今回は富士吉田市松山にある老舗本格中国料理の【中国料理 蓮】さんへ。
コチラのお店は創業1987年。前身にあたる【文化飯店】からの流れを汲むお店となるようです。【蓮】とは「ハス」の事。泥沼から綺麗な大輪の花を咲かせて、強く逞しく成長するハスの様をお店にイメージして屋号にあてました。
ここ富士吉田エリアでは言わずと知れた名店で、店内が混み合う日々が続いている中華店となっています。

2回入れなくて3度目の正直で行ってみたんや!
店名:中国料理 蓮
最寄駅:富士山駅より徒歩24分
電話番号:0555-22-2634
営業時間:11:30〜13:00 17:30〜20:30
定休日:月曜・火曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
蓮は富士吉田市松山のなだらかな上り坂にある

お店の場所は富士吉田市松山。
交通量の多い横町バイパスからは道が逸れ、昭和大学通りのなだらかな上り坂の途中にお店はあります。お店自体も少し引っ込んでいるので、油断をしていると通り過ぎてしまう可能性も!
駐車場も完備

通りから見える比較的大きな看板が見えたら、敷地内に入り駐車場を確保。
店の周りには駐車スペースが10台程確保されています。ランチタイムに店内も駐車場も満席・満車になることも多いので、タイミングが悪いと入れない時もあります。


メニューは厳選されている印象でどれも美味しそう

メニュー内容は、グランドメニューに加えて季節のメニューも入ったりします。
麺類のメニューは、中華らしく担々麺が主軸になるのかな。その他五目そば、ねぎラーメン、とり肉そば、エビそばなど品数はそれほど多くないが、厳選されておりどれも美味しそう。
上の他のメニューについてはスライドできます。ディナーの麺類メニューもほぼ同じ構成です。
店内はコテコテの町中華の雰囲気ではない

店内の雰囲気はコテコテの町中華の方向性ではなく、幾らかヨーロピアン風と言うか、気品と落ち着きある雰囲気。
特選中国茶にもこだわっているようで、店内には様々な茶葉が保管してあった。
お店の厨房は奥まっている所にあり窺うことができないが、ホールのお母様方は大変品がありエレガントとな印象。とても親切で丁寧。お客さんを大切にしていように見受けられます。そんなお客さんの層も、たまたまかもしれないが上品に見えるお姉さまが多い。需要と供給が見事に類似している印象。僕がこの場に居ていいのか…

着丼です。
本当は、洗練された鶏そばをオーダーするつもりだったが、オーダー直前になってエビに目がくらみ「エビそば」をオーダー。エビを主体とした餡掛けが麺の上に乗る一杯となります。
スープは淡麗系であっさり深みがある構成

スープは程よく透過度のある淡麗系の塩スープとなり、口当たりもあっさり。鶏ベースとなるコクもしっかり感じつつ、化学調味料への依存は強くは感じなく、素材の優しい美味しさを活かしたスープです。
麺は中細のストレートタイプ

麺は中細麺。加水は抑えて多少のボソボソ感が特徴の歯切れ良い麺となっています。あっさりコクあるスープの持ち上げも良く美味しいです。

麺上に乗る餡掛けは、大ぶりのエビがゴロゴロと入った贅沢な肉野菜餡となります。餡掛けも濃い味付けではなく比較的柔らかで素材の良さを活かした餡掛け。熱々で食感活かす野菜はシャキシャキ。エビの風味が良いのはもちろん、ヤングコーンがカリカリで香り高く、こんな香りの良いヤングコーンは初めて食べた!美味い!!
それぞれの野菜や海鮮にこだわりのある下ごしらえがされていることでしょう。
あっさりだからこそ味変も敢行!

別皿で提供された白胡椒と辣油は味変に有効。ノーマルのエビそばだけではなく、味の変化で違う一面を見せてくれるラーメンとしても良かった。よくあるタンメンの味変のように有効的だった。
ラーメンを食べての感想は、他の中華メニューはラーメン以上に絶対美味しい!そう思わせてくれる大変美味な一杯でした。ごちそうさまでした。