今回は甲府市国母に2024年5月20日にオープンした【甲斐豚骨ラーメン ぶーちゃん】さんへ。
コチラのお店は屋号から察する通り『豚骨ラーメン』を扱うお店。そして『貝』を『甲斐』に掛けてあり、貝出汁を使っていることが屋号に隠れた一つのメッセージとなっている。
近年はご当地豚骨ラーメンも流行っており、関東では群馬豚骨・茨城豚骨と言うジャンルもあるので、甲斐豚骨もその流れなのかな?と思いきやそこに隠れている意味合いは『貝』だった。
店主さんは、同某テナントで夜営業をしており昼夜頑張っています。その流れもありラーメン店は昼限定の営業となります。豚骨×貝の斬新な組み合わせを楽しむことができます。
昼は10時から営業開始やで!
店名:甲斐豚骨ラーメン ぶーちゃん
最寄駅:JR国母駅より徒歩14分
電話番号:不明
営業時間:10:00〜15:00
定休日:水曜・日曜
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
ぶーちゃんの場所は甲府市国母の交通量が多いエリアに店を構えています。国母立体下の国母交差点付近、国母通り沿いになります。看板には大きな『甲斐豚骨ラーメン』の文字があります。
オープン期間は祝いの花もありました。
外観を見るからに、駐車場の駐車可能台数はかなり少ないかと覚悟をしていたが、店内にある駐車場ガイドを確認すると駐車できる台数は11台分はある事が分かる。
店内座席数を見る限り、行列ができない限りは満車にはならない計算です。
店内に入り券売機で食券購入から。
メニュー構成は貝豚骨ベースのラーメン一択となり、その中で『通常ラーメン』『チャーシューメン』『黒(マー油)』『赤(半○しキムチ)』から選択できます。炊き込みご飯もオススメのようです。
食券提示時には、レアチャーシューか炙りチャーシューを選択できます。(チャーシューメンは双方2枚ずつ入る)。そして麺のかたさ・味の濃さも希望が出せます。
店内の座席はL字のカウンター席のみで合計7席。
カウンターには特に調味料はなく、豚骨ラーメンに合う紅生姜・高菜・胡椒などの調味料関連は置いていない。
ニンニクは口頭でお願いすれば貰えるで!
木の温かみある清潔感ある店内で厨房もキレイめ。明るい空間と店員さんの雰囲気も柔らかい。店内にも祝いの花があった。
ラーメンの調理は結構迅速スピーディ。ランチタイムに時間がない人でも店内入って終えばスグにラーメンを食べれそうです。
着丼です。
上の写真がチャーシューメン・下の写真は甲斐豚骨ラーメンの黒(マー油)となります。
チャーシューは炙り&レアチャーシュー2枚ずつ・ネギ・海苔・キクラゲ。黒の方はマー油ペーストがスープ表面に敷かれます。
スープは見るからにマイルドでとろみを感じるクリーミー豚骨スープ。豚骨自体は非常に滑らか。若干汎用性を感じる部分があるが、それを解放するのが『貝』の存在。あさり・しじみ・ホタテだったかと思われるが、単調ではなく若干の複雑性を帯びた貝の存在が、マイルドに広がる豚骨の風味を引き締めている印象。
特にこの貝の成分が、スープの塩みを助けているように見受けられ、温度が下がってくると貝の主張・塩みがより引き立ってくる感じがします。ありそうで無い独特の味わいのスープです。
麺は細麺で普通の硬さをコール。
THE豚骨ラーメンの麺と言う印象で、特出して大きな個性を感じる部分はないが、濃密なスープが麺1本1本に猛烈に絡んでズルズル啜れる。特に麺を頂く場合は、半殺しキムチ(長野県産の野沢菜キムチ)の相性がかなり良く是非とも合わせて楽しんでもらいたい!
コチラはチャーシューメンに入るレアチャーシューと炙りチャーシュー。どちらも豚チャーシューで、面積が大きいのはレアチャーシュー。やや小ぶりだが香ばしく味が良くて、豚骨ラーメンに合うのは炙り仕様。
お店のオススメとなる炊き込みご飯と、個人的にオススメの半○しキムチ。
炊き込みご飯はやや柔らかめのお米を和風に炊き込んだ優しい炊き込み飯。半○しキムチはゆきはんを追い詰める殺傷力は持っていないが、良い辛さでマイルドな豚骨スープにかなり合います。
豚骨と貝という意表つかれまくる一杯で勝負のぶーちゃんさん。今後も頑張ってください。ごちそうさまでした。