今回は山梨県甲府市大里。
交通量・人通りも多い国母工業団地付近にある「麺や つか田」さん。
2020年8月17日〜19日のプレオープンを経て8月20日新規オープン。店主さんは某店舗出身。公開してない可能性もあるのでオフレコに。
一杯食えば分かるかもしれへんで!
上述した通り人通りがかなり多いエリアに出店なので、オープンから時間経過し認知度も高くなってきました。
提供するラーメンやつけ麺は、老若男女に好まれるであろう味わいですが、どちらかというと若者向けなラーメンだと思います。個人的にはつか田さん…とってもセンスのある店だと勝手に思ってます。
店名:麺や つか田
最寄駅:国母駅から徒歩10分
電話番号:不明
営業時間:11:00〜14:00 17:00〜21:00
定休日:土曜・第3木曜
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は甲府市大里。
国母工業団地付近のオギノとエテルナの間あたりに位置するテナントの一番右。
上の広角の写真を参考にどうぞ。
入り口の暖簾には「油」の文字。なんだか中毒性を示唆するような文字です。
またオープン時には祝いの花が届けられていました。
駐車場は店前共用駐車場に停めれますが、近隣にたくさんあるお店に停めてくる人も多数。
だが、直近では店内に駐車場に関する注意書きが記されていました。何かトラブルあったのかな?駐車場は店前①番②番のみが駐車可能スペースとのこと。オギノや田店舗の駐車スペースは原則駐車禁止のようです。
駐車スペース広いんやから仲良くやってくれたらええのにオギノはん!
店内に入ると右側に券売機。
それなりにメニュー数もあり、気になる商品もあり、限定もある。アレンジ等も出来そうなので券売機前では悩む人続出しそう…
つか田さんのスタイルとしては豚骨をスープの主軸にする傾向があります。
油風呂って男塾名物やないかいっ!死んでまうでっ!
- 油風呂ってなぁ〜に?
- 油風呂とは言わば二郎系インスパイア。豚骨ベースのスープに油を浮かせて野菜・チャーシューらを乗せて食べるガッツリメニューです。
座席レイアウトはカウンター5席・2人掛けテーブル×5の比較的こじんまりとした店内。
ラーメン作りの回転は早からず遅からずという印象だが、炙りチャーシューを施すなど丁寧な感じ。
主に店主さんとアルバイトさんに2名体制が基本。イケメン店主さんは暖かく人柄良さそうな感じ。
コチラは魚介豚骨を選択した特製のつけめんです。
トッピングは数種のチャーシュー・穂先メンマ・味玉・ほうれん草・ネギなど。見た目にも『つか田』らしさを感じさせる物となっています。
麺は自家製麺の中太サイズで、軸のしっかりしたコシのある麺となっている。魚介豚骨のつけ汁は想定以上にシャバ感あるサラサラな物で、ありがちな『またおま』テイストとは少々違い少しばかりキレを感じる魚介豚骨となっている。
麺の歯応えは結構強く存在感がある。欲を言えばもう少し柔らかめで食べてもみたい(絶対合う!)
チャーシューは特製仕様で数種の肉が投入される。
炙った角煮状のもの・胡椒をまとわせたシンプルな味付けで香り高いものなど味わいも豊富で楽しいし飽きない!
彩りも綺麗で、最後まで美味しく頂きました。
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着丼です。
つけめんは「鶏白湯」か「魚介豚骨」を選択できます。今回は鶏白湯を選択したが、コレは以前あった季節の限定らーめんからの派生商品かもしれない。
トッピングは炙りチャーシュー・ほうれん草・穂先メンマ・海苔。
麺は中太ストレート。そのままの口当たりは滑らかでモチっと。
つけ汁に潜らせて口に運ぶと鶏白湯特有のゴリゴリの旨味を感じさせるというよりは、旨味はしっかり感じさせながらも、鶏のコッテリ感は抑えた大人っぽい口当たりの鶏白湯つけ汁です。
旨味・甘味が共存していてバッチリ美味しい。
炙りチャーシューはとにかく柔らかい!歯を入れるとスッと肉繊維が断ち切れていく様は快感。そして美味い!一気食い出来る美味しさでした。
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トッピングは、もやし・キャベツ・豚。出ました気になる商品「油風呂」です。
二郎系のようなコールはありません。
名付け元は「男塾名物!油風呂」↑ですね。
良い子とYoutuberは真似したらあかんで。
油風呂スープは、文字通り油のコーティングがかかるコッテリスープ。
丁寧に抽出した背脂が特徴的で、脂の甘味が超前面に飛び出た二郎風スープ。
もやしの香りもスープに移り、甘味→旨味の順で味覚にアピール。
油風呂の麺は丸みある太麺で歯応えも強め。
ラーメンによって麺を変えてくるのはお見事。
カネシ&FZ系に準ずる二郎系に合う醤油(卓上完備)でチューニングできるとお客さんは嬉しいかも。って前に書いたら、いつのまにか卓上かえしを設置してくれてた!嬉しい!マスターこれ読んでんのかなぁww
見てくれてるわけないやろ!
油風呂は完全に若者向けな一杯です!
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新潟県のご当地ラーメン燕三条中華そば。山梨県ではここだけかな?
俗に背脂チャッチャ系と言わる一杯で、麺は太麺が特徴。
トッピングはチャーシュー・メンマ・岩海苔・刻み玉ねぎ・柚子。
食券提示時に背脂の量を設定できるという現地と同じようなシステムを採用。今回は普通にしましたが、より強く燕三条に染まりたい方は多めに設定されることをお勧め。
スープは動物×魚介の構成になっていると思うが、背脂があろうと案外後味スッキリ。しつこさ皆無で旨味と甘みをしっかり体感できる味わい。
麺はややゴワツキのある太麺で、存在感が強い。
一体感という観点では滑らかな口当たりの太麺の方がこのスープにはマッチしそう。
刻み柚子や、刻み玉ねぎが独特な食感と風味をもたらせてくれる一杯。
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コチラも新商品?限定商品?豚骨醤油ラーメンです。お店側が表記していないので言うのは野暮ですが、言うなれば家系です。そのため、トッピングはチャーシュー・ほうれん草・海苔・ネギと王道仕様。
食券提示時に【濃さ・油の量・麺の硬さ】を指定できます。
スープは家系仕様な豚骨醤油スープ。もちろん鶏も入っているかな?
味わいは適度なコクと旨味が広がり「家系」として抑えるべき所はガッチリ抑えたもの。
色んなラーメン屋さんが時に、このような専門外のチャレンジラーメンを作るが、ブレイクすることはそうそう無い。
だが、つか田さんはそんな事前のハードルをブチ破る美味さでちょっとビックリ!少し「はねだ家」に寄せている感はあって美味い美味い!
豚骨醤油系のスープには酒井製麺のような麺が王道とされ美味しいが、この中太麺も適度なモチモチ感で美味しい。
スープとの相性としてもマッチしている。
チャーシューも抜群に美味かった。
やはり豚骨も鶏も得意とする店だけあって、スープとチャーシューの扱いがうまいし、改めて店主さんのセンスの良さに驚いた。正直、この豚骨醤油ラーメンはつか田さんの中で一番好きな部類に入るかもしれない。
僭越ながら、ニンニク・豆板醤あたりを用意してくれて、スープの醤油のキレ感をアップするなどのブラッシュアップがあれば県内でトップクラスの家系を作れるなと強く思った!それだけ希望を感じた一杯だった。
ごちそうさまでした。