今回は東京都千代田区飯田橋に2024年4月6日にオープンした【九段 井さい】さんへ。
コチラのお店は人気店【つじ田】ご出身店主さんが営む路面店。元々は野方でオープンしたが、大家さんとの情報共有の齟齬がありあっという間にまさかの閉店。
その後、東京都中野での【井さい 東京】・後に埼玉県三郷市と移転を経て、九段下にて路面店開業の流れ。かなり紆余曲折のあったお店ですが、一先ずここで落ち着いて長期に渡り営業を頑張って欲しいと思います。
ニボラーは絶対行こうな!!
店名:九段 井さい
最寄駅:九段下駅より徒歩4分
電話番号:不明
営業時間:11:00〜15:00 17:00〜21:00 [土曜]11:00〜15:00
定休日:日曜
SNS:X(旧Twitter)
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
九段 井さいの場所は東京都千代田区飯田橋。
最寄駅は九段下駅で徒歩4分程。内堀通り沿いに面していて通りからも良く目立つ路面店です。
建物はSNビルという建物の1階で、築年数は結構ありそうな年季がある。
人通りも車通りも多い通りなので、お店自体はよく目立ちます。店舗外壁には商品などの案内が表記されています。
店内に入り券売機で食券購入。
メニュー構成は煮干しを主役とした「つけ麺」と「ラーメン」のラインナップで極めてシンプル。
煮干し専門店として潔く煮干しにこだわった商品を頂けるのはありがたいことです。
お店のレイアウトは全席コの字のカウンターの15席。店内の雰囲気はごく一般的なラーメン屋さんのスタイル。
BGMは三線響くインストゥルメンタル。その軽快な和奏が名店「麺魚@錦糸町」のようでもある。
卓には調味料が置かれ、つけ麺のオススメの食べ方のPOPも記載があります。
お店はダンディで笑顔が素敵な店主さんに、ホール担当の接客力ピカイチの女性店員さんが特に印象的。ジャパニーズホスピタリティを遺憾なく発揮している。
着丼です。中野時代につけ麺を食べたので、今度はラーメンをチョイス。
トッピングにはチャーシュー・ネギ・海苔。シンプルながらもトッピングのボリューム感はしっかりしているビジュアル。
スープは色合い的にセメント状と言う程では無いが、煮干しの濃度が明らかに強そうなもの。
ドロドロではなくサラサラ。贅沢にこだわりの煮干しを使用したスープは口当たり軽く非常に飲みやすい中で、とても強い煮干しがアプローチ。ニボラー歓喜の濃密でビター感もある煮干しだが、旨み成分もしっかり表れており煮干しスープとしては相当な出来栄えだと思う。
そしてスープが激アツ!と言うか丼が触れないほどに熱い。こう言うこだわり好きだなぁ。ホントに笑っちゃうほど熱くて嬉しい!
麺は手揉みの平打ち太麺。
煮干しイコールパツパツ麺の観念がある中、手揉みの太麺は意表をつかれる。しかも美味い。モチモチの麺の食感に煮干しの旨みがしっかり乗ってくる。幸せだ!
チャーシューは通常でも複数枚乗っており、優しく美味しくラーメンの構成を崩さない。
ネギは少し辛め。少しずつ麺と共に箸に取り啜ることで、ネギの辛みが良いアクセントになる。良くある煮干しラーメンの玉ねぎ代わりみたいなイメージかな。このネギも好きです。
煮干しラーメンとしては上質、想像の上をいく美味しさでとても満足でした。過去に食べたつけ麺を余裕で上回る美味しさに感激しました。ごちそうさまでした。