今回は東京都港区西麻布の【らぁー麺 なかじま】さんへ。
コチラの店は夜16時・19時の時間帯のみで運営の、完全予約制超高級日本料理店「食十二ヶ月 中島武 西麻布」のランチ営業となります。そのランチ営業に日本の国民食『ラーメン』を提供し始めたとのことで居てもたってもいられずお店へ。
ラーメンのランチ営業は2024年2月より開始。
超高級日本料理店のラーメンはどんな感じなのかみんな楽しみだよね?
なんか入店するのにドキドキしたわい
店名:らぁー麺 なかじま
最寄駅:広尾駅より徒歩9分
電話番号:03-3486-5560
営業時間:11:00〜16:00
定休日:日曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は東京都港区西麻布。
車通りはそれほど多くない住宅地。そこにあまり主張感強くなくも高級感を感じさせる佇まい。
夜営業は完全予約制の超高級日本料理屋さんだけど、昼のランチ営業は誰でも予約なしで入れるのでランチ営業の敷居は高くあありません。
お店の入り口には屋号の表札とランチ営業の案内イラストが掲示。店内にも店外にもメニュー表はあります。
さあドキドキの面持ちで引き戸を開けて店内へ。
店内へ入りメニュー表を拝見。
ランチタイムのラーメンメニューという事で、品数は限定的と思っていたがビックリするほどのラインナップ。
多くの人は通常の「らぁー麺」を選択するが、ふかひれ系・高級素材の熊の掌・和牛・鮑などのお高いラーメンもある。
個人的に気になるのは「どんこ椎茸麺」「牡蠣麺」ですごい食べてみたい!
以下にはYouTubeにあった、夜営業で提供している【熊の掌】の下処理から調理をしている貴重な映像を。
高級食材・熊の掌の調理風景なんて初めて見たで!
店内の雰囲気は夜営業の雰囲気を少しばかり感じるお高そうな雰囲気。
座席はL字カウンターとテーブル席。
お店の方にはそれぞれ貫禄を感じ、ラーメン作りをする人や夜の仕込み?の準備をする人など様々。カウンターからは高級店の調理の所作を見れるのが良い。
それぞれの席には、お盆とメニュー表・箸・レンゲ・おしぼりがスタンバイされている。
ラーメン作りは比較的早かった。
着丼です。
別皿では黄色い唐辛子を使用した強めにピリリとくる『柚子胡椒』も頂けます。恐らく『上湯らぁー麺』は、内容的にも価格的にも一番頼まれやすいメニューだと思います。
トッピングはチャーシュー・菜の花・椎茸・ネギ・味玉・海老ワンタン・筍など。よく見てみるとかなり豪勢で多くのトッピング類が入っています。個人的には価格以上の見た目だと思いました。
スープは一見スタンダードな醤油スープに見えるが、製法としては上湯(中華の高級スープ)と薬膳湯を掛け合わせたスープがベースとなる模様。
和のエッセンスと中華のエッセンスを融合させた深みあるスープ。特にあまり慣れ親しみのない複雑性を感じるが、恐らくこの風味が薬膳系由来なのだろう。旨み・甘み・独特の香りが融合して極めて上質な口当たりで美味しい。
麺は平打ちの滑らかなストレート麺。
歯切れは適度に良く、麺としての優しさも感じます。麺としてはもっちり感では無く軽い食感でスープとの絡みも良いです。
トッピング類は特に菜の花が彩り華やか。メンマとして大きな筍をあしらい、大きな椎茸・海老ワンタンも入ります。
見た目・香り・食感など視覚や嗅覚・味覚にアプローチしてくる素材らで流石高級店!
特に海老ワンタンは海老の身がプリンプリンでかなり美味しかった。
チャーシューも何枚も入っていてかなり美味しかった。
まるで生ハムのようなしっとりとして質感で肉本来の旨みも噛み締めるたびに溢れ出て超絶美味い!味玉は柔らかめの茹で加減で幾分か黄身が流出するタイプの物だった。
いやー美味しかった。高級店だけあって身構えていた部分はあったが、個人的には価格以上の満足度を得ることができたし、他の購入メニューも食べてみたいなぁと思いました。
ごちそうさまでした。