今回は東京都品川区西五反田に新規オープンを飾った【麺屋 隼真(ハヤマ)】さんへ。
オープン日は2024年3月4日でお店は間借り営業の形を取っています。
店主さんは経歴豊富で、東京都内でも屈指の実力を誇る名店、【蔦】【楽観】【はやし田】などで腕を磨いた実績をお持ちのよう。
経歴を見るだけでムフフな期待を込めてしまうのは必然なことでしょう。
オープンすぐにして多くの注目を浴びる店舗になっていきそうな気がビンビンします。
そのうち色んな所でピックアップされるような店になるかもしれんで
店名:麺屋 隼真(ハヤマ)
住所:東京都品川区西五反田5-1-20 2F wincove
最寄駅:不動前駅より徒歩1分
電話番号:不明
営業時間:11:00〜14:30
定休日:日曜
SNS:X(旧Twitter)
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
麺屋 隼真の場所は東京都品川区西五反田。
最寄駅は不動前駅で徒歩1分もかからない。アスペンプラザと言う茶色ビルの2階に店があります。
まずは茶色いアスペンビルを見つけたら2階に上がりましょう。
2階に上がるルートは2つあるで!
アスペンプラザの2階に上がると一際目立つ緑全開のお店があり、コチラが麺屋 隼真の店舗となる。
なお、お店は自社店舗と言う訳ではなく【WINCOVE】と言うBARの間借り営業となっているため、日中のみの営業となる。
不動前エリアに詳しい人はピンと来ると思うが、2024年3月現在は大田区下丸子に移転した【奈つやの中華そば】がかつて間借り営業をしていた場所となるので馴染み深い人も多いでしょう。
緑一色な外観で暖簾や店頭看板も置いていない事から、初見さんは『え、営業しているの?』状態で立ち尽くす人もいるが、これでも営業中となります。意を決して店内に入りましょう。
店内に入りメニュー表を拝見。
ラインナップは極めてシンプルで『上いりこそば』『特上いりこそば』オンリー。ご飯類も用意があります。支払いは先払いのルールとなります。
口頭でメニューを注文し着丼の時を待ちます。
店内は間借り営業という事で、基本的に麺屋 隼真さんに関する案内は皆無。
雰囲気も夜営業のBARに依存しているためオシャレなBAR感が強い。
お店は若い店主さんと助手さんの2オペ。BAR店舗と言うこともあり、ラーメン店としては不足がありそうな調理施設ではあるが、お二方とも一生懸命調理や接客をしていた。
着丼です。
特上のいりこそばをオーダーしました。
見るからに豪勢でリッチな一杯。トッピングは味玉・複数のチャーシュー・ネギ。
スープは動物性出汁不使用スタイル。
一口含めば『えっ!?貝じゃん!!』完全にいりこが全面に来ると構えていたので少々ビックリ。どうやら後掛け香味油に貝のエッセンスが含まれている模様。ファーストインパクトで貝が来てすんごい美味いけど、自慢の『いりこ』が貝に負けちゃっている印象。
近年都内でも増えている『貝出汁専門店』のレンゲと同じようなクリスタル系のレンゲのため、そちらの印象にイメージが引っ張られて『貝出汁専門店』のスープに舌鼓を打っているような錯覚感がある。もう一度言います。それでもスープとして凄い美味いんよ!
麺は菅野製麺所の中細ストレート麺。
動物系でも魚介系にでも合いそうな万能型の麺は、スープの魚介の旨みをしっかり乗せて違和感なく美味い。
菅野製麺は安定感ある麺だなぁ。どのスープに合わせても麺が浮かない印象。美味しいです。
チャーシュー類は特上になると内容が豪華に。
豚・鶏のレアチャーシュー及びバーナーで炙りを加えた肉など、豊富な調理・提供スタイルでやってきます。
やや味わいは穏やかだが、臭みなく上品に肉本来の美味しさを堪能することが可能。かなり食べ応えあって美味しいです。
味玉の茹で加減は絶妙。黄身が流出しなくて適度に柔らかく濃厚。
ラーメンのスープと麺以外の部分の仕事が丁寧で、今後のブラッシュアップにも大いに期待できます。遠からず【奈つやの中華そば】みたいに自身の路面店で営業できる日が来るといいなぁと思います。ごちそうさまでした。