今回は、2026年10月2日に甲府市高畑にオープンした【麺どころ 千石】さんへ。
今回のオープンは、全くの新店というわけではありません。かつて甲府市青葉町で営業していたラーメン店【千石】が、閉店から20年以上の時を経て令和の時代に復活。先代のご家族である息子さんとお孫さんが厨房に立ち、親子で新たな千石をスタートさせました。
メニューを見ると、昔の味を受け継ぐラーメンと、これからの千石を作っていく新しいラーメンの両方を確認できました。今回は店主さんからもオススメされた、昔の千石を再現した【鶏しょうゆ】をいただいてきました。
麺じい末長く頑張って欲しいな!
麺どころ 千石の営業案内
| 店名 | 麺どころ 千石 |
| 住所 | 山梨県甲府市高畑2丁目15-17 大道ハイツ106 |
| 最寄駅 | 甲府駅より徒歩29分 |
| 電話番号 | 090-2747-5556 |
| 営業時間 | 11:00〜21:00 中休みあり |
| 定休日 | 不明 |
| 駐車場 | あり |
| 座席数 | カウンター10席 |
| SNS | |
| オープン日 | 2026年10月2日 |
麺どころ 千石の場所・駐車場


お店があるのは山梨県甲府市高畑2丁目。甲府駅から徒歩では約29分と、駅からは少し距離があります。
店舗はかつては【横浜家】、近年は【徳栄家】、その後【一咲】が営業していた場所への入居。






店頭にはオープンを祝う花が並び、入口には白く大きな暖簾が掛けられています。
駐車場は道路向かいにもあり


駐車場は店舗が入るテナント前に加えて、道路を挟んだ場所にも3台分用意されています。
車で訪問する方はこちらも確認しておきましょう。
営業時間は訪問前に確認がおすすめ


Google Maps上では11:00~21:00となっていましたが、今回訪問した際には14:00~14:30頃を目安に、客入りを見ながら中休みに入っていました。
少なくとも今回の訪問時には完全な通し営業ではなかったため、特に昼と夜の間に訪れる場合は、最新の営業時間を確認してから向かうのが確実です。



ただお店側はオープン初日、営業時間を全く発信してなかったので、この辺も含めて昭和の営業ゆうことかもしれへんでww。
券売機・メニュー|昔の味と新しい千石の一杯


店内には大型の券売機が設置されており、食券を購入します。
基本となるラーメンは、
- 鶏しょうゆ
- 鶏しお
- 貝だし塩
の3種類。恐らく【鶏しょうゆ】【鶏しお】はかつての千石の味を再現したメニューかな。対して【貝だし塩】は、新しい千石を表現する一杯となっているよう。さらに「本日のおすすめ麺」という項目もあり、今後どのようなメニューが登場するのかも楽しみなところです。
またご飯類もあるが、価格帯を見る限り、ミニと言うより「しっかり盛り」かもしれない。
20年以上前はラーメン一杯400円
オープン期間の2026年10月4日までは、ラーメン一杯700円のキャンペーン価格で提供。
ちなみに調べてみると、2000年当時の千石ではラーメン一杯400円だったようです。20年以上の時を経て復活したことを、価格からも改めて実感します。
店内|親子で復活させた10席のラーメン店


客席は厨房を囲むように配置されたカウンター10席。
お店を切り盛りするのは、先代の息子さんとその息子さん。つまり親子で厨房に立ち、復活した千石のラーメンを作っています。お二人とも比較的控えめな印象ですが、入退店時にはしっかりと挨拶があり、落ち着いた雰囲気で営業されていました。


卓上にはブラックペッパーや白胡椒などが用意されています。
昔の千石を再現した「鶏しょうゆ」を実食


今回オーダーしたのは、店主さんからもオススメされた【鶏しょうゆ】。
トッピングは2種類のチャーシュー、味玉、ネギ、メンマ、海苔。派手さを狙ったビジュアルではなく、昔ながらの中華そばを思わせるシンプルな一杯です。
かつての千石で提供していたラーメンを再現したメニューのようです。自分は当時の一杯を食べていないため直接比較することはできませんが、令和に復活した千石の味を楽しんでいきます。
鶏が香る昔ながらの醤油清湯


スープは鶏をメインに据えた醤油清湯。口に含むとほんのりとした甘味があり、そこから鶏の香りと旨味が広がります。最近の淡麗系ラーメンのように素材の輪郭を鋭く打ち出すタイプではなく、方向性としては昔ながらのラーメンスープ。奇をてらわないスタンダードな美味しさがあります。
当時の千石の味を知らない自分でも、どこか懐かしさを感じるような仕上がり。
途中からブラックペッパーを加えてみると、これがかなり相性良し。昔ながらの醤油スープに胡椒の刺激が加わり、個人的におすすめしたい味変です。
三沢製麺の細ちぢれ麺


麺は甲府市荒川に構える三沢製麺の細ちぢれタイプ。こちらもスープ同様、昔ながらの中華そばを思わせる組み合わせです。細麺で啜りやすく、ズルズル、ズバズバと気持ち良く口へ入ってきます。
ちぢれがあることで醤油スープもしっかり絡み、スープと麺を一緒に楽しみやすい。全体的に重たさのないラーメンなので、飲んだ後の締めの一杯としても良さそうです。
2種類のチャーシューと味玉


チャーシューは2種類。
ひとつは豚バラと思われる柔らかな煮豚タイプ。しっとりと柔らかな食感ですが、今回食べたものにはほんのり豚特有の臭みが残っていました。


もう一方は焼き目を入れた、やや厚切りのチャーシュー(肩ロースかな)。こちらは噛み応えがありそうな見た目に反して、噛み締めると予想以上にふんわり。厚みもあるため食べ応えがあり、個人的にはこちらのチャーシューが好印象でした。






そして嬉しいのが、味玉がデフォルトで入っていること。
今回の味玉は皮剥き失敗したのか、大きく形が崩れて痩せ細った味玉に。SNS見ててもみなさん結構失敗味玉ばかり。もしかしたら「くずれ味玉」のサービスだったのかも。そんな味玉の味付けはやや濃いめ。黄身まで味が入り、なかなか美味しかった!
まとめ
良かった点
- 20年以上前に閉店した千石が家族の手で復活
- 昔の味を再現したラーメンを楽しめる
- 鶏しょうゆは昔ながらの親しみやすい味わい
- 三沢製麺の細ちぢれ麺がスープと好相性
- ブラックペッパーの味変がよく合う
- 昔の再現だけでなく、新しいラーメンにも挑戦している
向いている人
昔ながらの醤油ラーメンや、鶏清湯の優しい中華そばが好きな方に向いています。また、かつて青葉町にあった千石を知る方にとっては、20年以上の時を経て復活した味を確かめられるという意味でも興味深いお店でしょう。
当時のお店を知る方はお店の方と思い出話をされるのも良いかもしれません。
注意点
Google Mapsに掲載されていた営業時間と、今回訪問した際の営業状況には違いがありました。オープン直後ということもあり営業時間が安定していない可能性があるため、特に中休みにかかりそうな時間帯は最新情報を確認してから訪問するのがおすすめです。(店側は情報発信されない可能性もあり)
総評
甲府市青葉町で営業していた【千石】が、20年以上の時を経て家族の手によって復活。
単純に昔のラーメンをそのまま再現するだけではなく、鶏しょうゆ・鶏しおで当時の味を受け継ぎながら、貝だし塩では新しい千石を表現するというメニュー構成が面白いところです。
今回いただいた鶏しょうゆは、ほんのり甘味のある鶏清湯に細ちぢれ麺を合わせた、どこか懐かしい一杯。当時の千石を知らない自分でも「昔ながらのラーメン」という方向性はしっかり伝わってきました。
次回食べてみたいのは【貝だし塩】。
復活した千石が昔の味を守るだけでなく、これからどんな一杯を作っていくのか。その「これから」を味わいに、また訪問してみたいと思います。ごちそうさまでした。
