今回は山梨県笛吹市春日居町の店舗。その名も【めんや なないろ】で2016年5月8日にオープン。
オープン当初はヘルシーな大麦麺を用いたラーメンをコンセプトとしていました。現在は軌道修正を施し、大麦麺は廃止していてお店の調子も上がっているように見受けられます。
時が経ち、なないろさんはコンセプトも変わり新たなスタートを切っていたようですね。美味しいラーメンも多く今後も楽しみです。
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店名:めんや なないろ
最寄駅:JR春日居町駅より徒歩3分
電話番号:090-1612-7716
営業時間:11:00~14:30 17:30~21:00
定休日:月曜・日曜
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は笛吹市春日居町。春日居小学校からも近い一宮山梨線沿いとなっています。
オープン当初と比較したら外観の印象も変わりました。暖簾の色も七色だったのが白色になり、デザインも行くたびにに変わっています。そんなお店の外観はプレハブスタイル!
駐車場は砂利で8台は停められそうです。
外観からは担々麺や鶏ガラのコンセプトを見て取れます。またカラフルな坦々麺幟がヒラヒラと踊ります。
店内に入るとスグに大型の券売機があるので、食券購入して席に着きます。
オープン当初は小麦の麺ではなく大麦麺を大々的に謳った営業をしていたのが印象的でしたが、現在は券売機も設置され現代のラーメン屋さん感が増しています。メニューから見て取れる看板メニューは担々麺系。ご当地名物ラーほーもやっていてオススメ。
店内レイアウトは、カウンター席・テーブル席・小上がり席。2024年夏以降に店内の改築が行われ、店内の間取りが広くなりました。特にカウンター席の広さが倍以上に広がり、おひとりさまで来店する人がより一層入りやすくなりました。
テーブル席と小上がり席も依然しっかりあり、比較的大人数のお客さんを取り込むことができそうです。
卓上調味料はスタンダード。店員さんは基本店主さんのワンオペ。
接客面では大きな声を出して頑張っています。
やみつき坦々麺と称される一品の着丼です。トッピングは白髪ねぎ・刻み葱・肉味噌・糸唐辛子。
なんといっても白髪ねぎの盛りが美しい。この盛り方は唯一無二かな。
スープは一口含むと、ざらっとしたゴマの感触を強めに感じるとともに…ホワイトバランス強めの坦々麺ながらも、じわりじわりと辛みを感じる味わい。見た目の印象と違い、坦々麺に必要な「辛さ」「ごま感」を確実に感じられるスープです。
麺においては中細系ストレート。
湯ぎりの甘さのせいか、こちらはスープとの【一体感】がもう一歩欲しかった。麺にスープはしっかり乗っていった。特にチャーシュー的なトッピングはありませんが、肉味噌を感じながら食を進めるのがオススメ!さらには、白髪ねぎはサクサクした食感でネギのいいところを堪能できる。
こちらは1番の看板メニュー「チーズ担々麺」。
従来の担々麺にとけるチーズがスープにあしらわれています。
スープには予め溶けるチーズが入っていて、ほんのり辛い担々ベースのスープをマイルドに美味しくする効果もあります。
担々麺の変わり種の一杯としてオススメ。
いつも何か販売されていた『トマトチーズ担々麺』。ネーミング内容からして完全にイタリアンな担々麺な印象です。
見た目は通常担々麺に、トマトペーストが見えるくらいで大きな変化は見えません。
スープはこれまでのなないろの担々麺史上最もドロっとしたスープとなっています。
チーズのとろけ具合も相まって、スープの濃度・とろみはかなり強い。そんなスープはチーズの風味がしっかり。トマトペーストも一緒に食べこることでより一層イタリアンな雰囲気を楽しむことが出来ます。
さらに中太の麺をリフトしてスープに絡ませて啜ることで、かなり濃度の強いトマトチーズ担々麺になっていることに気づくはずです。スープのとろみ加減が麺にしっかりリフトされ旨みの塊が味覚にバッチリアプローチ。
コチラもチャーシュー類は一切ないので、このまま食べ進めるわけだが、やはりイタリアン感が強い。ラーメンでありながらパスタっぽさもありどこかしら『ボロネーゼ』っぽさも垣間見れます。
コチラは昔ながらの中華そば。
トッピングはバラチャーシュー・メンマ・なると・半玉子・ネギ・海苔。
スープは恐らく魚介レスで、鶏ガラストレートな印象の醤油清湯。
あっさりで、旨みやコクが控えめだけどそれがこの中華そばの美味しさ。
麺は中細タイプでスープとの調和感も良い。突出したクセや違和感もなく、スルスルとテンポよく食べていける一杯。ちょっと小腹が空いた時、ファーストチョイスでこの中華そばを食べたいです!
コチラは2022〜2023年あたりから始まった新メニュー「ダーク雷麺(バリ辛高菜)」。ポスターからただならぬ期待感を感じさせます。トッピングはチャーシュー・辛い高菜・なると・3枚の海苔・メンマ・ネギ。
スープは富山ブラックラーメンを彷彿とさせる漆黒スープ。口当たりはかなりスッキリしたもので、見た目ほどの味の強さは無い。ベースは動物の柔らかな出汁感に醤油を合わせた感じ。
麺リフトすると綺麗な麺線の中細麺が出現。スルスルと啜り心地も良く美味しい。
スッキリしたブラックスープと中細麺の相性も良いです。
チャーシューは厚みのある豚バラ。食感があるタイプ。
そしてバリ辛の高菜を麺と共に頂くと、良い辛さでラーメンの旨みに変化が。確かにそのままのスープを頂くよりも高菜が入った方が刺激性が増して美味しく感じる。博多豚骨のイメージのある辛子高菜ですが、このバリ辛高菜もこのようなラーメンに合うんだ!と発見の美味しさ。
ただ初っ端から高菜をスープに全量溶かすと、スープ全体の味が変化してしまうので「ちびちび」と使っていくのがオススメです。美味しく頂きました。ごちそうさまでした。