YAKITORI 燃 es(ヤキトリ モエ エス)
今回訪れたのは、東京・六本木にある【YAKITORI 燃 es(ヤキトリ モエ エス)】さん。こだわり抜いた焼鳥と、締めに待ち受ける“鶏そば”が話題の完全予約制(OMAKASEのみ)焼き鳥店です。
ラーメン専門ブログが、焼き鳥屋さんに行った際の内容をブログにすると言うことは『ラーメン』があるから。焼き鳥もすごいが、ラーメンもすごいこのお店の食リポを上げていきます。

六本木価格で驚き満点やな!
店名:YAKITORI 燃 es(ヤキトリ モエ エス)
最寄駅:六本木駅より徒歩2分
電話番号:03-6455-4554
営業時間:18:00〜23:00 完全予約制
定休日:日曜
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

所は六本木駅から徒歩2分ほど。
六本木三丁目にある【YAKITORI 燃 六本木本店】と名前が似ているので、ナビを頼りに訪店する際は要注意!

入り口はどこか幻想的で、控えめな表札が高級感を演出している。外観からは焼き鳥屋さん感は全くないが、完全予約制なので、敢えて焼き鳥屋っぽくしないの良い。

YAKITORI 燃 esでは、OMAKASE経由での事前予約が必須。
今回選んだのは、2つあるコースのうち15,000円の上位コース。ちなみに、もう一方は8,000円のコースだが、「鶏そば」が食べられるのはこの15,000円コースのみ。
なお、予約時にはカウンター席か個室を選べる。個室のプライベート感も良さそうだが、焼き場を間近で感じられるカウンター席の臨場感は格別でオススメ。
また、コースは予約時刻から一斉スタートとなるため、遅刻すると品数が減るリスクもある。時間厳守で挑もう。

高価格帯のお店にふさわしい、スタッフの接客力もさすが!特に、担当してくれた女性スタッフの対応が素晴らしすぎた。接客の所作は美しく、話し方は丁寧。料理の説明もわかりやすく、なによりもこちらの空気感や気持ちを察して動く“気配り”が抜群。「また来たい」と自然に思える、大きな要因のひとつだった。

カウンター席とまずはドリンクの徳島ゆずソーダをコール。分厚いおしぼりと共に焼き鳥の到着を待ちます。
店内は全体的に薄暗く、落ち着いた大人の空間。中央に構える焼き場には、職人の手さばきを間近で見られるカウンター席が広がり、奥には個室も完備。

前菜からコースがスタート。
いきなり初めから訳のわからない独創的な前菜料理が出てきました。フレンチと中華の融合のような料理です。












前菜から始まり、串焼きが続いていきます。
どの焼き串も美味しく感動的。味付けは極力塩みを控えめにして、素材の旨みを引き立てている印象。一本一本焼きたての串を自分の専用皿に置いて頂いて、常に熱々の状態を食べられる喜びがありました。
今回の15,000円コースの焼き串の中で、特に印象に残ったのが、笹身と大葉の串・レバー串の2本。どちらも想像を超える旨みと柔らかさで、ただただ驚愕…「うまい」の一言に尽きた。



待望の締めの鶏そばの着丼。
トッピングはシンプルな芽ねぎのみ。
どの角度から見てもただただ美しい…

スープは、鶏の旨みがぎゅっと詰まった優しい味わいに、鶏油の風味がふわりと香る。敢えて塩みは控えめで、まさに「締め」として理想的な一杯。少なめながら、鶏ガラと鶏胸肉から抽出した贅沢なスープのようだ。

麺は全卵たっぷり使用した自家製のストレート細麺で、麺の柔らかさも程よくスープとの相性も抜群だった。なお麺量は茹で前40gほどなので、通常の一杯としては少ないが締めとしては最適量。
ラーメン単体で提供されるものとは違い、コースの流れを完結させる上質な余韻を演出する一杯だった。
最後には温かいジャスミン茶をいただき、ゆっくりと余韻に浸りながらのお会計。高級店ならではの満足感に包まれて、店を後にしました。
正直、価格だけ見ればなかなかのインパクトはある。でも、料理のクオリティ・空間演出・接客のすべてが価格に見合う体験だった。特にラーメン好きにとって、**この締めの「鶏そば」**は一度味わう価値あり。
六本木の喧騒を離れ、ゆったりと美味しい焼き鳥と一杯を楽しみたい夜に是非おすすめしたい一軒。ごちそうさまでした。