あら井商店@新江古田駅
今回は中野区、新江古田駅最寄りの「あら井商店」さん。
オープンは2020年11月2日。
密かに話題の小さなお店です。
お店は店主さんのワンオペでこじんまりとしていてたった6席だけのお店。
そして場所も完全に住宅地という事で、地元の方やラーメン好きしか味わうことのできないであろうお店なのです。
巷の評判としてもクオリティが高くオススメできるお店!という声が多く、ラーメン好きとしては一杯食っとかんとな。という思いです。
麺じい
簡単に店舗紹介
店名:あら井商店
最寄駅:新江古田駅より徒歩7分
電話番号:不明
営業時間:11:30~13:30 17:00~20:00(夜営業はしない場合もある)
定休日:日曜・祝日
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は富士吉田市の緑ヶ丘の五月橋の隣
場所は、東京都中野区の新江古田駅南口より徒歩7分ほどの住宅地。
本当にガッツリ住宅地です。
冒頭でも記載した通り、地元の人かこのお店を求めてきた人くらいしかお目にかかれないであろうお店なのです。
周りを見渡すとご覧の通り住宅地。
とは言っても、入口は一般的な飲食店・ラーメンとも遜色ない感じで入りやすくもあります。
入口前にはメニュー表の掲示もあり、どんな店なんだろうなぁ?という疑問もクリアになるでしょう。
それにしてもこのご時世でこの価格帯はかなりリーズナブルです。
それでは入り口の引き戸を開けて店内に入りましょう。
店内は狭めだけど居心地はかなり良い
店内には小さいながらもしっかりとした券売機が完備。
メニュー構成は中華そばをメインにつけそば・まぜそばもあり価格も非常にリーズナブル。
店主さん直々に打つ手打ち麺も特徴の一つで、様々な手間がかかっていることも伺え、きっと美味しいであろう一杯を前にコスパは優秀すぎることが理解できます。
上述の通り麺は手打ちのため1日に打てる麺の限度(約30杯分)があります。
故に早期の売り切れ閉店もあるようです。
また夜営業は昼間の混雑具合よって営業できるかが左右されます。
昼間が混雑し規定杯数売れてしまえば夜営業は出来ません。
逆に昼営業が空いていれば、夜の部が問題無く営業できるようです。
夜の部がやっているかどうかは、現状店前に行かないと分からないという事になります。
麺じい
店主さんの修行先は幾つかあるものの完全非公開。
全ての工程を店主一人でこだわってやっていますが、この住宅地という決して好立地とは言えない場所に店を構えたのもゆっくりと丁寧に好きなラーメンをやっていきたいという思いがあるからでしょう。
また店主さんはコミュニケーション能力が長けており、非常に親切で感じの良い方というのが少し話しただけで分かりました。
卓上調味料は特に大きな特徴はありません。
店内はカウンター席のみの6席、白と木の温かみを主体とした明るく清潔感ある店づくりで、女性の方にも好まれそうな雰囲気です。
ラーメンは1ロット2名分ほどのスピードで丁寧に作られていきます。
中華そば
【中華そば 700円】
着丼です。
中華そばと味玉(+100円)の組み合わせです。
トッピングは2種チャーシュー・味玉・メンマ・海苔・ネギとスタンダード。
ビジュアルとしてもシンプルで美しい。
スープは豚鶏のべースとなる動物系に煮干しを中心とした魚介・乾物を合わせたものかな。
香り高いというわけではないが、気を衒うことのないバランス感覚に秀でた味わい。
後味には煮干しの風味が鼻を抜け、淡く優しい旨味と後半にかけて香る煮干しの香りの構成が素晴らしい。
スープの完成度は優しい中華そばの見本のような味わいで、出汁と醤油のバランスも天下一品です。
麺は自家製の中細ストレート。
使用小麦は日清製粉「旭」と二郎でも多用される「オーション」ブレンド。
このような中華そばではあまり聞かないオーション粉だが、気持ちざらつきを感じる舌触りと軽いモチ感を感じる麺で非常に美味しい!
チャーシューは低温調理の豚と鶏。
豚はコリっとした食感が良く、鶏はしっとり感。
特に豚の方が印象的で美味しい。
味玉はプリッとした白身の食感が心地よく普通に旨い。
メンマも弱コリな印象の歯触りで、バランスも良し。
全般的にみてもコチラの中華そばは、スープ&麺&トッピングのバランス感が優れていて良い意味で突出するような個性を抑えているように感じます。
この一杯が一つの芸術的作品の如く綺麗にまとまっていて美味しかったです。
これからもマイペースに頑張ってほしいですね。ごちそうさまでした。