今回は、東京都大田区南蒲田に2025年12月23日オープンした【麺屋 梅ノ木 蒲田店】さんへ。
コチラのお店は山梨県小菅村にある人気店【麺屋 梅ノ木】の東京初進出店舗となります。兼ねてから海外進出を目指していた和食料理人でもある梅ノ木の鈴木店主ですが、その夢は諦めずに先に国内店舗拡大を考えていたようです。
小菅村が多摩川の上流、大田区が多摩川の下流ということで、河川の流れから小菅と蒲田に関連性を持たせた上でのオープン。また今後の店舗展開もオフレコだが示唆されていた。
そんな梅ノ木さんの都内初出店は、ここの店だがからできるこだわりもあるらしい。詳しくは以下詳細をご覧頂きたい!

こだわりの味噌ラーメンが食えるんやで!
店名:麺屋 梅ノ木 蒲田店
最寄駅:京急蒲田駅より徒歩3分
電話番号:不明
営業時間:11:00〜15:00 17:00〜22:00
定休日:不明
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
店の場所は京急蒲田駅が最寄り

お店の場所は、東京都大田区南蒲田。
最寄り駅は京急蒲田駅で徒歩3分ほど。JR蒲田駅の方からは東口から徒歩13分と歩くことになる。国道15号の第一京浜沿いに店を構えている。

店頭に掲げられた看板はかなり大きく、遠くからでも目立つ。看板に記載のある文章を読み解くと、糀谷三郎右衛門と言う天保10年創業の味噌蔵と契約をしており、流通量の多くない同味噌を扱ったラーメンを作るらしい。
今後、もし他の場所にも店舗展開をするようであれば、その土地の味噌蔵の味噌を使ったラーメンを作っていきたいと鈴木店主。
祝いの花も届けられていた


グランドオープン時は、店頭に祝いの花が届けられていた。特筆する部分は麺を扱う菅野製麺所。
なお、店内の空間は広くは無いため、満席時は外で待つことになる。
ラーメンは味噌と辛味噌味がベース


店内に入ると、タッチパネル式券売機がある。メニュー内容は、味噌ラーメンと辛味噌ラーメン。同様の味付けでまぜそばもある。

ご飯類のメニューも用意されていた。
おそらく小菅と同じタイプの券売機だったと思うが、券売機にメニューの写真はついていない。もしかしたら今後付くかもしれないが、写真があったほうが選択はしやすそうだ。
店内は狭いが雰囲気の良い和の空間

食券を買って座席に客席。店内の座席は、カウンター合計9席と4名テーブル席があった。店内空間は狭めで人同士のすれ違いはできない。

店内では、久々に鈴木店主とお会いし挨拶してから雑談を少々。蒲田店の店主さんは、オープン直前に怪我を負ってしまい、現場に戻るようになるまでは、おそらく鈴木店主が切り盛りするようだ。
店員さんは3名オペレーションだった。皆さん、温かい接客でアットホーム感もあった。ラーメンの調理時間も比較的早めだった。

着丼です。
まぜそばをオーダーしようと思ったけど、外の寒さに思わず辛味噌ラーメンボタンを押していた。トッピングは、豚&鶏チャーシュー・味玉・青菜・メンマ・焼きネギ。
スープは希少な糀谷三郎右衛門の味噌

スープの製法は小菅と変わらないが、糀谷三郎右衛門の昔味噌を使ったスープは蒲田店独自。東京唯一の味噌蔵の辛味噌スープは、どこか高級感があり体の芯からジワジワ温まる味わい。唐辛子が辛さを手助けしている。
一般的な味噌ラーメンとは明らかに違う、奥の深い味噌は高級料亭の料理にもあしらわれそうな品とコク溢れる物。とても美味しいスープとなっています。
麺は菅野製麺所の中細麺

麺は菅野製麺所の中細ストレート麺。
モチモチ感と良いコシが表れる麺で、コク深いスープの持ち上げもしっかりとしている。流石菅野製麺所の麺は万能である。
抜かりないトッピング類


豚のチャーシューは炙りを入れ、噛み締めることで香ばしさが鼻に抜けて心地よい。肉の弾力もしっかりしていてなおかつ柔らかい。
鶏チャーシューも弾力が特徴的でシンプルながらもとても美味しい。トッピング一品一品の工夫も抜かりない部分は、流石は和食料理人だなと感じさせる。


その他味玉や香ばしい焼きネギもしっかり素材の旨みや甘みが引き立っておりとても美味しかった。梅ノ木東京進出の新フェーズ。山梨県出身であるボクも強く応援したいです。ごちそうさまでした。

