今回は東京都文京区大塚にある名店【生粋 花のれん】さんへ。
創業は2015年で店主さんは、ラーメンクリエイターの庄野智治氏が代表を務める「麺や庄の」のご出身との事。
個人的には長らく宿題店にしてきた場所に2024年ようやく初訪店をする事が出来た。
お店は『ミシュランガイド・ビブグルマン』に複数年受賞を果たしてる味の確かな名店。故に個人的にも期待値がグーンと上がります。
小さなお店やから毎日行列や!
店名:生粋 花のれん
最寄駅:茗荷谷駅より徒歩6分
電話番号:不明
営業時間:11:30〜14:45 17:00〜20:30
定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜休)
SNS:X(旧Twitter)
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は東京都文京区大塚。
最寄りの茗荷谷駅からは徒歩6分で春日通り沿い。文京スポーツセンターの南西に位置します。
お店の入り口の暖簾は屋号の通り『花柄の暖簾』がかけられています。
お店のルール・並び方を簡単に解説します。
店内には券売機がありますが、購入タイミングは店員さんに促された際。店外に行列が出来ていたら一先ず並びましょう。
なお、お子様連れも勿論可能ですが、おひとり様一杯のラーメンの食券を購入する事。なお、支払いは現金決済は不可能の模様で『スマート決済(カード・QR・交通系ICなど)』が決済可能ツールのようだ。
店内に入り券売機で食券購入。
メニュー構成は基本的に『醤油ラーメン』『塩ラーメン』『煮干し昆布水つけ麺』『肉味噌担々麺』となり、時に『限定』の一杯もあったりするようだ。食券購入時には『チャーシューごはんがオススメですよ〜』とアナウンスがあった。
卓上には手に取って読めるメニュー表やお店のこだわりが掲示。
ラーメンが出来上がるまでの間、熟読する事が可能です。
卓上にはミル挽き胡椒のみ調味料が置かれている。
お店の切り盛りはご夫婦で。ご主人はダンディーで人柄も良く見るからに頼もしそうな方。温かさと職人ぽさを兼ね備える名手が作り上げる一杯は楽しみで仕方なかった。
着丼です。
コチラは特製仕様で、トッピングは味玉・豚&鶏チャーシュー・ネギ・ワンタン・散りばめられた食用菊。
深さのある丼で提供されます。
スープは香味油と醤油の美しさが融合したビジュアル。
一口啜った瞬間に厚みのある鶏の旨みがドドッと押し寄せる。ファーストコンタクトでは鶏の力強さを感じたが、スープが喉の奥におさまる頃にはスッとさりげなく鶏の旨みと風味が消えてゆく。
しっかりとしたコクがありながらも後に残らない気品立ち込めるスープです。10種にも及ぶブレンド醤油の香ばしさや風味も相まって、ラーメンスープとしての旨味構造がガッチリとしている。その割にラーメンスープを啜っているのに背徳感がまるで無い。上質で大人な口当たりで毎日食べても体への悪さを感じない印象。
麺は北海道産小麦を100%使用した細麺。
見た目からは少しパッツンするのかなぁ。と思ったが適度な食感と柔らかさがありスープとの調和もお見事。優しくコクもあり素材の美味しさを生かしたスープにはしっとりと適度に滑らかさのある麺がよく合う!
チャーシューは豚・鶏を使用。
豚は強すぎない肉本来の香りが鼻に抜け食感も柔らかい。スモークのような香りもさりげなくて良かった。鶏は結構分厚くブリンとした食感が良かった。
ワンタンや那須御養卵の味玉もしっかり美味しく特製としての一体感を存分に堪能する事が出来た。
とっても美味しいラーメンでした。個人的な所感だけど、ミシュランてこういうラーメンを高く評価している傾向にある気がしますね。お店の接客・ホスピタリティも大満足でまた食べたいと強く思いました。ごちそうさまでした。