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【竹ちゃんラーメン@甲府市】富士見の人気店【幸楽】の跡地に息子さんが受け継ぐ中華そば

今回は甲府市富士見に2024年3月13日にオープンした【竹ちゃんラーメン】へ。

コチラのお店はかつて大人気を博していた甲府市富士見の老舗店【幸楽】の後を受け継いでオープンしたお店。

幸楽は2021年11月末に閉店をしていましたので、それ以来の店開けという形になります。

高齢のため引退されたおやっさんの後を担う事になったのは息子さん。東京からこ地元に戻り、独自の味で勝負をかけていくことになりました。

おやっさんやお母ちゃんも手伝いとして店内で頑張っておられるので、これまでの幸楽を知っている人も、久々にご家族の元気なお顔を拝見しに訪れてみてはいかがでしょうか?

麺じい
麺じい

昔の幸楽とは違ったアプローチのラーメンを作ってくれるで!

竹ちゃんラーメンの住所や営業案内

店名:竹ちゃんラーメン

住所:山梨県甲府市富士見1-13-1

最寄駅:甲府駅北口より徒歩33分

電話番号:不明

営業時間:11:00~15:00

定休日:日曜・祝日

※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

場所は甲府市富士見の幸楽跡地、駐車場場所も解説します

竹ちゃんラーメン
竹ちゃんラーメン

お店の場所は甲府市富士見。

かつて人気を博した【幸楽】があった跡地にそのまま店を構えています。

看板は古びたものから新しい看板に一新。おやっさんの後を継いでいくものと思ったが、作り手もラーメンの形態も以前とは違うので新たな屋号で営業する形を取ったのでしょう。

麺じい
麺じい

都内で流行りの『ちゃん系ラーメン』とは関係ないで!

純白な暖簾に濃厚中華そばの文字

店に掲げられる幟には『濃厚中華そば』と記載。

ラーメンを食べた後に思ったが、全然濃厚系ではなく真っ直ぐな淡麗系だったので、この暖簾が意味するものは何だったのか?今でも謎です。

駐車場は多くはない
向かいの駐車場は11番のみ使用可能

なお、駐車場の場所についてはあまり多くはない。

駐車可能スペースは店前に停めれて3台くらいと、道路を挟んだ向かいの月極駐車場の11番のみ駐車可能とのこと。

目の前の通りも狭い通りなので、車の取り扱いには十分注意を!

メニューは幸楽時代とはガラリと変えてきた

メニューはやや割高で構成も幸楽時代とは変えてきた

店内に入りメニューをチェック。

メニューにおいては『中華そば』『マーボーメン』『ワンタンメン』『特製中華そば』『チャーシュー麺』と大枠では大きく変わっている訳ではないが、ラーメンの内容はガラリと変えてきました。

時代背景もあり価格帯も割高になったのは昔の幸楽のラーメン(600円程)を知るお客さんからしたら少々ビックリ。

調味料 店内の雰囲気もそのまま

店内の座席レイアウトはオープニング期間ということもあり、カウンター3席・テーブル1卓(相席あり)の最大7名しか座れない状況。幸楽と言えば奥の小上がりもフル活用していたが、現在は荷物置き場となり使用はしておらず。今後の状況で解放する時が来るかもしれません。

そして店主は幸楽大将の息子さん。嬉しいことに足の悪いおやっさんも雑用作業でも一生懸命に励み、お母ちゃんはホールのお客さんの相手をしていた。

お母ちゃんが『お父さんそこ邪魔だからちょっとどいて!!』なんて言いながらも、お客さんの前でのお母ちゃんは『お父さんは何するのも一生懸命でねぇ』なんて発しており、夫婦愛を感じるとともに、やっぱりおやっさんはラーメン屋の現場が好きなんだなぁと嬉しい気持ちになりました。

ワンタンメン

ワンタンメン
サイドアングル
サイドアングル

着丼です。

オープン初日はメニューを『中華そば』と『ワンタンメン』に絞って営業

味玉&漬物はサービスして頂きました。その他トッピングはチャーシュー・ワンタン・青梗菜・なると・ネギ・メンマ。

どんなラーメンが出てくるかと思ったけど、しっかり淡麗系のネオノスなる一杯ですね。

淡麗系の醤油スープ

スープは香味油も含まれ煌びやかで美しい色合い。

口当たりは動物の後を追う様に魚介も感じる。口当たりの雰囲気としては一時流行した『水鶏系』に魚介をアクセントで施した様な繊細かつコク深い口当たり。

スープの旨み・力強さも感じてしっかり美味しい。幸楽のラーメンスープとは違う路線をいくスープの仕上がりです。

ただ店頭の暖簾に書いてある『濃厚中華そば』とは何の事なのか?このラーメンは完全に淡麗系だったので謎が残る。

麺は中細のストレート麺
麺は中細のストレート麺

麺は中細サイズのストレート麺。

加水は中位に調整され、比較的スルスルと啜り上げることができるしスープとの調和性も良い。

麺とスープの合わせからも、歴史ある中華そばと近年の技術やエッセンスが融合した『ネオノス』系な印象を感じた。

チャーシューもボリューム大

トッピングは通常中華そばにも結構な量のチャーシューが乗るらしいが、これも主役はワンタンの筈なのに、食べ応えある豚チャーシューが4枚も入っていた。適度に厚く噛み応えもあり美味しい。

ただ、やっぱりチャーシューは幸楽時代のおやっさんお手作りが好きだなぁ。

ワンタンもかなりの大盤

ワンタンメンの入るワンタンもお手製かな。

1枚1枚がとても大盤。それでいてワンタン皮だけではなく、しっかり肉の餡が入っているのも感心。

トロトロしたワンタン皮にあっさりの肉餡の合わせ技がかなり食べ応えある。

メニュー全般的に価格帯は上がっている様に見えるが、ラーメンの上に乗るトッピング類はかなりボリューム感があった。

かための卵黄の味玉
かための卵黄の味玉
飴色のしっとりメンマ

その他にはサービスでいただいた味玉・メンマも美味しい。味玉は卵黄がややかために仕立てられており美味しく、メンマは飴色でしっとり柔らかく美味しかった。

美味しく頂きました。食後はご家族みなさんで大きな声で『ありがとうございました』と見送って頂けました。今後混雑する機会が増えそうですが、店内キャパ広くないのでゆっくり訪れてみてください。ごちそうさまでした。