今回は東京都豊島区東池袋にある【Japanese Ramen 五感（ジャパニーズラーメン ゴカン）】さんへ。
コチラのお店は2023年4月12日にオープン。
するとオープンからいきなり圧倒的な集客をする程の美味しいラーメンを提供し、一気に名を上げました。オープン当初は回転もあまり良くなく、かなりの並び待ち時間が発生すると言う声が上がっていたので暫く様子を見ていたのですが、いい加減に行かないとな…と言う訳で初訪店は2023年の7月中旬と言う事になりました。
五感さんの店主さんは、全国展開やカップラーメン販売により、その知名度全国区のラーメン店「一風堂」を運営する（株）力の源ホールディングスに長い間在籍し、腕を磨いてこられた方。
扱うラーメンは一風堂が販売するラーメンとは内容が違うが、重ねてきた知識と能力で相当に美味い一杯を編み出したと思うので、事前期待値も高く楽しみで仕方ありません！
みんな事前期待値高くして訪れても全然ええからな！
簡単に五感の紹介
店名：Japanese Ramen 五感
最寄駅：JR池袋駅東口より徒歩9分
電話番号：不明
営業時間：11:30～15:00
定休日：月曜・火曜が定休になりやすいがTwitterで発信している
SNS：Twitter
※当情報は100％確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は池袋東口より徒歩9分
お店の場所は東京都豊島区東池袋。
最寄駅はJR池袋駅東口から徒歩9分ほど。
路面沿いに店を構えるビルの1階。
暖簾は純白。頭上に屋号入りの看板は無く、ビルに付いてある「らぁめん」の看板、入り口横には祐天寺の百名店【ブレイクビーツ】を彷彿とさせる表札が設置されている。
連日、店前には確実に並びが発生する。並び方は店前扉出入口から隣の洋食屋さんとは逆側に伸びる形となる。並びが長いと車が通る道とも被るので車道にもなる道は間隔を空けて並びます。
日々大人数が並びますが、20名並んでいれば1時間待ちは必至で、普通のラーメン屋さんより回転は遅めです。時間に余裕を持って並びましょう。
なお、五感さんはあまりの人気で行列も凄いため、土曜・日曜のみ記帳制を導入しています。
大体朝の10時位に記帳ボードが店頭に出るようなので、土日に訪れる方は比較的外で長時間待つことは回避できそうだ。
平日も記帳制にして欲しいくらいや！
メニューは高貴な雰囲気の醤油・塩ラーメン
店内に促しがあり入店すると大型の券売機があるので、先ずは食券購入から進めていく。
メニューは、基本的に「醤油らぁめん」「塩らぁめん」が主体となっており、人気のご飯物「炭火おにくごはん」も用意がある。
店の外観は上述した通りブレイクビーツチック、メニュー構成のネーミングは飯田商店を感じさせる印象。恐らく、その辺りの名店リスペクトの心持ちはあるのかもしれません。
座席に座ると見えるお店のこだわり。様々な分野で事細かにこだわりが記載されており、店主さんの几帳面さと共に、ただならぬこだわりが見えてきます。スープ・麺トッピングだけでなく器までめちゃこだわっています。
店内のBGMは控えめな音量。
座席はコの字カウンターだが、使用できるのはLの字（2辺）のカウンター列のみ。座席間隔は狭くないので快適です。
調味料はなくコップもお高そうな陶器のようだ。お店の雰囲気は若干高貴さを漂わせ、店主さんも非常に品格があり丁寧。思わず姿勢を正してしまうような大人な雰囲気です。
特上 塩らぁ麺
着丼です。
特上仕様のトッピングは、鴨・豚・鶏チャーシュー・海苔・ワンタン・味玉・三つ葉・ネギ。
見るからに華がある一杯です。
塩ラーメンスープはTHE黄金の煌びやかすぎる圧倒的な色彩。表面には鶏油がまとい、旨み成分が増幅。
そんな黄金スープはブランド地鶏ベースとなっており、名古屋コーチン・比内地鶏・はかた地鶏らに豚骨や昆布を合わせた出汁。更には貝出汁も合わせているようで、優しく深く厚みある旨みに幾分かの貝の鋭さが相まってめちゃ美味い！
口当たりの第一印象は「優しく深い」そんなスープです。
麺は大成食品の特注オリジナル麺です。中細サイズで適度な歯応えのあるしなやかな麺。スープとの調和性を意識されてるようで、スープとの相性良く違和感なく美味しい。
特製のチャーシューは鴨・豚・鶏の3種で、いずれも低温調理を施した物。鴨は一般的なラーメン店では使われにくい素材なので新鮮さがあり、特に豚ロースは圧巻の美味しさでした。
個人的に良かったのが生姜香るワンタンと三つ葉です。ワンタンは生姜の香り、三つ葉は独特の食感と風味。これらが優しく深みあるラーメンに変化を与えてくれてめっちゃ好き。これらの素材が上手にバランスを取り、1杯のラーメンとしてのレベルを底上げしているように感じます。
都内でも見栄えが近いように見える「麦苗」や「ブレイクビーツ」とは味の雰囲気が少し違って見え、後引く旨み要素は抑えられたキリッとした大人な味わいだと感じました。
早くも日々行列で、名前の売れてきた五感さん。もっともっと名を上げる日はそう遠くはないかもしれません。ごちそうさまでした。
