今回は富士吉田市緑ヶ丘にある【梅新(ばいしん)】さんへ。
富士吉田エリアでは、地元の方の中でお馴染みの老舗町中華。営業時間は特徴があり、昼営業はなく夕方から日付が変わる頃まで営業している。一般的な飲食店が電気を落とした後も営業しているのは希少でありがたいお店です。
ただ少し雰囲気的に入りにくさは感じてしまうが、勇気を持って入ってみよう!

夜中でも営業している町中華ってなんだがテンション上がるよな!
店名:梅新
最寄駅:月江寺駅より徒歩2分
電話番号:0555-22-4623
営業時間:18:00〜1:00
定休日:不定休
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

お店の場所は富士吉田市緑ヶ丘。
月江寺駅から徒歩2分ほどの距離の緩やかな坂沿いにあるお店。営業時間は大体夕方6時位からスタートし、日付跨いで1時位まで。周囲は灯りが少なく結構ひっそりした雰囲気。

暗い通りの中にハッキリ赤く点灯する梅新の看板。テント看板等店舗上部には一切の電灯が無いため、この赤い灯りが唯一の光。

駐車場も少数だが完備している。
お店向かいの坂を上がった砂利駐車場の左側に梅新様と書かれた駐車スペースがある。満車だった場合、マスターに聞けばなんとかしてくれるかもしれない。

店内に入り着席してメニュー表を確認。
メニュー表はかなり見やすくて綺麗にされている。麺類のラインナップは、醤油ラーメンや町中華らしいもやしラーメンなどがある。もちろん中華なので、チャーハン類や一品物も美味しそうに見える。

カレーもあるんやな!

店内は昔ながらの町中華スタイル。丸椅子のあるカウンター席、複数人で使える小上がり席と、ある程度収容できるキャパはあります。

卓上調味料は至ってスタンダード。
お店はマスターとそのお母さんなのかな?厨房でメイン調理は意外にもお母さんがしているようにも見えた。あまり必要以上に会話はしないタイプのように見える方々だった。

着丼です。
もやしラーメンは通常ラーメンの上にもやしあんかけが乗っているアツアツ仕様。

こちらはスタンダードなラーメンとなります。トッピングは薄切りチャーシュー・ネギ・海苔・なると・メンマ。

もやしあんかけは中華仕立ての熱々仕様で想像通りのもやしあんかけという印象。ラーメン自体の味わいの強化に一役買う事間違いなし!

スープは分かりやすい醤油ラーメンのものを。見た通り、色合いだけでもかなりクリアでスッキリしていることがわかるが、見た目の通り味わいもかなりスッキリクリア。
出汁よりも、醤油のタレ感が強く伝わってくるスープで、古き良き時代の町中華ラーメンスープという感じ。

麺は口に含めば少しばかり特殊な歯触り。麺の表面はザラつきがあり、食感は柔らかめ。なかなか類似する麺が思い浮かばないような形状の麺と感じた。

チャーシューは薄切りで小ぶりなサイズが1枚だけ(ラーメン)。特別な感じは特にありません。

町中華と言えばやっぱりチャーハン!気になりまくっていたのでオーダーしました。この1粒1粒が、醤油などの着色が全く無く、本来のお米の真っ白な色合い。そのため味が薄そうに見えるのだが、口に含めばかなり強い旨味のインパクトが…!
「うまっ!」思わず言ってしまう味の力強さ。お米自体もかなりパラパラで食感も優秀。その後冷静に紐解くと、これはうまみの素となる化学調味料由来の美味しさと感じ、後半になるとかなり塩みが際立ち、塩っぱいが勝ってくる。
美味しくいただきました。深夜になっても日をまたいでもやっている町中華っていいよね。ごちそうさまでした。