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【麦の夜明け@京都・下京区】西日本ラーメン百名店!帆立と山椒の中華そばを実食レビュー

今回は番外編。京都府京都市下京区に2022年にオープンした【麦の夜明け】さんへ。

コチラのお店は2022年にオープンして、1年にも満たない段階でミシュランビブグルマンを受賞したり、ラーメンWEST百名店(西日本)受賞したり正真正銘の実力店。若き店主が『山椒』を使ったラーメンを主軸に展開するラーメン店です。

個人的にも近年山椒の入ったラーメンと聞くと、居ても立ってもいられなくなる衝動に駆られる事があるので、麦の夜明けさんへの訪店はとても楽しみでした。念願のお店で『帆立と山椒の中華そば』を実食しました。

麺じい
麺じい

京都らしさをラーメンで表現したくて山椒を取り入れたらしいで!

簡単に麦の夜明けの紹介

店名:麦の夜明け

住所:京都府京都市下京区西七条掛越町12-5

最寄駅:阪急西京極駅徒歩16分

電話番号:不明

営業時間:[月]11:00〜14:00 [火・水・木・金]11:00〜15:00 18:00〜20:00 [土]11:00〜15:00 17:30〜20:00 [日]10:30〜14:00

定休日:不定休

SNS:X

※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

場所は阪急西京極駅から徒歩16分の花屋町通沿い

麦の夜明け 外観
麦の夜明け 外観

お店の場所は、京都府京都市下京区。

阪急西京極駅から徒歩16分と少し距離のある、花屋町通沿いに店を構えています。

外観は少しコンパクトに見える印象。

暖簾
オシャレな暖簾
表札
表札

お店の暖簾は、明るいパープルカラー。デザインもオシャレでモダンなる和の印象を感じさせます。

なお店内満席時は、外に置いてあるパーテーションの並びの通りに並んでいきます。店員さんの誘導で、先に食券を購入して店内で待てる場合もあります。

メニューは京都感じさせる和の品ある一杯

券売機
券売機

店内に入店して、右側すぐに小型の券売機が設置してあります。メニュー構成は麦の夜明けのベースメニューとなる「帆立と山椒の中華そば」と「牛醤油と山椒の中華そば」が並び、限定メニューが続いていきます。

お店のこだわり
お店のこだわり

座席について目に止まるは、お店のこだわりが明記されたPOP。そんなお店を切り盛りするのは、若い店主さん。ラーメン店での修行経験はなく、前職は製粉会社と言う、ラーメン店主としては珍しいキャリアを持つ。

追加メニュー
追加できるメニュー

なお、座席からでも上記写真の追加メニューをすることは可能。その時の気分やお腹の溜まり具合で、席に座ったまま追加できるのはありがたい。

店内はカウンターのみ。電気は明るく木の温かみのある空間で、お店の方々も非常に優しい印象。居心地がとても良かった。

特上 帆立と山椒の中華そば

特上 帆立と山椒の中華そば
特上 帆立と山椒の中華そば

着丼です。

どうしても食べたかった、帆立と山椒の中華そばの特上仕様となります。トッピングは、チャーシュー・帆立・青ネギ・ワンタン・味玉。提供直前に高価で魅惑的なぶどう山椒を振りかけてくれる。

スープ
スープは優しくも旨み溢れる

スープは淡海地鶏と天草大王。そしてホタテなどを主体として仕上げた色穏やかなスープ。ぶどう山椒の効果もあり、芳醇な山椒の香りも鼻に抜ける。

スープ自体は鶏の旨味、ホタテからなる味の奥行き喉が合わさり。優しくも旨味がしっかりと広がる構成となっている。

山椒が降りかかる
ぶどう山椒
中細麺
中細ストレート麺

麺は自家製の中細ストレート麺。店主さんが前職で勤めていた日本製粉の経験と知識を活かして厳選した山口県産小麦を使用した製麺。艶やかで美味しく、麺を啜ると鼻に抜けるぶどう山椒もまた心地よい美味しさとなる。

味付き帆立
帆立

堂々と頂に鎮座する帆立は、北海道産生帆立の醤油漬けに炙りを加えるひと手間。柔らかさとしっとり感の中にじんわり旨みが溢れ出す至福のトッピングとなります。

鴨チャーシュー
鴨肉
チャーシュー
豚チャーシュー

チャーシューは鴨ロースと豚の低温調理仕様。過剰な味付けはせず、優しくも肉本来の旨みが溢れ出す美味しさで、ラーメンの華として彩りを加えます。

味玉
味玉
ワンタン
皮の存在感強いワンタンと

その他トッピングにおいても、味玉・ワンタンとラーメンを支える素晴らしい素材。双方彩りも食感も美味しさも見事で、若き店主さんのラーメンとは思えぬ成熟した一杯でした。ごちそうさまでした。