今回は甲府市上今井町に2023年7月9日に新規オープンとなった【東京豚骨ラーメン ばんから 甲府南店】へ。
山梨県では甲斐市に同グループのお店が古くからあるので、比較的知名度の高いお店として知れ渡っている事でしょう。
山梨では知名度のあるばんからですが、チェーン展開をする規模の大きなグループではあるものの、展開店舗は東京をはじめとした関東エリア・福島・山梨・静岡・福岡など、出店していない都道府県の方が圧倒的に多いのです。
近年は新宿三丁目エリアに高級志向のばんからをオープンするなど、営業の展開に変化を加えて来ています。個人的にも2度行こうとして結局行けずじまいです。
![麺じい](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2019/12/35a39bde2e78b8fe735f64eae43e5c82.png)
はよいけや
俺ラーでは、基本的に大型のチェーン展開の店は記事にはしないですが、折角の新店舗で読み手の需要もありそうなので書いてみることにします。
簡単にばんからの紹介
店名:東京豚骨ラーメン ばんから 甲府南店
最寄駅:甲斐住吉駅より徒歩23分
電話番号:055-242-7881
営業時間:11:00~23:30LO
定休日:無休
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は甲府市上今井の伊予製麺跡地
![東京豚骨ラーメン ばんから 甲府南店](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8731-scaled.jpg)
![カラオケBOXと併設](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/decb097f117eaf9ba340d3fcc3594bd4-scaled.jpg)
ばんから甲府南店の場所は甲府市上今井。
平和通り沿いで車の通行も多いエリアで、かつてあったセルフサービスのうどん屋さん「伊予製麺」があった場所にリフォームをかけてオープンした形となります。
![大きな看板が設置](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_87481-scaled.jpg)
![駐車場](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_87501-scaled.jpg)
通り沿いからはよく見える大型看板が設置されており、しっかりこの辺のハードにお金をかけている印象です。
隣のカラオケBOXの案内看板まで、ばんからが費用受け持ってるとしたら…凄いなばんから。
駐車場は店前にカラオケBOXと共用駐車場が多数あります。
![](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8732-scaled.jpg)
店の入り口にはオススメとなる2大看板メニューのポスターが設置。
さぁいざ店内へ。
背脂豚骨を主体としたメニューが並ぶ
![写真付きのメニュー](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_87461-scaled.jpg)
![券売機](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8733-scaled.jpg)
店内に入りスグに券売機があります。
券売機の周りには大きく写真付きのメニューが掲示してあり、とても親切で分かりやすい。
メニューはどこのばんからとも変わらないメニュー構成。お目当ての「とろみばんから」……。え、無いじゃん!いやーマジかー。25歳くらいの時に富士宮のばんからでしょっちゅう食べてた「とろみばんから」が無いなんて…
仕方なくばんからの代名詞「角煮ばんから」を選択しました。…後に分かるのだが、とろみはあります。どうやらオープン時の不手際で券売機にメニューがセットされていなかったらしい…
![紙媒体のメニュー表](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/image.jpg)
座席に案内されメニュー表をチェック。
ほら、とろみあるでしょ。(ここで券売機とメニュー表の矛盾に気付いたが時すでに遅し)
![ばんからのこだわり](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8744-scaled.jpg)
メニュー表にはばんからのこだわりがギッシリ記載されている。ばんからラーメンは様々メニューがあるが基本的には背脂豚骨が主体となったラーメンです。
ばんからの名前の由来は、「蛮カラ」から来ているようだ。そもそも「蛮カラ」は「ハイカラ」に対する皮肉に値する言葉で、時には粗暴に見えることもあるが、中身はしっかりとした人を指す言葉として使われる。流行りに左右されず一本筋の通った味を食べ続けてもらいたいと言う願いから【ばんから】とついたようだ。
![ポイントカード](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8735-2-scaled.jpg)
![2回目の来店から味玉トッピングサービス](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8734-2-scaled.jpg)
ポイントカードもあります。2回目の来店から味玉トッピングサービスが受けれます。何度も来つもりのある人は是非持って帰りましょう。
![卓上調味料](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8737-scaled.jpg)
![ニンニクプレス](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_87361-scaled.jpg)
店内はかなり広くカウンターからテーブル席まで座席数はかなり豊富。おひとりさま、友達、家族連れ、団体まで幅広い需要に応えられる。
また、ばんからと言えば「ニンニク」を専用のプレス機でクラッシュしてパンチを効かせる食べ方も大人気。ニンニクをしっかりプレスして、明日への英気を養おう!
角煮ばんから
![角煮ばんから](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/8584b439bf273346f516483eacd89653-scaled.jpg)
着丼です。
ばんからオススメの一杯。角煮ばんからです。
トッピングは角煮チャーシュー・海苔・メンマ。角煮の他にもバラチャーシューが乗ります。
物価高の現代ではあるが、1,200円の価格ほどのビジュアルには見えず残念な気持ち。盛り付けにも企業としての頑張りを見せてほしいなぁ。個人店の方が断然頑張ってるようには見えてしまう。
![背脂纏うスープ](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_87401-scaled.jpg)
スープは背脂入る豚骨醤油。
豚骨の旨みがまったりと広がり、直感的な印象はマイルドで甘い。醤油の香ばしさや鋭さは強くは無いため、豚骨のまろやかな旨みが先行して味を構成する。
勿論背脂効果でコクや甘みの増幅効果は得られるが、インパクト・パンチ・鋭さという観点では、プレスニンニクを入れない限りは弱いかなと言う印象。
![麺は高加水のモチモチ麺](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_8741-scaled.jpg)
麺は高加水で、敢えて柔めに茹でることを狙いとしている模様。近年、私ゆきはんは柔らかめの麺に興味を強く持っているので少しばかり嬉しい。
気持ちモチモチした食感があり、豚の旨み効いたスープとの相性は良いです。
![柔らかな角煮](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_87421-scaled.jpg)
![メンマ](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_87431-scaled.jpg)
角煮を選択すると、柔らかく適度な厚みの角煮がドンと乗ります。スープもしっかり吸い込んで旨みがしっかり乗った角煮はそりゃ美味いよ!長年ばんからの代名詞となっている角煮は食べる価値ありです。
美味しく頂きました。店舗も大きく通し営業なので、どんな時にも気軽に行けるのが最も嬉しくありがたいポイント。
とろみばんから
![](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_12391-scaled.jpg)
コチラはゆきはんが25歳くらいの時に大ハマりした「とろみばんから」。富士宮のばんからでしょっちゅう食べてました。
スープ表面にはギタギタ背脂まとい、スープ内部はトロッとした質感でスープが麺に猛烈に絡みます。
ニンニク・紅生姜はマストで合ってクセになる美味しさ。気のせいかもしれないけど、昔より甘くなったような気がする。
美味しく頂きました。ごちそうさまでした。