今回は東京都千代田区鍛冶町に2009年9月にオープンした【カラシビ味噌らー麺 鬼金棒 神田本店】。
屋号は鬼金棒で『おにかなぼう』と読むのではなく『きかんぼう』と読みます。
お店のラーメンスタイルは屋号の通り『辛くて痺れるラーメン』を提供しており、その痺れ・辛さは自分の希望の度合いに変化させる事のできるシステムとなっています。
辛党の方は勿論、痺れも得意な人には大変喜ばれるマニア向きな店。ただ辛いのも痺れも苦手な人はどちらも抜く事ができるので、あなた好みの一杯に仕上げる事ができますよ。
![麺じい](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2019/12/35a39bde2e78b8fe735f64eae43e5c82.png)
折角ならスパイシーでパンチ効いた一杯にしたいな!
店名:カラシビ味噌らー麺 鬼金棒 神田本店
最寄駅:神田駅より徒歩2分
電話番号:03-6206-0239
営業時間:〔月〜土〕11:00~21:30 〔日曜〕11:00〜16:00
定休日:無休
SNS:X(旧Twitter)
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
![カラシビ味噌らー麺 鬼金棒](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2859-2-scaled.jpg)
お店の場所は東京都千代田区鍛冶町。ほぼ神田平成通りに面しているような立地です。
最寄駅は神田駅で東口から徒歩2分ほど。
![カラシビの名のつくカレー屋と併設](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2858-2-scaled.jpg)
関連する建物は2つあり、1つが【カラシビ味噌らー麺 鬼金棒】でもう1つが【カラシビカレー 鬼金棒】とっています。以前までは双方の建物が本館と別館で【カラシビ味噌らー麺 鬼金棒】としての一体化営業をしていたが、2022年の8月より別館側をカレー屋さんとした事で、ラーメンを提供する建物が本館オンリーとなりました。
![迫力ある看板](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2860-2-scaled.jpg)
黒の建物と金色で屋号看板となっており迫力がある。そして、この店はいつ見ても・いつ通っても行列していない日はない。そんな圧巻の人気を誇る神田エリアトップクラスの混雑店です。客層は外国人観光客も多く、来店の3割以上は外国人層に見受けられました。
![食券を購入したら並ぶ](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/鬼金棒 ルール-scaled.jpg)
鬼金棒さんは大概並びがあるので並び方や食券の購入タイミングを解説しておきます。
まず、食券購入タイミングは『並ぶ前』です。
券売機はお店の入り口の右側にあるので、そちらで食券を購入し最後尾に並びます。
![並ぶルール](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2862-2-scaled.jpg)
並びのルールは上記の通り。店の前からシビカラカレーの方に繋がり(カレー屋まで並んで約20名くらい)、道路を挟んだ向かいの歩道に並んでいく形。並んでいる最中の誘導は店員さんが率先してやってくれるので安心。並びの段階で食券回収も来るので、辛さと痺れのお好みをどうするか決めておこう。
![麺じい](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2019/12/35a39bde2e78b8fe735f64eae43e5c82.png)
混雑時は40名50名と並ぶこともあるで。
![1時間は入店までかかる](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2852-2-scaled.jpg)
お店の営業時間は通し営業となっているので、並び時間を極力少なくしたいのであれば、オープン前に並ぶか夕方15:00〜17:00あたりの時間を狙うのが良いでしょう。
並び時間の目安は前方40名くらいで入店まで70分くらい。回転は良い方です。
並んでいる最中には店内の香りが店舗周辺に充満。めっちゃ二郎系の香りがする。こりゃ外人さんも喜ぶわ!!
![券売機](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2844-2.jpg)
券売機は店の入り口にあります。
メニュー構成は基本的に味噌ラーメンと味噌つけ麺オンリーとなっており、様々なトッピングを付けたメニューが存在するので自分のお好みのメニューを選択しよう。
- カラシビ味噌らー麺
- 味玉カラシビ味噌らー麺
- 特製カラシビ味噌らー麺
- パクチーカラシビ味噌らー麺
- もやしカラシビ味噌らー麺
- 肉増しカラシビ味噌らー麺
- ヤングコーンカラシビ味噌らー麺
- 肉肉カラシビ味噌らー麺
- カラシビ味噌つけ麺
- 特製カラシビ味噌つけ麺
といったメニュー構成となっている。更に通常の辛さよりさらに辛く・痺れを強くする「鬼増し」食券もあります。ぶっ飛びカラシビマニアは是非このメニューも行ってみては如何でしょうか。
![カラ シビの選択](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_28682-scaled.jpg)
そして食券提示時には『カラ』『シビ』の両方のお好みをコールする事ができます。それぞれ『抜き』『少なめ』『普通』『増し』を無料でオーダーできます。更に上のレベルの『鬼増し』は別途料金が掛かってきます。
![鬼金棒の暖簾](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2864-2-scaled.jpg)
![入り口横には金棒](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2866-2-scaled.jpg)
![無数の金棒](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2872-2-scaled.jpg)
店内に入店して着席。
入口にも店内にもあらゆる所に鬼のイラスト置物らがあり、鬼金棒スタイルを演出。
店内は和太鼓演奏のBGMに加えて、より一層禁断の二郎系の香りや調理の煙が充満。ヤベーどうにかなっちゃいそう。。
![もやし味噌カラシビ味噌らー麺](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/鬼金棒-scaled.jpg)
![サイドアングル](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_28741-scaled.jpg)
店内に入り5分足らずで着丼。1ロット5名くらいのペースで調理してたので回転は良いです。
トッピングは角煮チャーシュー・もやし・ニラ・見た目が金棒のヤングコーン。カラシビはカラ普通のシビ少なめをコールしました。
![鬼金棒のレンゲ](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2875-scaled.jpg)
鬼金棒のレンゲ。スープに刺さる金棒の如し!
金棒のように見立てており、鬼に金棒コンセプトを一貫して表現している。
![鶏・豚スープと調合味噌の合わせ技](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_28771-scaled.jpg)
スープの香りはそれほど強くはない。ベースに鶏・豚の動物出汁魚介も加えているそうで、屋号のイメージから荒々しく中毒系ある味噌かと思っていたが、非常にバランス取れている口当たり。
スパイス・香辛料など多くの旨味成分を合体させた調合味噌もベーススープと見事に調和。多少の中毒要素も持ち合わせながら品やバランス感も表現できるハイクオリティスープです。
カラ普通・シビ少なめでコールしましたが、どちらも予想よりも軽く感じたので、希望の1段階上をコールしても良いかもしれません。
![三種混合麺](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_28791-scaled.jpg)
そしてビックリなのが麺。鬼金棒さんは中太麺・中細麺・細麺の形状異なる麺を合わせる(三種混合麺)と言う離れ業をしています。
麺リフトをしてよく見ると微妙にサイズ感の違う麺があるじゃないか!食べながらそれぞれの麺の食感を体感するほど繊細な舌はしていないが、全般的に柔らかめでスープの持ち上げも良いです。
![炒めもやし](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_28761-scaled.jpg)
やっぱり味噌には炒めもやし!!提供前には強火で火柱立てて豪快に炒めただけあって、香ばしくてシャキシャキしてめちゃ美味い。
食べながら思ったが、味噌なのでニンニク・バターなどの中毒性増幅作用のあるトッピングもあると面白いなぁ。とも感じました。
![角煮チャーシュー](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_28781-scaled.jpg)
通常のチャーシューは1つ。角煮状で分厚くて柔らかい。歯を入れれば簡単に解れる美味い豚は、大変人気で豚を豪快に何個も増す猛者も居るほど。
豚自体の味染みは然程強くはないが、優しめながらもジューシーな旨みで最高。
美味しく完食しました。振り返ると改めて運営の手腕がセンスあるなぁと思いました。通し営業で日本人にも外国人にも支持され続け、ラーメン×エンタメの要素を見事に高次元で演出していて、店内ではワクワクしてしまう素晴らしい店でした。ごちそうさまでした。