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【池袋ばんかららーめん】ストロングラーメン食べてみた!二郎系ラーメンの実力は?

2019年9月10日より、池袋ばんかららーめんで二郎系インスパイア的新商品「ストロングラーメン」の販売が開始。

国内の二郎系の熱も加速して行くと共に、兼ねてから顧客からの要望もあり、商品化が決定したようです。

 

今や、色んなラーメン屋さんで「ラーメン二郎」のようなラーメンを作る「インスパイア系」が増えてきており、各都道府県で二郎系インスパイア商品が食せるのでは無いか?というくらい店舗数が増えてきた。

理由は需要があるからです。

 

 

全国にあるラーメン二郎は当然の如く毎日行列をなしており、その実力や人気は疑いの余地なし。

様々なラーメン屋さんや、新たに開業を目指す人も、ここに目をつけている人も多いでしょう。

 

 

今回は「池袋ばんかららーめん」さんの話。

東京豚骨醤油のラーメンを主力商品としているお店。

そのグループが手がける二郎系インスパイアラーメンの実力や味はどうなのか・・・?

細かくレビューしてみます。

 

池袋ばんかららーめんとは?

 

池袋ばんからラーメンとは、株式会社花研が運営するラーメンチェーン店。

 

規模もなかなか大きく関東(東京都・埼玉県・千葉県・茨城県)を中心に、山梨県・静岡県・沖縄県に出店。

海外にもマレーシア・タイ・ベトナム・オーストラリアにも出店。

 

国内の出店に関しては関東を中心とした都道府県で、今後の拡大も期待される。

 

筆者であるボクも10年以上前、県外に住んでいる時に「池袋ばんかららーめん」には大変お世話になった。

店の雰囲気も広く快適で、店員さんの感じも良い。

「とろみばんかららーめん」が大好きでよく食べていた。

 

ばんからはどんなラーメンなの?

 

池袋ばんかららーめんのラーメンのスタイルは「豚骨醤油」です。

味わいに関しては「濃いめ」な印象。

商品にもよりますが、背脂も入っておりラーメンの美味しさにプラスして「甘み」「旨味」を増幅させてくれます。

 

豚骨醤油ではなく「味噌」「中華そば」もメニューにあり、様々なニーズに応えることができます。

 

また店内にはニンニクプレスをする器具が置いてあり、好きなだけ生のニンニクをラーメンに入れて食べることができます。

脂が多い印象だが、ご飯系にも合うスープで、ガッツリ派な男性にも喜ばれるメニュー構成。

上の写真は人気の高い「チャーシューばんから」980円。

猛烈な背脂に食感の生きたネギ、薄切りのバラチャーシューがたくさん乗った商品。

麺はやや短めのちぢれ麺。

背脂が入り、ややコテッとしたスープを持ち上げます。

ばんからHPより引用。

池袋ばんかららーめんといえば、1番人気メニューはトロトロの角煮が乗った「角煮ばんから」。

迷ったらコレと言い切れる!ばんから定番メニューです。

 

山梨県竜王バイパス店に行ってみた

今回は地元でもある「池袋ばんかららーめん 竜王バイパス店」に行ってみた。

行ってみた・・・というか時々行ってるけどね〜・・・

 

これまで幾つかばんからには行ったことがあるが、どこの店舗も敷地面積広い&客席数も多く非常に快適。

こちらのお店もデカイなぁ〜・・・席数トータルで90席以上もあります。

 

店舗詳細は↓

店名;池袋ばんかららーめん 竜王バイパス店

住所:山梨県甲斐市富竹新田1922

最寄駅:JR竜王駅から早歩きで25分

営業時間:11:00~翌1:00

電話番号:055-242-7770

定休日:年中無休

駐車場:あります

 

メニューや店内雰囲気・POP等

 

こちらのお店の「ストロングラーメン」の販売については、材料の調達が間に合っていない影響で2019年9月10日からの販売開始には間に合わず。少々遅れての販売開始の運びとなりました。

販売開始になると、店内外には「ストロングラーメン」のPOP等が掲示されるようになりました。

山梨県の竜王店ではPOPのような角煮・卵が乗った「メガ角煮ストロングMAX」の販売はしないようです。

ちょっと残念・・・。

 

販売するのは角煮も卵もトッピングしていない通常のストロングラーメン。

好みで野菜マシにすることが可能で、食券を渡す時に伝えます。

 

全ばんからの中で、地方のばんからはインパクトあるメニューはやらないんですかね〜。

この辺は事情があるだろうけど、楽しみにしていた側としてはショック。

敢えて二郎系とは言わないで営業していくのかな・・・と思っていましたが、ガッツリ「二郎系」と言っています。

・・・であれば、ばんからとしては二郎を意識して作ったラーメンで間違い無いですね。

券売機にもしっかり「ストロングラーメン」が加えられています。

ストロングラーメンは写真の通り、角煮の付いていないものなので、どうしても「角煮!」という人は券売機のトッピング「320円」を追加しましょう。

席に着くと店員さんが食券を確認しに来ます。

この時点でコールするのは「野菜の量」を増すか?店員さんが確認してくれます。

増す場合は野菜量推定500g。増さない場合は通常で300gとなります。

 

またその他にも通常と同じように、「麺の硬さ」「味の濃さ」「背脂の量」を調整できます。

今回は「野菜増し」「背脂多め」を伝えました。

相変わらず店内は広くて快適です。

一人でも複数人でも快適な時間を過ごせるでしょう。

 

また、店内にはお馴染みの「ニンニクプレス機」&「ニンニク」が入り口付近に置かれ、自由に持って行ってください!というスタンス。

ストロングラーメンにはニンニクを入れるかの選択肢はなく、デフォルトではニンニクが入っていません。

そのため、ニンニクをインしたい人は「ニンニクプレス機」&「ニンニク」を持ってきて、自分で入れましょう。

ストロングラーメン 二郎系との比較

【ストロングラーメン 880円】

着丼です。

事前の予想より、丼の上にはガッツリ麺と野菜が盛られて登場しました。

トッピングは薄めのチャーシュー・もやし・キャベツ・メンマ。

ニンニクは自分でガッツリプレスして入れました。

横から見たアングルはこんな感じ。

雪崩のような白アブラです。

スープの上澄みは完全な非乳化。

醤油と脂がめっちゃ分離しています。

食べ進めていき、さらにすくうとスープはこんな感じ。

味わいは二郎系とは全く違い、オリジナリティに溢れる味わいです。

 

スープ自体は油分が強めで、従来のばんからのラーメンを軸にした味付けで【ストロングラーメン】にしたことによる構成の大きな変化は感じません。

二郎などでも使われるグルタミン酸ナトリウムなどは使用しているか不明ですが、何も言われず食したら「二郎系だね!」という人は少ないような気がします。

・・・というわけで味わいは二郎とは全くの別物です。

ばんからオリジナルのスタミナ系ラーメンという印象ですね。

 

個人的にはスープの濃さは普通でオーダーしましたが、二郎を食べ慣れている人であれば「濃いめ」の方がいいかもしれません。

 

麺は中太麺。

従来使用している麺に近い印象です。

麺は醤油の色合いが麺へ。

二郎と比較すると細いですが、食べやすい。

チャーシューはとっても薄いものが1枚だけ。

ちょっとこれは残念でインパクトがない。

せめて、価格を上げてでも従来の角煮は乗せて欲しい。

 

ばんからといえば、やはり角煮チャーシューがトップクラスに美味いですから!

うすーいチャーシュー1枚だけだと、残念感が強すぎる。

 

ストロングラーメンのまとめ

 

トータル的には新商品となるストロングラーメン。

従来のばんからラーメンと旨さを比較すると、まだその領域には達していない印象。

 

再度行った時には大好きな「角煮ばんから」や「とろみばんから」を頼んじゃうかなと思います。

ストロングラーメンは「ばんから」さんの長所をもっと活かせばいいのに・・・という印象です。

しっかり美味しく完食しましたが、やはりばんからは「角煮ばんから!」「とろみばんから!」がイイ!と思います。

ごちそうさまでした。