今回は甲府市丸の内。甲府駅南口からスグにある【純水味干し中華そば匠庵(しょうあん)】さん。オープンは2018年4月9日。
長野県に本拠地を置く「ゆいがグループ」の山梨県初参戦店舗。ゆいがグループは信州ラーメン四天王の一角で、地元では絶大な人気店です。オープン時のコンセプトは、長野市にある「純水煮干し中華そば幻庵」さんと同様のものかも。
直近までは近くに店を構えていた「山亭」が運営を任されていたようですが、現在山亭は閉店されており、甲斐市の山亭が運営を担っているのかな?
店内清潔で入りやすいで!
店名:純水煮干し中華そば 匠庵 甲府店
最寄駅:JR甲府駅南口駅から3分ほど
電話番号:055-225-3663
営業時間:11:30~14:00 18:00~23:00
定休日:なし
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は甲府市丸の内。
甲府駅南口から歩いて県庁を越えるとスグ、平和通り沿いで左側に見えてきます。
駐車場はありません。車の人は近くの有料パーキングに駐車する必要があります。
駅前やから近くにラーメン屋さん多いで
店頭ではスタンド看板が置かれ主力メニューが掲示されているので未経験の人も安心。
屋号の通り、煮干しを扱った一杯がメインとなります。
入店してすぐに券売機。
メインは中華そば・塩そば・激煮干しそば・淡麗煮干しつけそばの4種類。
つけそばは、オープン当時はなかったメニュー。
煮干しが好きで好きで…そんな方は激煮干し推しですね!
席はオールカウンター12席ほどだったかな。
奥行きのある作りの店内で、清潔感があります。照明もオシャレ!
卓上は煮干し酢・ミル挽き胡椒・唐辛子。
座席感覚は比較的広めで窮屈感は無し。
好きな人は大好き!昆布水仕立てのつけ麺の食べ方は座席に記載があります。
椅子はかなりアンバランスで、座ると勝手に回ることも。座って足浮かすと右にゆっくり回るんです。きっとお客さんを楽しませるアトラクションです。
そして体重を乗せるとポンポン上下します。これはフリーフォールです。
こちらは醤油の海老ワンタン煮干し。
トッピングは海老ワンタン・チャーシュー・メンマ・海苔・ネギ。
スープは煮干しを効かせた醤油清湯。
若干の煮干しのえぐみはあるものの、かなりスッキリした後口で飲みやすく、複雑性のない分かりやすい味わいで美味しい。
特に女性層に好まれそうな味わいかと思う。
麺は中細のストレート麺。
このスープにこの麺、全然違和感なくテンポ良く啜っていけるね。
期待のワンタンとチャーシュー。ワンタンは初めて食べたけど、全般的に手作り感が感じにくく…ワンタンの名店と皮の食感が違う。チャーシューも開店当初の花びら焼豚の味わいとは変わってしまったかと…
スープは美味しくて良かっただけに少々残念。
スポンサーリンク
肉に埋め尽くされたラーメンの着丼です。
トッピングはチャーシュー・穂先メンマ・三つ葉・海苔・刻みネギ。
分かりやすいようにグランドオープン時と2024年4月時の写真を載せておきますが、(醤油と塩で味は違うが)、焼豚の印象がガラリと変わっています。
スープは塩と醤油双方飲んだが、共に煮干しや節が組み合わさった淡麗系。
煮干しのえぐみなどが前面に出てくるかと思いきや、口に入れた瞬間はやや控えめ。優しくバランス整った煮干しの印象で飲みやすく万人受けを狙ったような印象。飲み応えもスッキリしています。
麺は中細タイプで緩くウェーブの入った形状。
麺としての形状は全然問題なさそうだが、スープの旨みが麺に今ひとつ乗ってこないのは何でだろ。
スープ・麺それぞれが独立している印象。
この店の見せ所でもある『花びら焼豚』。たくさんの薄切りチャーシューが乗っており、オープン当初はしっとり優しい味付けのロースト肉がとても美味しかった記憶にあるが、物価高騰の流れからか2024年現在は豚の見た目がかなり様変わりしてしまった。
前ははしっとり柔らかく優しい旨みが特徴の肉でしたが、現在は豚タンのような食感で噛みごたえも強くなっているので、終盤は少々顎も疲れてきます。いやぁあの肉がうまかったのになぁ。戻してほしいなぁ…とそんな思いの一杯でした。
というわけで、期待と不安?の激煮干し。
トッピングは味玉・刻み玉ねぎ・紫玉ねぎ・岩のり・メンマ・チャーシュー・青ネギと色鮮やか。
スープはセメント色までとはいかないものの、見事に煮干し感。粘土は見た目以上になく、さらっとしてます。
煮干しのえぐみ等は強くなく、激煮干しと言えどまとまっています。
ニボラーには感激の一品かもですね!
麺は結構な細麺ストレート。このスープにはこれが合うのでしょう!
この激煮干しは玉ねぎが名脇役ですね!食感がまたラーメンを楽しませてくれます。
スポンサーリンク
オープン時にはなかった昆布水つけそば。+100円で麺大盛りです。
トッピングにはチャーシュー・味玉・穂先メンマ。
麺はドゥルンドゥルンの昆布水にまとわれた中細麺。
昆布水の仕様上、かき混ぜると昆布水が泡立ち、麺がふんわりします。
そのままの麺は昆布の出汁をやんわり感じる。
別皿提供の薬味、藻塩・柚子山葵ですが、ちょこん。。。もう少し欲しいな。
東京都三鷹の「健やか」のような構成です。
麺につけて食すのですが、特に藻塩は昆布水との相性抜群で旨味を引き立たせてくれて美味い!
つけ汁は淡麗系醤油。ややエッジの効いた醤油と煮干しを感じるサッパリつけ汁。
冷え冷えの昆布水麺に、アッツアツのつけ汁の調和が面白い。
爆発的な旨みはないけれど、バランスの取れた味わいを意識した煮干し醤油つけそばという印象。
ごちそうさまでした!