今回は東京都港区芝浦に2024年12月23日にオープンを果たした【冷やもり中華 太郎ちゃん】さんへ訪店。
太郎ちゃんは、その名の通り屋号に『ちゃん』が付く『ちゃん系ラーメン』のお店であり、『えっちゃんラーメン』の系列店として開業しました。
『えっちゃんラーメン』は個人的に西武新宿駅にある店には訪店済みで、もう1店舗の田町のお店は『太郎ちゃん』と同じテナントにあるので、同じ系列店同士間近にある位置関係ともなっています。営業時間も早朝7時からスタートという事で、かなり多い働き人が下車する田町の出勤ルートで開業した『太郎ちゃん』は今後に注目です。
太郎ちゃんは全くテイストの違う『ちゃん系』なんやで!
店名:冷やもり中華 太郎ちゃん
最寄駅:田町駅より徒歩2分
電話番号:不明
営業時間:7:00〜22:00
定休日:不明
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
太郎ちゃんの場所は東京都港区芝浦3丁目。
JR田町駅から徒歩2分ほどの場所にある飲食店などの商業施設が立ち並ぶテナントの一角。駅からビジネス街への動線となる通り沿いにあるため、朝から相当数の勤め人が歩を進める混雑エリア。
道を行き交う人たちの視界に間違いなく入っているはずのお店です。
同じテナントで近くには系列店舗の【えっちゃんラーメン】もあります。立地的には100点満点の場所かと感じるが、家賃がめちゃくちゃ高そう!
入口には「大トロにわさびは効かない。」と書かれたポスターや、イラストでのメニュー紹介が掲示されている。
懸念点としては、この家賃相当高そうな場所で真冬に「冷やもり」のお店を出したと言う事。戦略的には絶対的にアカンやつだけど、勝算があるのでしょうか。
店内に入り、タッチパネル式の券売機で食券購入からスタート。店頭の案内通り、メニューラインナップは冷やもり中華メイン。生卵・海苔・納豆などトッピングアレンジが可能となります。
麺もつけ汁も冷たいつけ麺仕様となります。
食券を渡して提供の時を待ちます。店員さんからは、壁に掲示してある案内ボードに記載のあるオススメの食べ方を案内されました。
店内は奥行きがあり、全てカウンターの立ち食いスペース。朝から営業の立ち食いシステムのちゃん系も少しずつメジャーになってきたので特に違和感はありません。
調味料も基本的なものに加えて山椒もあります。珍しいのは、卓上にそのまま飲む用の温かいお出汁が置いてある点。このお出汁は口内のリセットや身体を温める点で役に立ったし美味しかった。
着丼です。
ベースの冷やもり中華にネギ追加です。結構な量のネギが追加されました。トッピングは麺側にチャーシュー・多めのワサビ。つけ汁側にネギのシンプルな構成。まるでお蕎麦。
指南通り先ずは麺から楽しみます。達磨製麺の麺は白い色合いで、ラーメン・つけ麺の麺のようには見えなく、まるで太い素麺のよう。歯応え・コシは強くはなく、冷水締め後ならではの強い個性は特にありません。たくさんあるワサビを麺に乗せて食べると想定通りクッと鋭い辛みが鼻に抜けます。
つけ汁と麺を共に頂くと、つけ汁は煮干しを効かせた和風つゆ…じゃ無くてつけ汁。うん。つゆと思わせるような、まるで日本蕎麦屋さんのような優しく出汁効いたつけ汁です。
ちゃん系特有のインパクトある動物のエッセンスはまるで無く、ちゃん系のお店であることを忘れさせる出来栄え。完全に「和風」です。
ワサビをチャーシューにも乗せてパクリ。大量にあるワサビを何とかして減らそうとしますが、なかなか減らない…
卓上調味料も色々使ったが、個人的には山椒はかなり風味が変わって良かった。正直お蕎麦を食べてるような錯覚にもなった一杯でした。夏にはいいけど食べた時期は冬だったので、せめて温かいつけ汁で頂きたかったな!ごちそうさまでした。