今回は富士吉田市上暮地にあるラーメン屋さんの【団地ラーメン】さんへ訪店。
コチラのお店はかなりインパクトある屋号だが、その名の通り団地の中にひっそり店を構える知る人ぞ知るラーメン店となります。
個人的にも通算3度ほど店前まで来て振られている相性の悪い店。盆地方面からコチラ富士吉田の端の方まで来るのに結構遠いので、フラれるとかなりショックなのです。その分営業してると分かるとめちゃ嬉しい!
初見さんは必ず入るのに緊張するんやで!
店名:団地ラーメン
最寄駅:富士急行線寿駅より徒歩3分
電話番号:0555-23-9271
営業時間:11:00〜14:00 17:00〜20:00
定休日:月曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は富士吉田市上暮地。
富士急行線寿駅から徒歩3分、富士吉田西桂スマートICまで車で2分ほどの位置関係。
そしてその具体的な場所は、思いっきり団地が立ち並ぶ敷地の中になります。ナビに従い団地の敷地方面に入ると本当に道合ってるの?と思える不安感に見舞われます。
まず事前情報なしに、この店には辿り着けない部門山梨県ナンバーワンではなかろうか。店を見つけても営業しているのかよく分からない。
恐らく営業中の合図は入口上の電球の点灯かな?と思えました。「団地ラーメン」の看板を見つけた際にはとてもホッとした記憶があります。
駐車場は、店の隣の砂利凸凹の空き地が駐車スペースとなっています。改めて周りを見渡すと団地ばかり。よくこんな場所にラーメン屋建てたよ!なお、店の入り口は右左野2つあり、どちらからででも入れるが、多くの方は右側から入っていた。
店内に入り好きな席に着席。メニューは壁に文字媒体で貼り出してあります。何がオススメなのかもよく分からないがネット情報だと、味噌系・焼肉丼が美味しいみたい。それにしても安いなぁ。
壁には全国ラーメン等加盟の証明書が掲示。同党会長は木久蔵ラーメンでお馴染みの、あの林家木久蔵氏(現 林家木久扇氏)。
木久蔵ラーメンなんてめちゃ久々に聞いたで!
調味料類は胡椒・醤油・お酢・ラー油・豆板醤。お店は大将ご夫婦とお姉様の3名体制。厨房が奥まった場所にあり、お客さんはその様子は見ることは出来ないが音だけは聞こえる。
雰囲気は完全に昔の食堂。客層もオッチャンが多いイメージ。新規顧客はなかなか来なそう。
着丼です。ねぎみそ 半チャン。恐らくこの店でトップクラスに人気だと思われます。2024年末現在で、ラーメンに炒飯付いて880円は破格。さらには僅かながら漬物も付いています。
まずは、ねぎみそラーメン。トッピングはシャキシャキのネギと細切りの豚肉オンリー。
スープの色合いは味噌としては色濃く不思議なビジュアル。醤油色とチョコレートの間を取ったような色彩。そんなスープは、これまた何とも不思議な味わい。単刀直入に言うならば、味噌ラーメンと言うよりは味噌風ラーメンという印象。
感覚的には、万人が想定する味噌のコク・風味とは異なり、味噌特有のコクは抑えめでほんのり味噌の香りがやってくるイメージ。色は濃いがスープの濃度は意外にも抑えめな口当たりとなります。
情報によると麺は自家製麺のようです。確かに市販麺では感じたことのない質感です。加水は抑えめでやや太め。ボソボソ&ザラザラとした蕎麦の表面質感にも似た感触。これまた不思議な質感の麺なんです。
みそラーメンとしてはかなり優しいコクですが、案外卓上の豆板醤(辛味噌)がこのラーメンと相性が良く、一定のコク感までグッと高めてくれます。
麺上に乗るネギはシャキシャキでチャーシューは細切り豚。ケチケチしたトッピングではなく、しっかり量が乗っていて麺と共に楽しめます。
スープを飲み進めれば、どんぶりに書かれた屋号が見えるようになり昭和感を感じます。
半チャーハンは、ふんわりパラリとした質感のお米が美味しく、夢中で頬張ってしまう美味しさでした。あっさりな方向性ですが、旨みしっかりのチャーハンで普通盛りでも良かったくらい。
いつまでもリーズナブルで、地域に愛される店として頑張って欲しいです。ごちそうさまでした。