今回は北杜市大泉町にある【食堂 一休】さんへ。
店の外観からもそれなりに歴史のある地域密着型の大衆食堂です。
とは言いつつも、観光客も訪れやすい大通り沿いなので来店客の層は幅が広そうです。
運営はベテランご夫妻。
田舎の食堂らしくほっこりする雰囲気でキャパも広いです。
初見さんも比較的肩の力を抜いて訪れる事が出来るのではないでしょうか。
ラーメンもご飯類も充実してるで
店名:食堂 一休
最寄駅:甲斐大泉駅より徒歩41分
電話番号:0551-38-4870
営業時間:11:30~13:30 17:00~19:00
定休日:月曜(祝日の場合は営業し翌日休)
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は北杜市大泉町西井出。
最寄駅は甲斐大泉駅だけど徒歩40分はかかるので現実的では無いですが、自動車利用の方は長坂ICあたりから「山梨県道8号 北杜八ヶ岳高原線」の坂道を登ってくる道沿いに店があります。
敷地も広く店構えも大きく見えます。
通り沿いからは年季の入った看板が見えますが、色褪せています。
敷地内に大きな駐車場がありますが砂利です。
駐車場が混雑して入れないことは無さそうです。
一休の暖簾を潜って店内に入ります。
入り口のガラスは磨りガラスです。
入店&着席しメニュー表を拝見。
ラインナップは麺類と定食類が主軸で、醤油・塩・味噌とあり、中でも味噌系のラインナップが多め。定食類もそれなりに充実。
初訪店では、フォロワーさんにオススメ頂いた「肉味噌ラーメン」をオーダー。
店内はカウンター席と小上がり席とあり、座席数は比較的多め。大衆食堂感が強く出ています。
調味料はまた中華テイストなラインナップ。
水とおしぼりはセルフサービスと記載があるが、各座席には既におしぼりは置いてあり、水だけ自分で取りに行くスタイル。
サーバーはトイレの入り口付近にあります。
店内を見渡すと「たばこのむな」のパワーワードのボード。レトロな表示板だと思うが、ここで「たばこは飲み物」だったのか!と人生ではじめて気付きます。
カウンターの椅子は切り株のようなどっしりとした個性的な椅子。田舎っぽさが良い風に出てる!
お店の切り盛りはベテランご夫婦。比較的穏やかで静かな時が流れていきます。
着丼です。
麺の上には聳え立つかの如く、肉味噌・白髪ネギ・糸唐辛子が積み上げられています。
ビジュアル的にも唯一無二の特徴で、同エリアには類似する一杯がないラーメンとなっています。
肉味噌はかなりきめの細かい物。
スープは味噌ベースでラー油状の辛み成分が浮遊しているように見受けられます。
口当たりは最初の段階でクリーミーで飲みやすい。辛み成分が見えたり糸唐辛子がある関係で、結構ピリ辛なのかな?とも感じたが、少しばかりの辛みのパンチがあるスープです。
味噌由来のコクは比較的柔かで、さっぱり頂く事が出来る。
麺はもっちりとした中太麺で、味噌ラーメンに相応しい食感と太さ。
そのモチモチとした食感の麺が、柔らかな旨みの味噌と肉味噌を掛け合わせて美味しく啜れます。
食べ方としては、白髪ネギと糸唐辛子・肉味噌を少しずつ麺と共に取り啜っていくのがスタンダードな食べ方だと思われます。
後半は辛み成分が際立ってきて、毛穴からじわりじわりと汗が噴き出す感覚で美味しく完食しました。
穴あきスプーンがあれば最高でした!ごちそうさまでした。