今回は河口湖に2025年11月10日にオープンした【らぁ麺 八葉(はちよう)】さんへ。
突如として、立派な路面店が河口湖駅最寄りにオープンしました!道ゆく人はこのお店がどんなお店なのか気になっている人が多いことでしょう。
かなり立派な建物ゆえに、資本系進出か?と思いましたが、調査すると運営は恐らく同建物2階が事務所となっている【株式会社 富士TABI】さんと思われる。主にインバウンド層に向けた観光ビジネスを展開する会社で、近くの大繁盛店【牛カツ専門店 甲州家】さんも同会社運営。
社長さんは中華系の方で、ラーメンにおいても華僑ビジネスの有り余るチカラを見せられています。そのため、主に個人経営のラーメン店ではできないような設備を揃えたダイナミックなお店なのです。

めちゃめちゃ金かけまくった店なんやで!
店名:らぁ麺 八葉
最寄駅:河口湖駅より徒歩4分
電話番号:0555-72-8008
営業時間:11:00~21:00
定休日:不明
※当情報は100%確実な物ではない場合もあります事をご理解下さい。
お店の場所は河口湖駅から徒歩4分

お店の場所は南都留郡富士河口湖町船津。
最寄駅は河口湖駅で徒歩4分ほど。『上の段信号』T字交差点付近に店があります。外観はかなり大きく、県内ラーメン店としは大型チェーン店に次いで大きいキャパシティ。昭和町にあった【かめ田】を思い出します。
駐車場は店舗敷地内に

通りから見える看板はとても大きく、その下には五葉松が植えられています。
なお駐車場は、店の砂利の敷地内が駐車スペースとなっています。隣の敷地のアスファルト駐車場は、駐車場外となるので注意です。
圧巻の目で楽しませる設備

このお店の凄いところは、お金のかけ方が尋常じゃないと言う事!まずは、駐車場側にある櫓(やぐら)。会社で作った物らしく、日中ここに登ると富士山を望むことが出来るようだ。

そして店の入り口付近には、日本の心を感じることができる石庭まで作られている。これはやりすぎ!凄すぎる!!
祝いの花も数多い

店頭には、おびただしい数の祝いの花が届けられている。申し遅れたが、八葉さんは【はやし田プロデュース】のフランチャイズとなります。故に祝いの花には【株式会社INGS】と【菅野製麺所】が共に祝花されていました。


店内外で恐らく30程は祝いの花が届けられており、明らかに河口湖新規参入っぽい雰囲気の店ではないなと確信。多方面から信頼のある会社なのでしょう。

メニューは『はやし田系』のラインナップ

入店すると、まずはタッチパネル式券売機があるので、食券購入してから着席します。ラーメンメニューは「醤油」「背脂醤油」「鶏白湯」「塩」「味噌」「辛味噌」となっている。

つけ麺もあり、「濃厚魚介豚骨」「濃厚辛」がラインナップ化されている。


ご飯物の中には、しれっと高級な和牛丼があった。和牛丼はもちろんハイコストだけど、メニュー全般的に見ても、ガッツリインバウンド価格という訳ではなく、一般的なラーメン店と然程変わらない価格設定に見えた。

ラーメンに入れる追加トッピングも選択可能。
店内空間は美しく広く快適すぎる

店内にも多くの祝いの花が並べられており、華々しい雰囲気が広がっている。富士山のイラストなども飾られており、目で見る楽しさも演出。

その他にも日本風なデザインの飾り物があったり、様々な分野でお金をかけている印象。
丁度この日は、店内にいた社長と本部長と話する機会があった。本部長からは、ターゲット客層は7割〜8割がインバウンド層を視野に入れており、日本の方々にも勿論来て頂きたいとの事でした。
華僑ビジネスのトップは金に物を言わせ偉そうにしているのかと思ったら(スーパー偏見w)、お二方ともかなり腰が低く、どのアルバイトさんよりも丁寧で笑顔な抜群の接客をしており、日本人以上のおもてなし心を意識してるように見えて正直かなりビックリした!
個人的には、アラブの石油王になったような手厚すぎる接客を受けて少し恥ずかしかったぜ…

店内の空間はかなり広く清潔感に溢れまくっている。厨房に向いたカウンター、壁側に向いたカウンター。テーブル席も充実しており、かなり多くのお客さんを収容できそうだ。テーブル席には電源プラグも完備されていた。

カウンター席には給水蛇口が備えられており、セルフで水を注げるスマートな仕様。カウンターの壁面は、畳表風の素材で仕上げられ、温かみのある間接照明と相まって、上質な和の空間を演出している。

卓上調味料は、胡椒・お酢・唐辛子となります。
ラーメン提供まで、キョロキョロしながら待ちます。改めて、こんなにダイナミックな店作りで接客までちゃんとしてたら、近隣の個人店はなす術がないなぁ。と感じてしまった。やはり個人店は味で勝負だな!

着丼です。
はやし田系の中では、おそらく食べたことのない背脂醤油ラーメンをチョイス。トッピングは、チャーシュー・ネギ・メンマとなり、背脂が浮きます。
スープは甘味ある醤油スープ

スープは、はやし田フランチャイズクオリティらしく、終始「甘さ」が先行する味構成。背脂も入れていることもあり、甘みはさらに増幅。
鶏油のコクも相まって甘さとコクと旨さが共存している。その中で、個人的に毎度「はやし田系」で懸念点に挙げるのは、甘みが強すぎて味にキレと締まりを感じにくい点です。美味しいは美味しいが、味がぼやける傾向にあるので終盤は少々飽きも来る感覚があるのです。
麺は例の如く菅野製麺所

麺は毎度お馴染みの菅野製麺所の中細ストレートタイプとなります。やや加水を抑えており、歯切れ良く軽快な食べ進めが出来る麺となっています。
チャーシューはしっとり美味しい

チャーシューは薄切りでやや柔らかみのある豚。程よくしっとりしており普通に美味しい!スープと麺の構成を崩さないタイプのチャーシューでした。
美味しく頂きました。個人的にはその圧巻の店作りにビックリしたが、勉強にもなりました。この先どのような集客になるのか非常に楽しみです!ごちそうさまでした。

