2025年山梨県内ラーメンランキングはコチラ

吉野家の限定「牛玉スタミナまぜそば」をラーメンマニアが食べた感想

今回は番外編。

吉野家が新メニューとして、2025年7月4日より「牛玉スタミナまぜそば」を販売。ご飯系どんぶりメニューが主軸の吉野家として、初めての「麺メニュー」となります。

そうなったからにはラーメンマニアとして食べとかんといかん!と言うわけで、早速最寄りの吉野家で該当メニューを食することを決断。実際に食べたリアルな感想をブログ記事として書いたいと思います。

美味そうなPOP
美味そうなPOP
まぜそばの見本
まぜそばの見本

上の写真は、今回の限定メニューの販促POP関連を吉野家より引用。

なお、東京都内では2023年4月に【大阪スタミナ牛肉ラーメンわだ 西池袋店】がオープン。こちらの店が名店【せたが屋】と【吉野家】が相互シナジーを目的としたラーメン店をオープンしており、この辺から吉野家が麺類にフォーカスした動きを見せていたような気がする。なお上記の店舗は味噌専門店に変わった後、現在は閉店しています。

麺じい
麺じい

全国展開するまぜそばやから失敗は許されへんで!

吉野家の「牛玉スタミナまぜそば」の販売概要

販売開始日:2025年7月4日午前11時〜

販売店舗:全国の吉野家(一部店舗で未販売あり)

販売杯数:店舗により違うが早期売切れあり

価格:以下の通り

商品名 店内価格 テイクアウト価格
牛玉スタミナまぜそば 767円 753円
肉だく(牛小鉢) 222円 218円
とろろ 228円 224円
キムチ 162円 159円
ねぎラー油 162円 159円
吉野家 「牛玉スタミナまぜそば」CM

※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

「牛玉スタミナまぜそば」は売り切れが早い!?

上述の通り、基本的には「牛玉スタミナまぜそば」は全国の吉野家で食べることができる。

ただ提供杯数がそれほど多くなさそうで、商品入荷後最初のピークタイムで売切れになってしまう印象。そのため都心部は勿論、人口の少ないエリアでもランチタイムの後には該当商品が売切れているケースも多々見受けられた。

個人的にも初秋の週末の16時頃訪店したが売切れ。もう少し早い時間帯に他店舗に訪店した知人も売り切れだったと話していた。そのため、日々の提供杯数は店によって違う部分があると思うが、吉野家側が相当在庫を増やさない限り、どうしても食べたい場合には早めの来店がマストになると言えそうだ。

黄色の幟の販促
目立つ黄色の幟の販促

ちなみに、吉野家店内で店員さんの話し声が聞こえてきたが、24時間営業ではない通常形式の営業時間では、15時あたりにまぜそばが売り切れるケースが多かったようだ。

なお限定販売中は、店外に限定のまぜそばを盛り上げるべく、大変目立つ黄色の幟等の販促が掲げられていました。

売り切れ文書
売り切れの場合は、その旨書かれた文章が掲示される

なお、限定まぜそばが売り切れた場合には、入り口あたりにその旨記載された文章が掲示されたり、店外の幟等の販促物は撤去されていると思われる。

店内に入店して限定メニューをオーダー

吉野家
吉野家

それでは、実食するために吉野家へ訪店。

上述した通り、基本的にはどこの吉野家でも限定商品を頂く事が可能です。

タッチパネル注文機
タッチパネル注文機

店内に入ったら、タッチパネル式券売機でオーダーを開始。1番目立つアイキャッチ画像が目に飛び込んできます。

限定は2つのメニューから選択
限定は2つのメニューから選択

限定メニューを開いてみると、基本的には2種類のメニューから展開。どちらも同じ商品ですが、生卵か半熟卵かを選択できます。

細かいトッピング
細かいトッピングも流れで選択

メニューを決めていく流れで、細かいトッピングを追加オーダーできます。今回は「ねぎラー油」と「とろろ」を追加しました。なお、まぜそばでは大盛り等選択肢はありません。

麺じい
麺じい

なんでまぜそばのトッピングの選択肢に塩さば単品があるんや〜!

注文額は1157円
今回の注文額は1157円

今回のオーダーは、まぜそばを主軸にトッピングを追加して合計1157円となりました。

吉野家で限定まぜそばをいざ実食!

牛玉スタミナまぜそば
牛玉スタミナまぜそば

待望の限定まぜそばの着丼です。

麺上にはネギ・牛肉・揚げ玉が乗っています。

今回は、まぜそばの生卵バージョン。トッピングにねぎラー油ととろろを選択して1157円となりました。着丼時は生卵が別皿提供となっていたので、自分で卵を割ってまぜそばにオンしました。

別アングル
別アングルから

まぜそばに関しては案の定というか、写真とは違った出来栄えで登場。写真では卵も辛味ダレも一緒の丼に入っていたがなぜか別皿に。何か問題でもあったのかな?

麺リフト
豪快にまぜまぜして麺リフト

まぜそばなので、しっかりと麺とタレ・トッピングを豪快に混ぜ混ぜした後に麺リフト。

麺は中華麺のような形状で食べやすさ・啜りやすさを優先したような口当たり。と、同時にビックリしたことが、、「これって冷たいんだ!」。勝手に温かい商品だと思い込んでいたが、なんと冷たい商品だった。

タレは醤油ベースで和風っぽい印象。少しばかりキレは感じるが、インパクト強すぎると言う味でもない。ただ麺と絡めると、食欲そそるスタンダードな美味しさで、バクバク・ズルズル擦ってしまう美味しさがある。

辛味ダレ
辛味ダレは良いインパクト

味が気になったので、最初から辛味ダレは混ぜ込まずに後から麺にちょこっと合わせて食べてみたが、ピリリと辛くてインパクトがあって美味しい。この辛味は、まぜそば自体の表情を変えるので、あえて全て混ぜずに麺にちょこ乗せして食べるのもアリだと思う。

スタミナっぽさをかろうじて感じる部分は、この辛味ダレかな。冷たくて比較的優しい味のまぜそばに『スタミナ感』を感じる部分は少ないかな。刻みorおろしニンニク等のアクセントトッピングがあれば良いな。

とろろ
とろろをまぜる
ねぎラー油
ねぎラー油をまぜる

追加トッピングでオーダーしたとろろや、ねぎラー油を合わせて啜ってみたが、どれも美味しいと思える。とろろはズルズル音が倍になり、ねぎラー油はシャキッとしたネギの食感が心地良く、ごま油の風味もグッド。

美味いが当たり前の牛肉

そして、お楽しみは最後に取っておくパターン。お馴染みの牛肉を食べてみるが間違いない美味しさ。吉野家の歴史の厚みを感じる旨すぎる牛肉に、やっぱり白いご飯が欲しくなる。そしてあっという間に完食。

食べやすくて美味いには美味いが、麺量が体感150gほどに感じた(200gはなさそうに感じる)ので、スープが無い分かなり物足りなさはあった。追加で麺の大盛り・特盛り等あれば満足度は高まるのかなと思った。

以下に今回の限定まぜそばの感想を要約してまとめてみました。

  • 提供時間は一般的なメニューより少し遅いくらい
  • まぜそば自体の味は、食べやすくて満足
  • メニュー名のスタミナっぽさは感じない
  • 麺量アップの選択肢がないのが最大のマイナス点
  • 価格帯はトッピングを追加するといい値段になる
  • コスパを見れば、まぜそば・油そばの専門店の方が優良(専門店で1200円出せばかなりお腹いっぱいになる)
  • 牛肉は裏切らない

気になる皆さんは是非一度吉野家の『牛玉スタミナまぜそば』を食べてみては如何でしょうか?