今回は2023年8月5日に東京都杉並区高井戸にオープンした【塩そば時空】さんへ。
駅から遠いなどなかなか都合が合わず、2ヶ月以上遅れての新店訪問となります。
グランドオープンから昼営業のみとなっていますが、なかなかの速度で知名度の上がっているお店。店主さんは元々「天ぷら職人」として腕を振るっており、ラーメンの魅力を感じてからラーメン店の開業を決意。
簡単に書いてますが、様々な苦労もあったことでしょう。
ただオープンから高評価を集める店になっており、ますます今後に期待のできるお店だと感じています。
綺麗で美味いラーメンが高井戸に出来たんやな！
店名：塩そば 時空
最寄駅：高井戸駅より徒歩13分
電話番号：不明
営業時間：11:30～売り切れ終了
定休日：月曜
SNS：X（Twitter）
※当情報は100％確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は東京都杉並区高井戸東。
高井戸駅からは徒歩13分程度と少し歩きます。
環八通りを上るような方向に行き、旧五日市街道沿いの柳窪の交差点に店を構えています。通り沿いだけあって、並びがあれば通りを走る車の運転手からも目立ち、自動車の方に向けた広告効果は抜群の立地。
入り口にはコンパクトでかっこいい白暖簾がかかっています。
引き戸を開けて店内に入ります。
店内満席時には外並びになります。並び方はシンプルに。上の写真を参考にしましょう。
店舗外壁には「高井戸製麺所」を木目の大きな表札（看板）がありますが、コチラはお店の2階の製麺室を指します。
お店の屋号ではありません。
店頭には写真入りメニューボードが置かれていて、ラーメンの雰囲気を予め掴む事ができます。
外に並んでいると、順次店員さんが呼びに来てくれます。外ならびの際は特に店内の動向は気にかけなくてもOKです。
店内では券売機はなく着席後にメニュー表を確認し、口頭オーダーで注文・後会計となります。
メニュー構成は基本的に塩そば・裏醤油そばの二本柱での構成となっており、どちらも人気を二分するラーメンとなっています。
外並びの時に頂いたチラシには、お店・商品の説明が細かく記載されています。
店主さんの熱い想いも記載されており、「無化調のラーメンが美味しくないと感じている人にこそ食べてもらいたいラーメンです」との一節が印象的でした。
もちろん無化調すっきゃで！
チラシに引き続き店内にも、お店の説明がキッチリ説明されています。
オープンチラシと言い、誕生秘話といい、店主さんはおそらく几帳面で丁寧な人なんだろうなと推察しました。
店内はコンパクトで変則的な作りで、全てカウンターの8席で特に調味料はありません。
木目の綺麗なテーブルで清潔感もあります。
店員さんは明るく親切。広くはない店内だけど居心地は悪くないです。
着丼です。
トッピングは白髪ネギ・チャーシュー・軟骨つくね・メンマ・かいわれ。
麺線整った綺麗なビジュアルです。
スープは少しばかり濁りのある仕様で、素材としては貝柱・昆布・煮干し・鯖節らが入っているようだが、口当たりとしては大人っぽさが際立つ。
塩みはほどほどに出汁感が強く、和の技術で素材の旨みを上手に引き出し、旨味として表しているのが良く分かる美味しさです。
少し個性のある風味が印象的で、これも恐らく出汁由来。和の技術が詰まった美味しいスープで幅広い年齢に愛されそうな美味しさです。
麺は自家製中細ストレート麺。
店の2階の製麺室を【高井戸製麺所】と名付けており、そちらで日々製麺をしている模様。
麺線滑らかで啜り心地も良くスープとの一致感も良くて美味しい。ツルツル啜れて喉越しもよし。
オリジナリティのある軟骨つくね。細かい軟骨が食感を楽しませてくれます。
特製のチャーシューは煮豚肩ロースをはじめ、幾つか投入されており実に美味しい。優しいスープの中にジューシーさも感じ満足度の高いチャーシューとなっています。
美味しくスープまで完食しました。今後何らかの賞なども受賞していくかもしれませんね。ごちそうさまでした。
