!
簡単に井さい 東京の紹介
店名:井さい 東京
最寄駅:中野駅北口より徒歩6分
電話番号:不明
営業時間:11:00~15:00 17:00~21:00 早仕舞いあり
定休日:金曜・土曜
SNS:Twitter
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は中野駅北口から徒歩6分
![井さい 東京](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8586-scaled.jpg)
お店の場所は東京都中野区中野。
中野駅北口からは徒歩6分ほど。中野サンモールからはやや東に店を構えています。
相変わらず中野駅北口は飲食店の超激戦区。通りを歩く人口も多けりゃ店舗数もめちゃ多い。
![暖簾と提灯](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8607-scaled.jpg)
お店も多く入れ替わりも激しい中野では、暖簾や提灯もあれど大きく目立つ訳ではありません。
ただ、井さいさんにおいては暖簾や提灯の表記がシンプルでとても分かりやすい。情報量の多い通りでは、このように綺麗でシンプルな案内の方が案外目立つのかもしれない。
暖簾から店内を覗いて入店します。店内座席数が相当少ないので客入りによっては待つ事も多々あるでしょう。
メニューはシンプルにつけ麺とらーめんの2種
![券売機](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8587-2-scaled.jpg)
入店してスグ左に小型の券売機があります。
メニューは「濃厚煮干しつけ麺」と「濃厚煮干しラーメン」の2種類のみ。共に辛いメニューもあるので辛党の人には嬉しい。
![お召し上がり方](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8596-scaled.jpg)
![紙媒体のメニュー表](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8597-2-scaled.jpg)
食券を買って空いてる席に着席。
なんと座席数は壁に向かう形のカウンター4席のみ。凄い特殊な作りの店内。なかなか見ないタイプのお店だ。
待っている間は召し上がり方などの掲示物などキョロキョロ。
![卓上](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8598-2-scaled.jpg)
![調味料](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8595-2-scaled.jpg)
木のテーブルの卓上にはレモン酢・八味唐辛子・黒胡椒などがセッティング。運営は店主さんのワンオペ。調理はやや時間をかけて提供されます。
濃厚煮干しつけ麺
![濃厚煮干しつけ麺](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/ea59e1758a05d5fb36f8d84466083767-scaled.jpg)
着丼です。
シンプルな盛り付け・綺麗な麺線。美味しそうです。
麺側のトッピングは2種のチャーシュー・海苔・つけ汁側には一口チャーシュー・ネギなど。
![村上朝日製麺の太麺](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8602-2-scaled.jpg)
麺は村上朝日製麺所の太麺。冷水で締められ綺麗に麺線を整えて提供。
麺は、先ずはそのまま食べることが推奨されています。卓上のレモン酢や八味を振りかけて味の変化を楽しむのもオススメ。ただ、何故か八味が振っても容器から出なかったので八味だけ諦めました(涙)。
![つけ汁](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8601-2-scaled.jpg)
![えぐみ](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8604-3-scaled.jpg)
麺を掴んでつけ汁につけて啜る。
このつけ汁が実に素晴らしく、完全に煮干し三昧!!加減を知らぬ煮干し濃度でえぐみまで味方に付けるほどの香ばしさ感じる美味しさ。青森・千葉・長崎・鳥取・広島の各名産の個性違うに煮干しを贅沢に使用し、一滴舌につけただけでも煮干しの旨み・香りが凄い!まさに屋号の如く異彩を放つ味わい。
ある意味、煮干しの良い所・ネガティブな所がどちらも見えるので、強すぎる煮干しが苦手な人は好みにならないかもしれない。ただ、煮干しマニアの人は間違いなくそのインパクトある旨みに感動するかもしれません。
![2種のチャーシュー](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8606-2-scaled.jpg)
チャーシューは低温調理の豚肩ロースと炙りバラの2種が採用。
両方とも期待通りの旨さで満足!チャーシュー自体はやや優しめの味付けであるため、煮干し効いたつけ汁に付けてから旨み成分増幅させ頂くのがオススメ。
美味しく頂きました。ラーメンの方も気になるけど、個人的な予測ではやっぱりインパクトあるつけ麺の方が良いと思います。ごちそうさまでした。