今回は笛吹市に2022年5月2日にオープンの【中華そば ひふみ屋】さんへ。
コチラの店は明治42年創業「三角屋」が閉業した跡地に店を構える形になりました。
ラーメンの種類は東京都ご当地ラーメンであるソウルフード「八王子ラーメン」をベースにメニューを組み立てています。
山梨県で、お隣東京八王子ラーメンを食べられる店は上野原の「あにみ屋」さんが思い出される。
隣の東京とは言え、あまり八王子ラーメンに馴染みのない山梨県ですが、勿論美味ければ立地的にも大いに反響する所だと思うので期待です。
店主さんは八王子の店出身ですが出身元は非公開でした。2023年春現在では経営者さんが変わったみたいな情報がありましたがどうなんでしょ?
刻み玉ねぎ&キリリとした醤油のラーメン食べたいでぇ!
店名:中華そば ひふみ屋
最寄駅:石和温泉駅から徒歩11分
電話番号:不明
営業時間:〔平日〕11:00〜14:30 17:00〜20:00 〔金土日〕11:00〜14:30 17:00〜21:30
定休日:不定休
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は山梨県笛吹市。
笛吹警察署北の佐久通り沿いに位置します。
三角屋跡地なので知名度はある場所。写真はグランドオープン時のものです。
駐車場は店前にあるが、案の定駐車可能台数は少なめ(4,5台ほど)なので複数名で行くならば乗り合わせ必須か。
建物は三角屋の外観そのままに内装を幾らかリフォームしてのオープンとなってます。
祝いの花は店内外幾つか届いています。居酒屋愛作さんからもありました。
入店して好きな席に着席しメニューチェック。
メニューはご当地、八王子ラーメンベースでラーメン・バラチャーシュー麺・つけ麺がある。至ってスタンダードなメニュー並びで、ご飯類も用意があった。カレーラーメン・胡麻つけめんの追加メニューも食欲をそそらせる。
ご飯がつくお得なセットメニューもオススメ!
水はセルフサービス。
店内は三角屋の面影そのまま。壁に掲げられたものは綺麗に剥がされスッキリしている。
座席レイアウトはテーブル席5つ・カウンター3席×2・小上がり席1と座席も殆ど変わらない。
調味料は白&黒胡椒とおろしニンニクがある。
グランドオープン時はかなり回転が悪かったが、現在はもちろん解消して待ち時間も少なくラーメンにありつけた。
着丼です。
THE八王子ラーメン!
トッピングはチャーシュー・メンマ・海苔・刻み玉ねぎ。上が2023年5月のラーメンで、下がオープン時のラーメンです。
八王子ラーメンで街おこしを行っている「八麺会」によると八王子ラーメンとは以下の定義のラーメンとなります。
八王子ラーメンの定義としては、①醤油ベースのタレである。②表面を油が覆っている。③刻み玉ねぎを具として使用している。
「八麺会」
ラーメンのスープはあっさりで、動物と煮干しを掛け合わせたバランス派な味わい。
表面のラードの効果で旨みも甘みが増幅され、サッパリしているんだけどコク深さがある。
グランドオープン時のスープよりは甘味・旨味が間違いなくアップして、ラーメンスープとしてのクオリティがはるかに上昇した印象で美味しかった。また刻み玉ねぎはより粗めにカットした感覚で、ザクザク感が良かった。
麺リフトすると中細タイプの麺が登場。
八王子ラーメンという事で、適度な歯切れとスープを引き立てる突き抜けすぎない存在感が特徴。
特に刻み玉ねぎや海苔と合わせて食べると、風味がさらに良くなって美味しい。
個人的には白&黒胡椒とラーメンの相性が良くて箸が進んだ。
チャーシューは薄切りながらも美味しく煮られた豚。食感も適度にあり、オールドスタイルの美味しい豚です。
メンマも小型だが、コリっとしていて美味しい。
総じて馴染みのある美味しい八王子ラーメンだった。
コチラはつけ麺です。
トッピングにメンマ・味玉・海苔・つけ汁側に刻み玉ねぎ・魚粉らが乗っています。
下の写真はグランドオープン時の和風中華つけ麺だが、当時と比較して麺もつけ汁も構成としては変化している。オープン時は特につけ麺の味に疑問符があったが、2024年現在味は完全に良くなっています。
麺は中細中華麺でつけ汁に潜らせて啜ると、甘味と旨みがバランスよく訪れる。オープビング当初の味わいは優しすぎた印象だが、現在はつけ麺らしくキリッとハッキリとした味わいでかなり美味しくなった。
まるで『ざるラーメン』で旨みと甘味のバランスもよく、豪快にズルズル啜ってしまう魅力がある。また胡椒とのあいしょも良いのでつけ麺オーダーの方は是非試してみて!!
美味しく頂きました。ごちそうさまでした。