東京都文京区春日にある【MENSHO TOKYO】さんへ。
こちらは本店となる「麺や庄の」をはじめ、護国寺の「MENSHO」や「MENSHO DISTRICT」など、国内外で多彩なラーメンブランドを展開する麺庄グループの一店舗です。グループを率いるのは、日本を代表するラーメンクリエーターの庄野智治氏。
MENSHO TOKYOはラム、つまり羊を主役に据えたラーメンを提供しており、数ある麺庄グループの中でも特に個性的な存在となっています。
過去には食べログ百名店にも選出された実績があり、羊という好みが分かれやすい食材を、どのようにラーメンへ落とし込んでいるのか気になっていたお店です。今回は「ラム煮干しスープつけ麺」をいただいてきました。
麺じいまさにラーメンクリエーターの創作心あふれる一杯やな!
MENSHO TOKYOの営業案内
| 店名 | MENSHO TOKYO |
| 住所 | 東京都文京区春日1-15-9 |
| 最寄駅 | 後楽園駅・春日駅より徒歩1分 |
| 電話番号 | 03-3830-0842 |
| 営業時間 | 11:00〜23:00 LO22:40 |
| 定休日 | 不定休 |
| 駐車場 | なし |
| 座席数 | カウンター6席 テーブル10席分 |
| SNS | |
| オープン日 | 2014年8月4日 |
MENSHO TOKYOの場所・外観・アクセス


MENSHO TOKYOがあるのは東京都文京区春日。
最寄り駅は東京メトロ丸ノ内線・南北線の後楽園駅と、都営三田線・大江戸線の春日駅です。どちらの駅からも徒歩約1分と非常に近く、複数路線から訪れやすい立地となっています。
文京シビックセンターもすぐ近くにあり、東京ドーム周辺や後楽園エリアでラーメンを探している方にも利用しやすい場所です。
春日通り沿いの自家製麺看板が目印




店舗は春日通り沿いに並ぶテナントの一角にあります。
外観で特に目立つのは「こだわり自家製麺」と書かれた看板。一方、店名である「MENSHO TOKYO」の表札は比較的控えめに掲げられています。


店頭には幟やメニューを紹介するポスターが向かい合わせに設置されており、ラムを使った個性的なラーメンを提供していることが伝わる外観です。
駅から近いためアクセスには困りませんが、通り過ぎないよう看板を確認しながら向かうと良いでしょう。
券売機・メニュー構成・おすすめメニュー
店内へ入ると、右側に券売機があります。
まず食券を購入し、スタッフさんの案内に従って席へ向かう流れです。
ラムを主役にした個性的なメニューが充実


MENSHO TOKYOの最大の特徴は、羊を使用したメニューの豊富さです。訪問時には、主に以下のようなメニューが用意されていました。
- ラム醤油スープつけ麺
- ラム煮干しスープつけ麺
- ラム豚骨らぁ麺
- ラム煮干し中華そば
- まぜひつじ
- 辛牡蠣らぁ麺
- ラム不使用油そば
- 季節限定メニュー
ラムを軸にしながらも、醤油、煮干し、豚骨、まぜそばなど、異なる方向性の一杯を選べます。
羊の風味をしっかり楽しみたい方はラム煮干しやラム豚骨、羊に少し抵抗がある方はラム不使用の油そばなどから試してみるのも良さそうです。
つけ麺と油そばは麺量を同一価格で選択可能


つけ麺と油そばは、以下の麺量から同一価格で選択できます。
- 並盛200g
- 中盛250g
- 大盛300g
さらに400gから600gまで選べる特盛も用意されています。しっかり食べたい方にも対応できる構成で、追加トッピングやご飯物も充実。


ラーメンだけでなく、サイドメニューを組み合わせて満腹になるまで楽しめます。
MENSHOらしい個性を感じる店内
店内の座席構成は、カウンター6席・4人掛けテーブル2卓と2名席?で計16名ほど着席できる構成となっています。一人でも入りやすく、グループで利用できるテーブル席も用意されたレイアウトです。
訪問時はスタッフさん2名によるオペレーション。接客や調理を卒なく進めており、個性的なメニューを提供する店舗ながら、店内は落ち着いて利用できました。
ほうじ茶粉末や香る七味など卓上調味料も個性的


卓上には、
- ほうじ茶粉末
- 黒胡椒
- 香る七味
- オリジナルスパイス
が用意されています。
一般的なラーメン店とは異なるMENSHOらしいラインナップです。ラムの風味へ香ばしさやスパイス感を加えられるため、一杯の中で味の変化を楽しめます。最初から多く加えるのではなく、まずはつけ汁本来の味を確認し、その後少量ずつ試すのがおすすめです。
ラム煮干しスープつけ麺を実食レビュー


今回オーダーしたのは「ラム煮干しスープつけ麺」。麺量は並盛の200gです。
麺側のトッピングは、
- チャーシュー
- 穂先メンマ
- レモン
- 三つ葉
という構成。
全粒粉入りの麺線は美しく整えられており、三つ葉・レモンの彩りが映える、見た目にも美しいつけ麺です。
全粒粉入り平打ち太麺


麺は全粒粉を練り込んだ平打ち太麺で麺線が整っている。まずはつけ汁へ浸さず、麺だけでいただきます。噛むと小麦の香りが広がり、自家製麺へのこだわりが伝わる美味しさです。冷水でキンキンに締めた麺というより、訪問時はややぬるさを感じる温度帯でした。
その点は好みが分かれるかもしれませんが、麺自体の香りや食感はしっかり感じられます。
ラムと煮干しが重なる濃厚で高粘度なつけ汁


つけ汁は、見るからに粘度の高い濃厚仕様。顔を近づけると、ラム特有の香りが穏やかに漂います。


麺をつけ汁へ浸して啜ると、羊ならではの風味がしっかり広がり、その後に濃厚な旨味が追いかけてきます。ラムのクセを完全に消すのではなく、食材としての個性を残しながら、美味しさへつなげているのが印象的です。
羊は好みの分かれやすい素材ですが、濃厚で粘度のあるつけ汁に仕上げることで、つけ麺として分かりやすい満足感も備えています。クセを感じさせながらも食べにくさにはつながらず、羊の風味を楽しめる絶妙な落としどころです。
難しい素材をラーメンとして成立させるMENSHOの技術力を感じるつけ汁でした。
穂先メンマとレモンがラムつけ麺のアクセント
トッピングもそれぞれ丁寧に仕上げられています。
穂先メンマは大きめで、色の濃いしっかりとした味付け。柔らかな部分と適度な歯応えがあり、濃厚なつけ汁の合間に食感の変化を与えてくれます。


チャーシューも過度な主張はなく、ラム煮干しの個性を邪魔しない仕上がりです。
レモンは途中で麺やつけ汁へ加えることで、濃厚な味わいに爽やかさをプラス。羊特有の風味やつけ汁の重さを軽く整え、後半まで食べやすくしてくれました。
三つ葉の香りも和のアクセントとして機能し、濃密なつけ麺全体をバランス良くまとめています。
麺を食べ終える頃にはつけ汁もほぼなくなる
麺量は200gでしたが、つけ汁の絡みが非常に良いため、麺を食べ終える頃にはつけ汁もほとんど残っていませんでした。一般的なつけ麺のように、最後に多くのつけ汁が残るタイプではなく、麺と一緒にスープの旨味を余すことなく食べ切る感覚です。
つけ汁の粘度や濃度の高さを、最後までしっかり体験できる一杯でした。
まとめ
良かった点
- ラムの個性を残しながら食べやすく仕上げた濃厚つけ汁
- 煮干しと羊の旨味が重なる独創的な味わい
- 全粒粉入り自家製平打ち太麺の小麦風味
- 高粘度のつけ汁が麺へしっかり絡む
- レモンや三つ葉が濃厚な味のアクセントになる
- 後楽園駅・春日駅から徒歩約1分の便利な立地
注意点
- ラム特有の香りがあるため、羊が苦手な方には好みが分かれる
- 訪問時の麺は冷たさが控えめに感じられた
- つけ汁の粘度が高く、濃厚な味が苦手な方には重く感じる可能性がある
- 麺量200gでもつけ汁の絡みによって食べ応えが強い
こんな人におすすめ
- ラムやジンギスカンなど羊料理が好きな方
- 他店では味わえない個性的なつけ麺を食べたい方
- MENSHO・麺庄グループの店舗を巡っている方
- 濃厚な煮干しつけ麺や高粘度スープが好きな方
- 後楽園・春日周辺で評価の高いラーメン店を探している方
総評
MENSHO TOKYOのラム煮干しスープつけ麺は、羊という難しい素材を、濃厚なつけ麺として高い完成度にまとめた一杯でした。ラムの風味を完全に隠すのではなく、食材の個性としてしっかり残しながら、煮干しや濃厚な旨味によって食べやすく調整しています。
全粒粉入りの平打ち太麺と高粘度つけ汁の相性も良く、麺を啜るたびにラムの風味と旨味を濃密に楽しめました。
羊は好き嫌いが分かれやすい素材ですが、それでも多くのお客さんに支持されているのは、MENSHOならではの技術と完成度があるからでしょう。次回はラム豚骨らぁ麺やラム煮干し中華そばなど、別のメニューも試してみたくなる個性豊かな一軒でした。ごちそうさまでした。
