今回は甲府市国母に構える【松壱家】。オープンは2017年10月28日
神奈川県に本拠地を置く家系フランチャイズとなります。国内には松壱家は数多くありますが、個人的にはココと静岡県焼津市にあった【松壱家】にしか行ったことはありません。
俗に言う家系の中では『壱系』と言う括りにされており、壱六家・壱七家・壱角家など屋号に『壱』が入る家系ラーメン店を指し資本系が多い(系統的には町田商店・魂心家も類似)。スープベースはセントラルキッチンから送られ、店炊きはしなかったり、スープが白かったり、ウズラが乗っていたり、直系等の歴史をしっかり汲んだ家系ラーメン店や家系を愛するフリークからは『偽物』と呼ばれる事もある系統。
偽物というのは、味というより作り方を指す部分が多く、ただラーメンが好きな人からすれば『美味しければいい!』という人も多いのも事実。この訪店はグランドオープン含め2回。オープン時からどんな変化になっているのか楽しみです。

営業時間も長くて若者に好かれているお店やで!
店名:松壱家 FC甲府店
電話番号:不明
営業時間:[月・火・水・木・金]11:00〜14:00LO 18:00〜2:30LO [土・日・祝日]11:00〜2:30LO
定休日:無休
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

お店の場所は、は甲府市国母の国道20号バイパス沿い(下り線側)。
現ペットショップがある敷地内。昔は【すき家】があった跡地になります。まさに【すき家】の面影が残る出で立ちです。

駐車場は同敷地内にあるお店との共用となります。結構広いので駐車場で困ることはないでしょう。
営業時間は基本的に昼夜営業し中休みもあるスタイル。夜遅くまで(夜中2:30ラストオーダー)営業しているありがたいお店。毎月11日は『松壱の日』と称して安価でラーメンが食べられるようです。(営業時間も変わる)


店内に入ったら大型券売機があるので、コチラで先ずは食券購入して、座席に着席する流れ。
基本的なメニューラインナップは『醤油』『塩』『味噌』『豪麺』とグランドオープン時から同様のラインナップ。そこにつけ麺や四川風の一杯などあったりします。お得なご飯類とのセットもオススメ。品数は結構多いです。
故障中の券売機の方にはメニューの写真がイメージで掲載されているので、メニューのイメージを掴みたければ隣の故障中の券売機の写真を参考にすると良いでしょう。

店内の空間はカウンター席・テーブル席と充実で20名から30名は収容できそうな広さ。
券売機の下段に商品があったが、どうやら『すためし』とも提携して商品提供も行っているらしい。改めて、若者に好まれそうなラインナップだ。

座席にある調味料はニンニク・豆板醤・ごまなど、家系ラーメン店の一般的な構成。
店員さんは若めの従業員さんだが、接客応対が結構良かった。オープン当初は『お好みできません!』と言う外国人店員さんがいたりとオペーレーション的にもグダグダなイメージでしたが、相当改善されていました。

家系と名乗るラーメン店だけあって、ラーメンに合うライスの美味しい食べ方の案内もありました。特別なことは書いてなく王道な食べ方です。
なお、コチラのお店はオープン当初から『ライスバー』があり、2025年夏現在は平日の11:00〜14:00まで『無料』となります。そのほかの時間帯は有料となります。

個人的にオススメのネギ飯。ラーショのネギ飯を彷彿とさせるご飯もの。とても美味いです!個人的には上の写真のように辣油をかけて、スープの上澄を一回し入れて、海苔巻きにして食べること。

着丼です。
コチラは豪麺。軽くボイルしたもやし・ネギ・キャベツ・チャーシュー・紅生姜・ニンニクが乗ります。見た目としてはいえけいと二郎系が融合したような一杯となります。

スープは豚骨ベースのマイルドな旨みの仕様となっている。このマイルドでまったりした旨みがこの系統のラーメンスープの特徴であると思うが、直系家系とは似ても似つかないが別物として考えればこれもまた良い美味しさ。
ただ後半に進むに連れて塩みがエグいほどに際立ってきて、完飲なんてしたら体に支障をきたしそうなほど。

豪麺の麺は中太の丸みあるスタイル。
麺自体は普通に美味しく、スープとの調和性も取れている。もやしはシャキシャキと言うかボキボキと言うか強い歯応え感じるボイルタイプ。麺と一緒に啜っても食感が楽しい!特にニンニクは投入マスト。紅生姜はかなり個性が出るアイテムで、同行者は『焼きそばっぽい!』とも申していました。

豪麺のチャーシューは豚バラで結構薄め。味わい的にもプレーンで特段変わった様子はない。
完飲完食は無理だが、食べやすい一杯で深夜帯に訪れたくなる味わいでした。

オープンセールの時に食べた豚骨醤油(並)で、更にほうれん草120円をトッピング。その他、チャーシュー・メンマ・ネギ・うずら・大判海苔が標準トッピング。丼はコンパクトで、総重量はやや軽めにも見えます。

麺は中太ストレートで歯ごたえある印象。スープはマイルド系でアツアツ。ただマイルドではなくて、しっかりとしたコクを感じることもできた。
勿論、にんにくとの相性バッチリ!!家系ならではのカスタマイズを楽しめます!


こちらは言わば全部乗せ。塩豚骨!チャーシュー・海苔がどっさり。煮たまご・ほうれん草・ネギ・メンマもトッピング。
ややとろみを感じさせ、マイルドでクセの少ないスープ。コチラもニンニクにも非常によく合うスープでした。



こちらは「みそ豚骨」。
着丼した瞬間にマー油の香ばしい香りが漂います。みそ×家系の掛け合いがあまり経験ありませんが、食してみると家系のエッセンスが強いというより、あぁ〜味噌らーめんだ〜。というほっこりした感じ。
赤味噌をベースのラーメンは、醤油・塩と違いもやしのトッピングがデフォルトで。ピリリと辛い赤玉も特徴です。
個人的には松壱家さんは、塩>醤油>みそという個人的印象。ごちそうさまでした!