今回は東京都足立区千住旭町で間借り営業を開始している【浅蜊蕎麦 アサリビヨリ】さんへ初訪店。
お店は北千住の居酒屋【八文字】の場所を間借りして限られた曜日のランチタイムのみ営業しています。
間借り営業を開始したオープン日は2024年5月26日となっています。
屋号の名の通り、『アサリ』を主役に置いたラーメンを提供してます。近年は貝を主役に置く店が結構増えてきました。新たな貝の名店になって、路面店出店という流れまで持っていって欲しいですね。
まだ都内でもあまり知れ渡ってないラーメン店やな!
店名:浅蜊蕎麦 アサリビヨリ
最寄駅:JR北千住駅より徒歩3分
電話番号:03-4400-5158
営業時間:12:00〜14:00
定休日:基本、月曜〜土曜
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は東京都足立区千住旭町。最寄駅はJR北千住駅で徒歩3分ほど。
様々な路線が乗り入れる北千住駅ですが、JRの東口からが一番近距離かと思います。
駅から出て北の方角へ歩いて行き【らぁ麺屋のさかいさん】を超えてスグに【八文字】の店があります。基本的に営業日程は毎週日曜月曜の12時〜14時とかなり短く限定的。お店の公式となるインスタの投稿やストーリーで営業情報が載ってくるから訪店予定の方は店のSNSには目を通しておこう。
お店の入り口には営業中であれば、木目のある縦長の置き表看板と、写真付きメニュー表が掲示してあります。
看板を見る限りかなり個性があって、ワクワクしてきます。
店内に入り着席したらメニュー表を確認します。
メニューラインナップはかなりシンプルに『濃厚浅蜊蕎麦 醤油・塩』のみとなっています。ラーメン一杯では足りない人のために、『和え玉』の用意もありました。この日は『牡蠣バターの和え玉』『鶏油と黒酢の和え玉』となっていました。
また日によっては『まぜそば』もあったりするようですよ。オーダーは口頭で後会計となります。
店内は基本的にカウンター席しか開放していないと思われ、カウンター7席となっています。
間借り場所の屋号が『八文字』と言うことで、店作りは和風の居酒屋かと思いきや結構モダンでムーディーな印象。目の前の厨房ではカウンター右側の人はLIVEキッチンの如く調理風景を覗くこともできます。
厨房には店主さんのワンオペ。間借り営業と言う事もあり茹で麺機等は無く大きな鍋で麺を茹でます。比較的調理工程はスムーズで然程待たずに着丼となりました。
着丼です。
濃厚浅蜊蕎麦の塩をオーダーしました。店内のお客さんを見ていると結構塩オーダーの方が多い印象でした。
トッピングは、チャーシュー・浅蜊・アーリーレッド・香味野菜はクレソンかな?スタイリッシュな深口切立丼にて提供となりますが、ラーメン構成自体はややコンパクト。スープも比較的少なめの構成です。
黄金のスープは透過度は無く、そのままゴールドに濁っており、浅蜊蕎麦とは言い難いほどの強い貝感。他にも何らかの貝が入っているのではないかなと思えるくらいの濃厚で重厚感ある貝で超快(貝)感!
感覚的には牡蠣らもいそうな雰囲気。塩みも結構強めで、スープ構成上は荒削りな感じはあるがインパクトは十分で記憶に残るような貝のインパクトが広がりまくるスープで美味しい!
麺は中細のパツパツ麺。煮干しや貝系にはこの手の麺が合わされやすい低加水率の麺です。
かなりスープのインパクトが強く、個人的には麺の置き去り感はあったが、個性のある麺だけにちゃんと麺としての美味しさはしっかり感じます。ますますスープと麺の一体感があれば強烈なクラムアタックが完成しそうです。
ラーメンには最後に浅蜊が2個乗せられます。一般的な浅蜊の感じですが、見た目にも浅蜊の印象を強めるので、この2つの浅蜊を乗せる事で差別化を図るような浅蜊感を視覚的にも、味覚的にも感じることが出来ます。
レアチャーシューはしっとりと柔らか。アーリーレッドの食感は際立って良く、クレソンはハーブ由来の香りがグッとくる時があるので苦手な人はいるかもしれないが、個人的にクレソンやルッコラなどの香草は大好きなので、麺とバランスよく食べて完食しました。
美味しく頂きました。かなりインパクトのある一杯で今後のブラッシュアップにも期待したい所です。ごちそうさまでした。