えびそば金行 山梨学院大学前店@甲府市
今回は甲府市和戸に2021年4月10日に移転オープンした「えびそば 金行 山梨学院大学前」さんへ。
これまでの金行さんは、2020年8月にオープンした「甲府昭和店」が半年足らずで閉店。
不慣れな甲府盆地の開拓で、立地等に問題があったのか流石に早かった。
今回は甲府昭和閉店後の移転という形で宜しいかと。
また、河口湖で仮設テントで営業している「らーめん金行」も同系列としてお馴染み。
もともと外国人ターゲットで営業してきたがコロナ禍で売上激減の流れもあり、甲府盆地方面へ出店をした経緯があったかもしれません。
全国的にはFC(フランチャイズ店舗)として大成功している店舗例もあり、金行の威信にかけて今回の出店は是が非でも成功したいところ。
麺じい
簡単に店舗紹介
店名:えびそば金行 山梨学院大学前店
最寄駅:酒折駅から徒歩20分
電話番号:050-6870-1658
営業時間:11:30~14:30 17:30~21:00
定休日:12/31〜1/3(ほぼ年中無休)
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は城東バイパス近く「やよい軒」裏
場所は甲府市和戸町。
城東バイパスの「やよい軒」の裏手に位置しており、「おうちdeイタリコ」さんの跡地となります。
山梨学院大学前とは屋号でなっているものの、大学から近そうだけど実際は徒歩10分以上歩く距離感。
駐車場は店横に3台ほどしかありません。
山梨県内での金行さんでは、これまで駐車場を広く完備する事はありませんでした。
今回もその流れを継承しつつ、自転車や徒歩が主な移動手段となりやすい学生さんをターゲットにしたのかな。
白に黒字のシンプルな暖簾がお出迎え。
営業時間も昼・夜としっかりやっています。
立地の効果か学生さんはライス大盛り無料の恩恵があります。
メニューは海老ベースの3種類から
入店して直ぐに券売機。
これまで山梨県の金行では券売機の設置はなかったため真新しい。
メニューは海老をベースにしており「海老味噌」「海老塩」「海老蕃茄(トマトの異名)」の3種が基本メニュー。
店員さんからは「海老味噌がオススメです!」のアナウンス。
海老に関しては高級「オマール海老」を大量に使用した味わいが基本となります。
海老系ラーメン専門店が山梨にはないので、好きな人には嬉しい出店です。
これまでの金行で存在していたセルフお片づけエリアも健在。(食後はお客さん自身が食器等片付けをして帰る)
ただ、食後のお片付けに関しては何のアナウンスもなかったため不要かと。
座席レイアウトはカウンター5席・4名テーブル×1・小上がり席×2組分の構成。
甲府昭和店よりは収容客数は増えています。
また、店員さん達も活気があり成功させようとする気概を感じます。
海老味噌拉麺
着丼です。
トッピングはチャーシュー・ネギ・胡麻・海老粉末。
お馴染みの赤丼に金箸の組み合わせで登場。
スープは上述の通りオマール海老を惜しみなく使用し、豚骨・鶏ガラ・魚介らと味噌を掛け合わせたもの。
味噌自体が元々コクが出せるので、さらなるコクや風味をブーストさせるには海老のチカラが必須。
勿論海老特有の香りが鼻を抜け、濃厚すぎない飲みやすい海老味噌スープとなって味覚にアピール。
スープ単体しっかり美味しいです。ただスープ量は少なめ。
麺はややモチっと感のある中細麺。
甲府昭和時代に開発された麦芽麺かと思ったが、違うかもしれません。
スープとの絡みも程よい。
ただ飲みやすく美味しいスープに対して麺が浮いている感もあり、そういう意味では一体感の強化は欲しいところ。
チャーシューは増しトッピングをしたのでデフォより量は増えています。
丼淵に並べられたレアチャーシューはしっとり生ハムのような食感で美味しい。
ただ、麺上にまとめられたチャーシューは豚の臭みがしっかり残っていて残念。
兼ねてから金行さんの海老味噌スープは塩分控えめなのに美味しく感激していますが、麺チャーシュー等を合わせた一体感アップを猛烈に願っています。FC系かと思うので難しいかもしれませんが、このあたりの一体感が今後の命運を握りそうな気がすると大変僭越ながら考えています。
マジで頑張って欲しいです!ごちそうさまでした。