今回は2021年10月10日に六本木にニューオープンとなった【入鹿TOKKYO(イルカトーキョー)】さんへ。
コチラのお店は2019年5月に東京都東久留米にオープンした【入鹿TOKYO】の2号店となります。
1号店のオープンから既に高い実力は魅せていたので、今回のオープンも更なる高みに辿り着いていることでしょう。
店主さんはAFURI・凪・麺屋一燈らの超人気グループ店での修行を経て、入鹿TOKYOをオープンしてきたので、これら人気店の教えはラーメン作りの土台になっていることでしょう。
久留米の1号店は非常に綺麗で洗練された一杯を作っていました。
今回も同様・より以上のクオリティを期待しています。
麺じい
簡単に入鹿TOKYO 六本木の店舗紹介
店名:入鹿TOKYO 六本木
最寄駅:六本木駅より徒歩1分
電話番号:03-5786-0029
営業時間:[火~土]11:00~15:00 18:00~21:00[日]11:00~15:00
定休日:月曜
SNS:Twitter
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は六本木駅からスグの超好立地
お店の場所は六本木駅出口7から左に出て1分以内です。
東京ミッドタウンも徒歩2分の距離にあり、日本トップクラスの家賃なんちゃう?と思えるスーパー好立地!
店舗に入る前にどんなメニューがあるのか外壁から確認できます。
鶏・豚・海老・貝の史上初のカルテットスープというフレーズが印象的です。
六本木でブレイクするラーメン店は希少なので、今後大いに期待です!
店構えもしっかり入鹿TOKYOと認識できる堂々とした佇まい。
話題性も強く六本木エリアでは相対するライバルも少なそうで、暫くは混雑が続きそう。
外待ち時は椅子4脚あり先頭から座れます。
以降(5人目以降)は道路挟んだ向かいのビジョン前のカラーコーンの後ろに並んで行きます。
場所も少し離れるので注意。
メニューはシンプルだがこだわりがエグい!
階段を下りながら入店して券売機。
メニューのラインナップは比較的シンプル。
- 柚子塩らぁ麺
- 塩らぁ麺
- ポルチーニ醤油らぁ麺
- 醤油らぁ麺
…と醤油と塩にスポットライトを当てた構成。特製仕様にすると1300円は超える価格帯。
ご飯ものも充実。テイクアウトラーメンやカツサンドの販売もあります。
多くのお客さんはラーメンとご飯ものを注文します。
店内に入ってラーメンが出来上がるまでの間、卓上の書き物に自然と目が通ります。
ラーメン作りに関する素材の説明も事細かに記載されており、店主さんの人柄と几帳面さが表れています。
当然の如く扱うラーメン類は全て無化調。
看板メニューの柚子塩・ポルチーニ醤油に関してはアクセントの説明が書かれています。
それぞれ独特の風味が楽しめます。
座席は変形カウンター8席。
照明もオシャレで店内の雰囲気は完全に高級ラーメン店の装い。
小川店主はじめ、従業員同士の雰囲気も良く接客も丁寧です。
ポルチーニ醤油らぁ麺 特製
着丼です。1号店では柚子塩を食べたので今回はポルちゃん。
トッピングは鴨チャー・豚チャー・鶏チャー・味玉・2種の鶏団子・九条ネギ。
とても美しいビジュアル!
スープは高級鶏の名古屋コーチン・鹿児島県産黒豚・伊勢海老・ムール貝4種を使用した業界初!と言うカルテットスープ。
スープの温度によって移りゆく味の変化を、巧みに計算&コントロールした作り上げた極上スープは一口啜っただけでポルチーニと出汁の深みと厚みがグググッと味覚に染み渡る。
直感的にシンプルなスープだ!と感じることはなく、いろんな素材が隠れているなぁ…と感じるホントにホントに奥深いスープです。
麺は滑らかさを感じる中太のストレート。
多少の色気を感じさせる麺で、スープとの絡みも良く、一啜り一啜りを大切にさせる魔力がある。
ラーメンのスタイルとしては六本木にマッチした高貴な味わい。
特製仕様のチャーシューは鴨・鶏・豚と3種。
鴨は低温調理後ローストしてあり、柔らかく適度な歯応えが特徴。
鶏は柚子果汁に漬け込んだ逸品で、適度な胡椒の風味が相まってマジ美味しい!
特製に含まれる鶏団子はピンクの方が海老&ナッツ。白い方がバジル&柚子。
ピンクは海老の風味が際立ち、白い方はバジルの力強さが目立ちます。
食感もコリコリで美味しいです。
味玉は超濃厚で橙色。
一般購入ができないと言うプレミアム奥久慈で濃厚過ぎて、丼やレンゲに黄身が付着するとなかなか取れないほど。
ビジュアル的に気になるのは豚チャーシューの上にあるベーコンの更に上のペースト。
コチラはトリュフとキノコの旨みを詰め込んだ森の幸ペーストが鎮座。(ブラックデュクセルソース)
風味が強く、味変材料としてスープに溶かしながら頂くと旨みブーストで変化を楽しめてとっても美味しい!
美味しく頂きました。
改めてラーメンって難しいなぁ。と思うと共にラーメンの可能性って凄いなぁ!と思わせる記憶に残る一杯でした。
恐らく今後、様々な賞レースを受賞していくであろう店だと断言します!
ごちそうさまでした。