今回は甲斐市にある「麺屋 我流」さんへ。
山梨県で唯一!?なんと本格派の「麻辣(マーラー)麺」をメインメニューに掲げているお店。
麻辣とは、花椒(ホアジャオ)と唐辛子を合わせた中華料理の味付けを言い、辛い中にシビれを伴います。これが一部の層のファンに『シビカラ』のネーミングで熱烈な支持が得られています。刺激的な味わいである故、裏を返せば苦手な人もいる味付けなんです。しかしお店には、麻辣ー系が苦手な人にも提案できるメニューが幾つかあるのでご安心を!

辛いの好きやけど、痺れるのはちょいと苦手やでー
店名:麺屋 我流
最寄駅:JR竜王駅から車で6分・徒歩で21分
電話番号:090-7185-9319
営業時間:11:00~14:00 17:30~20:30
定休日:水曜と第一・第三火曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。



立地は甲斐市中下条。山梨県道25号甲斐中央線沿いにあります。建物は真っ赤なプレハブ状で、通りからでも比較的目立つ外観となっています。お店の看板には『辛い』『痺れる』といったキーワードが記載されていて、真っ赤な外観も後押しして、辛い系の店なんだな?と言うことが理解できます。
駐車場は店の敷地内にある


駐車場は敷地内に完備されており砂利となっている。 白線での駐車スペースの仕切りはないので、各自ざっくりと駐車する形となる。
また駐車場敷地内には、24時間利用できる冷凍自販機が設置されている。お店の商品が並んでいるので、営業時間外に購入するのはかなりアリである。
メニューはシビ辛と辛くないメニューもある


店内に入り先ずはメニューからチェック。お店のイチオシとなる『麻辣麺』メニューはシビカラ好きなら是非とも頼んでおきたい一品。シビ辛の強度の調節も出来るので自分好みのカスタマイズができるのも魅力。ガッツリ行きたい人はデカ盛りもあります。
デフォルトでシビ辛レベル3。これでも十分痺れるので痺れが苦手な人はレベル1でも良いくらい。レベル6の狂シビ辛は変人の境地ですw。

勿論シビ辛系メニューだけでなく、一般的なラーメンのメニューも存在する。醤油・塩・味噌・煮干し・トマト系とかなりラインナップは豊富に見受けられる。

コチラはご飯類メニュー。ご飯類にまでシビ辛の麻辣があるのにはビックリ!とことん『シビ辛』路線に突き進むならば、麺類もご飯類もシビ辛系でGO!
店内は気持ち広めで過ごしやすい雰囲気

店内はカウンター席・テーブル席とあってやや広め。比較的混雑はしないように見受けられる。
お店は基本的に店主さんのワンオペ。コワモテそうな店主さんだけど、全然そんなことはなくて優しかった。ラーメンの提供時間も遅いことなく適正でした。

着丼です。
ビジュアル的に旨そう!トッピングは、もやし、キャベツらの野菜・茹で豚・背脂といった構成。肉野菜の上には唐辛子や花椒が振り掛けられている。
旨みの後に痺れるスープ

スープは一見、美味しそうな普通の味噌スープっぽく見えるが、一口含むと自家製麻辣醤の効果でビリリと衝撃が走る。前半は鶏・豚と味噌のコクや旨みを感じるが、間もなく適度な辛さと痺れが味覚に襲いかかる。辛さは程々で耐性的にも大丈夫なのだが、痺れがなかなか強い。スープを飲み続けるとやがて、舌がビリビリ痺れてきて麻痺した感覚になる。
辛さはそれほど強くないので、『ウマシビ』って感覚。痺れた後に水を飲むとフリスク後の水のようにスーっとしまくります。
麺は全粒粉入り中太麺

麺は中太サイズの緩いウェーブが入った麺。全粒粉入りで麺肌はツつるりとした質感。味噌ラーメンとしてしっかりスープに合う麺となっています。
肉野菜は優しい旨み

野菜や豚は全て茹で上げ仕様。
野菜・肉自体は非常に優しくさっぱりしていますが、味噌スープに浸せば良い味わいに変化していきます。シビカラの中ではこれらのトッピングはオアシス的存在かもしれません。

濃厚トマトつけ麺の大盛り。トッピングは、麺側にブロッコリー・半味玉・かいわれ・コーン。

つけ汁側に、茹で豚・もやし・コーン・トマトの果肉・バジル。

麺側にもバジルが降りかかり、香りは欧州系のハーブ系なもの。
麺とつけダレを合わすと濃厚で爽やかな美味しさ

動物系の出汁にトマトの酸味と旨味・爽快感が加わり、オシャレなカフェ感ある味わい。特に酸味が色濃く出ているが、正直もっとぶっ飛んで酸味を表に出しても面白そうな異色つけ麺。とは言え、トマトの酸味はもちろん旨味も生きていて、女性にも愛されるであろう美味しいつけ麺!
改めてメニュー作りにおいて、素晴らしい才能を持ったお店だと感じました!ごちそうさまでした。

