今回は中巨摩郡甲府昭和のラーメンを喰らいに焼鳥居酒屋さんへ!お店の名前は「炭で焼くうまい串処 兵八」。
夜は焼鳥居酒屋なんだけど、昼間はラーメンを提供するお店なのです。
山梨県内のテレビでも取り上げられてたようです。
個人的には出汁のことよく分かっている【うどん・そば店】、肉のことよく分かっている【焼肉・串焼き屋・焼鳥屋】は是非ともラーメン作ってほしいと思い続けています。
兵八さんは串焼き&焼鳥なので「鶏白湯」らをメインとしたラーメンを作り、お昼に提供しています。鶏のプロの鶏白湯…めっちゃ楽しみです!
旨味だらけの鶏白湯喰いたいで〜!
店名:炭で焼くうまい串処 兵八
最寄駅:常永駅から徒歩15分
電話番号:055-268-5885
営業時間:11:00〜14:30LO 17:00~23:30LO
定休日:第2 第3水曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は、甲府昭和の県道3号身延道沿い。
甲府駅方面から行くならば「山さんラーメン」を通り過ぎて車で1分の場所にあるお店。
ランチタイムは「鶏白湯ラーメン」の幟が立っています。ちなみに食べログではランチタイム営業の案内が乗ってなかったけど2024年現在もランチタイム営業やっているよね!?
駐車場は店前に砂利駐車場が完備。
店頭にはオススメメニューなのか「鶏白湯塩ラーメン」と「鶏油そば」の写真が掲示されている。
それでは扉を開けて入店!
店内に入店すると居酒屋使用のためゆっくりできそうなテーブル席や座敷席があるのを確認できた。
ランチタイムのおひとりさまにもありがたいカウンター席も広めに4名分用意があった。
メニューは鶏白湯一本勝負かと思いきや、案外品数豊富で麺メニューが6品ある。
【白湯・淡麗・油そば・旨辛】と、レパートリーとしては飽きの来なそうな構成。
さすが焼鳥専門店!鶏だらけ!
夜営業のメニューには『鶏白湯』ないねんけど、言えば作ってくれるで!
卓上にはレモンご要望の方はスタッフまでとご案内。
折角だから白湯を頼んで一緒にレモンもオーダー。一絞りできるくらいのレモンを貰えまっせ。
カウンターテーブルは比較的広くて快適。
卓上には普通の調味料類が置かれてます。
往訪当時、店内は全然混雑してなかったけどラーメン作りは結構丁寧にやっている印象。着丼までにまぁまぁ時間はかかった印象。
着丼です。
トッピングは豚&鶏チャーシュー・葉ネギ・カットなると・フライドオニオン・海苔・赤いのはカイエンペッパーかな?
一面真っ白なスープが特徴です。
スープにはカイエンペッパーのような粉末がかけられ、一面白い泡のベールに包まれている。
この謎のスープはブレンダーによりスープを泡立てる一手間があるから。
2016年あたりから、泡系ラーメンという系統が関西方面から増えてきたが、山梨での前例としては富士吉田の【麺喰処じゃジャ旨】の『牡蠣泡らーめん』や【鶏そばAkari】の『鶏白湯らぁめん』が挙げられる。
まるでカプチーノのような汁面の口当たりはフワフワと柔らかく、更に下の層の色濃い醤油スープのゾーンまですくえば、本格的にこのスープの内面を捉えることができる。
鶏のガラらを長時間炊き、旨味抽出した出汁に醤油のかえしが合わさったスープは、強めのコク&強めの醤油で旨味の強さやインパクトは抜群!結構醤油の力強さが顕著で、舌先にストレートに与える旨味と塩気のインパクトはなかなか驚きモノ。
繊細さを感じるスープとは逆を行く口当たりで味が強く、流石鶏のプロと言う印象で押さえるべき所を抑えた一杯。
麺は中細のストレート麺。
やや加水率は中くらいと言う印象で、ほんのりとろみを帯びたスープ故に麺との絡みもしっかりしている。
強い個性を持っているような麺ではないが、なかなか食べ応えもありスープ共々美味しい!
チャーシューは豚と鶏が入っている。
流石焼鳥屋さんと言うべきか、良くも悪くもチャーシューのレベルが格段に違う!
正直豚は普通だが、鶏はスッと歯が入って柔らかくて美味い!
鶏チャーだけでもええんちゃう!?
終盤にはとろみある濃度抜群のスープに別添えのレモン果汁を加えて味変!
もちろん酸味アップで爽やかなテイストに早変わり。美味しく頂けました。
勿論、お酢でも相性良さそう。
おまけの鳥の唐揚げ180円。
結構デカい唐揚げは、揚げたてで衣がカリッとサクッとしてて軽い食感。
中の鶏肉はジューシーでめちゃ美味い!
いくらでも食えるやつや!
美味しく頂きました。クオリティ・価格総じて十分素晴らしいと思える一杯です。
もっと世の焼鳥屋さんはラーメンチャレンジして下さい。ごちそうさまでした。