今回は中巨摩郡昭和町の【甲州地鶏 季鳥】から南アルプス市に移転した【中華食堂 季鳥】さん。
基本的には居酒屋営業となるお店ではありますが、移転を機に居酒屋営業にプラスして10/3よりランチ営業も開始。屋号の通り中華料理系統をメインにしたランチ営業となっているので、ご飯類は勿論・ラーメン類も揃っています。
お店は基本ワンオペとなりそうで、通常の食堂・ラーメン店のように素早く気の利いた対応は難しそうなので、店内混雑時に時間のない人は気をつけた方がいいかもしれません。またお酒を飲む方はお通し代がかかりますが、お食事だけの方はお通し代はかからないようです。
飯ちゃんと美味いで!!
店名:中華食堂 季鳥
最寄駅:なし
電話番号:055-206-2338
営業時間:[ランチ]11:30〜15:00 [ディナー]15:00〜23:00
定休日:水曜・日曜
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は、南アルプス市百々。
周囲には畑がたくさん広がり、山梨の田舎道という印象の通り沿い。
近くには人気店【まぐちゃんラーメン】もあります。
お店の入り口は比較的広く駐車スペースも充実。入り口にはラーメン・油そば等の幟が掲げられています。
さらには入り口のラーメン暖簾を発見し、『あ、ここでラーメン食べれるんだ!』とラーメン好きな人の安心感が生まれます。お店は民家を改装したようなつくり。引き戸を開けて店内に入ります。
※上の写真はスライドで動きます。
店内に入ると置き書きがあります。その内容を要約すると、『空いている席に座りオーダー用紙にメニューを記入してお待ちください』と言った内容。店主さんは主に奥で調理をしていて、タイミングが来たらホールに出てきます。
ワンオペで大変そうで混雑時は幾分か待つ可能性がありそうです。
そんなランチのメニュー構成は『油そば』『昔ながらの中華そば』『タンメン』『特製背脂つけ麺』『背脂焼豚炒飯』『油淋鶏 炒飯セット』など揃っていて、お得なセットもあるなど、その日の気分でお気に召すメニューがありそうだ。因みに麺特盛は通常麺の2倍みたいです。
つけ麺の麺量350gか700gが選べるってどういうことやねん!この極端っ汗
そしてメニューが決まったら、手元にあるオーダー用紙(ランチ注文シート)にメニューの個数を記載してお店の方に渡す仕組み。なお、ランチタイム終盤ではセットのご飯がなくなったり、売り切れで品数が減っていたりする可能性もあります。
店内を見渡すと居酒屋さんらしくカウンター席だけでなく、小上がり座敷などとかなり充実したキャパ。
座敷だけど椅子になっており、腰が痛くなる問題に向き合っていると見られるお店でなんだか嬉しい。厨房は奥にあり、ランチのワンオペ時には忙しそうでなかなか店員さんが捕まらない印象。
お水はカウンター席右側にウォータージャグが置いてあるので、セルフで給水。調味料は魚粉・胡椒・辣油・お酢。
難点としてはランチライムでもタバコOKなので、運が悪いと近隣から黙々と煙がやってくる点。ワンオペではあったが、調理を始めれば比較的早めに調理完了し、商品が提供されました。
着丼です。
メニュー表の一番最初に記載があり、店舗入り口にも油そばの幟が立っていたのでオススメ商品っぽい油そばです。
チャーシュー・海苔・ネギ・かいわれ・穂先メンマといったトッピング。油そばのビジュアルは、東京都東小金井の油そばの超名店『宝華』をインスパイアしたような雰囲気です。
麺は丸みある太麺。
平たい丼の底にはシャバシャバ粘度のタレが敷かれており、麺を満遍なくタレと混ぜ合わせて啜ります。タレは醤油ベースであっさりしており、麺と合わせることでしっかりとしたコクを感じられる。さっぱりとしながらも旨みがしっかりと感じられるので、豪快にズルズル啜りまくってしまうほど!
味の方向性としては油組総本店や麺珍亭と言った感じではなく、本場武蔵野エリアにあっても可笑しくない『旨みしっかりあっさりテイスト』の油そばに感じます。正直普通盛りだと麺量少なく感じるはず。
麺増しは推奨です!
チャーシューはデフォで3枚。
炙りを加えたやや厚めの豚です。食感はかなり良く弾力があり、旨みは本格中華などで見られるオリエンタル調な独特な旨み。クセになる要素があってとても美味い肉です。個人的にはこの肉が一番ビックリしたかも!
穂先メンマもスタンダードだが美味。油そばなので途中からお酢・辣油を入れて味変敢行!油そばのパンチがグレードアップして満足です。魚粉もあったが、正直魚粉は風味が飛んでいるのか全然香らなかった…。
美味しい油そばでした。他のメニューも気になるところだし、中華食堂と言うことで炒飯も食べてみたいな。ごちそうさまでした。