今回は東京都八王子市明神町に2025年10月6日にオープンとなった【中華そば 炎(ほむら)】さんへ訪店。
コチラのお店は、八王子で激アツな人気店【中華そば 鴨福】のセカンドブランド店。現在の鴨福は2024年5月にオープンした鴨を主役としたラーメン店で、その高い技術によりあっという間に百名店を受賞!食べログ評価点が2025年10月現在3.95点で日本ラーメンランキング8位に君臨する超名店に成り上がっています。
そんな鴨福のセカンドブランドの新たな一手。非常に今後も楽しみです。

事前期待値は今シーズントップクラスや!
店名:中華そば 炎
最寄駅:京王八王子駅より徒歩8分
電話番号:不明
営業時間:11:00〜15:00 17:00〜20:00
定休日:不定休
SNS:X
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は京王八王子駅より徒歩8分ほどの距離の北大通り沿い

お店の場所は東京都八王子市明神町。
最寄駅は京王八王子駅で徒歩8分ほど。JR八王子駅からだと徒歩12分ほどと暫し歩く事になります。八王子簡易裁判所・AOI八王子病院・明神公園の北側。北大通りに面していています。
お店の外観は横長で黒色の佇まい。恐らく今後も店前に並びの列が作られると思うが、車に乗る人からもよく見えて良い広告効果になりそう。
駐車場について
駐車場については、自動車・自転車共にありません。路駐もご遠慮願います。との事なので、公共交通機関を使用するか、近隣パーキングの使用が推奨されます。以前からのお店は路駐めっちゃあったみたいなので、何もなければいいが。

並び方やルール
開店前・店内満席時の並び方は店の入り口から東側に伸びる形。並ぶ南側に建物があるため、夏など暑い時期には直射日光を浴びずに済むのはありがたい。オープンに際して店頭で説明があったのは、外並びの際は店の入り口2ヶ所あるので、どちらも人が出入り出来るようスペースを空けておく事。
また両替は難しいケースがあるので、予め1000円札は用意して欲しい旨のお願いがありました。

なお、グランドオープン初日はオープン直前になり、券売機と茹で麺機が動かないのでオープン遅れますとの非情宣告。そう言えば鴨福も券売機動かないとかあったなぁ。設備面も見事に伝統を引き継いでいるのかw
そして42分遅れのグランドオープン。時間なくて複数名帰った人いたけど、待ってた人は皆温かい気持ちで待ってたみたいだ。
メニューラインナップ


高額紙幣の使えない券売機は、外の入り口横に設置してある。基本的なメニューのラインナップは、醤油・塩・辛中華そばとなるが、オープン期間は辛中華そばのみ未販売。ご飯物もイベリコ豚丼ととろ肉丼があり、とろ肉丼が未販売。
今のところ(オープン期間)食券購入タイミングは、お店の方の指示に従って購入すれば良いと思います。おそらく今後は位置的に食券先買い制度になるかもしれません。
魅惑のカウンター席

店内には横長のカウンター12席が広がります。それに伴い厨房も横に長い。カウンター席と厨房は距離感が近く、仕切り等が無いシームレスな環境。故にライブキッチンの如く調理風景を拝むことができる。

お店のひと工夫が光ったのは、カウンターの卓上。一見、和紙と組子細工調のランチョンシートが敷かれているように見えたが、実はテーブルに段差なく埋め込まれた行灯風の光る組子細工。下からやわらかく光が漏れ、和の趣とモダンさを兼ね備えた魅惑なデザインで驚いた。

店内の雰囲気と店員さんの接客
卓上調味料は一切置いていない。BGMはメロウなジャパンソウルインスト。
従業員さんは皆揃って丁寧で親切。グランドオープンがかなり遅れたわずかなフラストレーションも、この接客で少しは緩和された。
ちなみにオープン初日は、某有名ラーメン番組が事前取材に訪れて撮影をしていた。私ゆきはんは、例のごとく、顔出しNGと伝えさせていただいたww。

着丼です。
特製中華そば 醤油をオーダー。ラーメン側の丼にもしっかりトッピングが載っていますが、さらに別々でもトッピングが追加。
麺側には、ワンタン・鶏チャーシュー・豚チャーシュー・アーリーレッド・カイワレ・ネギ。別皿には、大根おろし付き出汁巻き卵・メンマ・追いイベリコ豚・鴨肉と豪華絢爛。
スープは後の引きの良い仕様

色濃い醤油スープは動物系の厚み感じる醤油で、後引くコクやインパクトは控えめ。口当たりとしては厚み深み感じる現代のクオリティ高いスープのスタート。しかし、後半に残る要素はかなり抑えめで潔く、そして儚く消え去る。
良く言えば極めて上品、裏を返すなら優しい。香ばしい醤油の風味も相まって美味しく、中高年層や女性の方など比較的ジャンクな物を好まない人に激刺さりしそうな美味しさです。

麺は極太の手もみ麺。茹で前でしっかり両手で揉み込み茹で上げた太い現代のトレンドなる麺です。
太い麺が一人歩きしそうにも見えるが、ここはちゃんとスープを持ち上げて美味い!歯応えもなかなか強いため、顎が疲れる人もいそうだが、その分コシがかなり凄い。

ワクワクしてしまう豪華トッピングは、先ずは麺側から頂く。ワンタンはなくワンタンで、ツルツルした皮も食感良く美味しい!

鶏チャーシューは厚みあり美味く、豚バラは恐らくイベリコ豚かな?もう旨みの塊でトロトロとろけて甘くて人間ダメになりそうなくらい美味い!立っていたら膝から崩れ落ちそうだ…

別皿の大根おろし入り出汁巻き卵はしっとりお上品な美味しさ。メンマは味付け濃いめでビールにも合いそう!

そして別皿で更なる豚肉・鴨肉まで入ります。豚はイベリコ??タレが付いているので、そのままでもスープに浸けても悶絶急に美味い!吊るし焼きしてるか不明だが、風味が良くて兎に角美味すぎる!語彙力ぶっ飛ぶほどの肉パラダイスは、是非とも特製仕様にしたり、ご飯物として頼んで楽しんでもらいたい。
そして、全てを頂いた上で気付いたこと。比較的スープは穏やかで醤油の香ばしさがあるが引きが良い。これは恐らく甘くて美味い豚の旨み・甘み・脂が関係してそうな気がする。豚のインパクトが強いので、それを考慮したスープ構成なのかもな…と。そう考えると「流石だな!炎よ」と都合よく自己完結できた。
個人的にはラーメンだけ見たら鴨福の方が良い気がしたが、きっとまだまだブラッシュアップすると思うし、今後の変貌にも大いに期待せざるを得ないお店でした。
正直オープン準備グダグダでしたが、ラーメンは本当にお見事でした。今後にも期待です!ごちそうさまでした。