今回は山梨県富士吉田市に2021年5月12日にオープンの「横浜家系らーめん はかた家」さん。
横浜家系なのに「はかた」??ノンノン!!実は家系ラーメンと博多豚骨ラーメンもあるのです。
運営は「和牛焼肉よりとも」を運営している「株式会社よりとも」の新形態。
恐らく直系店等での修行経験は無く、俗に言う資本系寄りのスタイルな印象です。
今や全国の家系は店で大量のガラを炊かない「CK」(セントラルキッチン調理の店)が多くを占めています。
飽和状態感のある家系ラーメンで敢えて勝負な訳ですが、ここ富士吉田では家系のライバル店が居ません!
家系も二郎系も無いエリアでの出店はチャンスかもしれませんね!
麺じい
簡単にお店の紹介
店名:横浜家系らーめん はかた家
最寄駅:富士山駅より徒歩28分
電話番号:0555-30-1511
営業時間:11:30〜14:00 17:00~21:30
定休日:月曜
※当情報は100%確実なものではない場合もありますことをご理解下さい。
建物はオレンジの看板が目立つ通り沿い
お店の場所は富士吉田市上吉田。
交通量の多い通り沿いでオレンジ色の店の佇まいがよく目立つ。
駐車場は敷地内に10台ほど。
敷地自体はそれほど広くはなく、満車時・混雑時は駐車場内で戸惑ってしまうかも。
店の入り口前には外待ち用の椅子。
扉横にはガチャガチャが用意されています。
扉を開けて、ちょっぴり過去のお店の佇まいが残る店に入ります。
メニューは家系と豚骨の二刀流
まず店内に入ると「家系」「豚骨」あなたはどっち?の看板が目に入る。
はかた家さんは「家系」「豚骨」と主に豚を扱うラーメンの2刀流となります。
また、一般的なメニューのラインナップが写真付きで掲示してあります。
メニュー選び時の参考にしましょう。
看板となるメニューは「横浜家系ラーメン」と「博多豚骨ラーメン」の2種がべース。
家系と豚骨は似た素材を使うものの、二刀流で営業している店は滅多に聞きません。
業界ではやってないこと(できないこと?)を切り開く開拓者になるのでしょうか…
麺じい
ビックリしたのが券売機の上にある案内。
家系・豚骨全てのお好み選択不可能との事。
こりゃヤバっ!と思いきやオープン期間中のみ不可で、6月から選択可能になるとの事。
屋号は家系だが、博多豚骨もアリかも!
女性にオススメとのこと。
店内には様々なポスターが貼られています。
座席には、横浜家系ラーメンと博多豚骨ラーメンのお好みについて表記があるので初心者の方はコチラをチェック!
座席の卓上には家系に重宝する調味料。
ニンニクは刻みで辛め・胡椒はミル挽きブラックペッパーと共に家系らしくないモノ。
座席はカウンター・テーブル席をやや広めに用意してあり、トータル23名ほど収容できそう。
店員さん達はかなり元気で接客には力を入れている模様。
見る限りオペレーション上のトラブルもあったが、時間が解決していくかと思います。
白いスープが特徴の家系豚骨醤油
着丼です。
トッピングはチャーシュー・ほうれん草・うずら・ネギ・海苔。
すんごい白いスープでビックリ!
スープの上澄みは泡立ち、エスプーマ手法のようにクリーミーでスーパーマイルド。
このスープの白さにうずらが入るタイプで、店内も豚臭さは無いので、家系の直系とはほど遠く完全な資本系スタイル。
豚骨の旨味は表に出ていてコクはあるが、醤油のキレは感じず味がぼんやりとして勿体無さはある。
スープは勿体無さがあったが麺は好印象。
中太で緩いウェーブがかかり、歯切れ・食感も丁度良い!
このスープに対しての麺の相性も良く感じ、スープと麺の一体感という観点ではグッド。
チャーシューは適度な歯応えがあり美味。
また、ニンニクは辛めでパンチが効いているので用事が無ければ入れたい所。
ニンニクも良いが案外ビックリしたのが「お酢」とスープの相性が良い事。
終盤でお酢とスープを合わせる事でスッキリと美味しく頂けます。
肉丼はリーズナブルでグッド!
調味料のラー油・胡椒・醤油をちょいがけすると良い味変ができて美味しいです!
オープン期間が終わってからが本当の勝負。
家系不毛地帯の富士吉田なので繁盛に向けた勝機は十分あると思います。
これから期待しましょう。ごちそうさまでした。