今回は、2026年10月15日に東京都江戸川区平井にオープンした【らぁ麺 いの貴】さんへ。
こちらの店主さんは、千葉県市川市の人気店【支那ソバ 小むろ】出身。支那ソバ 小むろといえば、目黒の名店【支那ソバ かづ屋】の流れを汲むお店として知られています。つまり、井の貴の店主さんは、かづ屋から数えて孫弟子にあたる存在。伝統的な支那そばの技術を受け継いだ新店ということで、期待が高まります。
今回は看板商品のひとつとなりそうな【ワンタン塩らぁ麺】をいただいてきました。
麺じいハズレの少ない安定の支那ソバやで!
いの貴の営業案内
| 店名 | らぁ麺 いの貴 |
| 住所 | 東京都江戸川区平井4-9-4 EKビル 102 |
| 最寄駅 | 平井駅より徒歩3分 |
| 電話番号 | 03-6802-9185 |
| 営業時間 | 11:00〜15:00 |
| 定休日 | 火曜 |
| 駐車場 | なし |
| 座席数 | カウンター6席・4名テーブル×2卓 |
| SNS | |
| オープン日 | 2026年10月15日 |
らぁ麺 いの貴の場所・外観・アクセス


お店があるのは東京都江戸川区平井4丁目。
最寄りのJR総武線・平井駅から徒歩約3分と、アクセスの良い立地です。平井駅通りとゆりのき橋通りが交わる交差点付近に店舗を構えています。


駅から近いものの、周辺は比較的人通りが落ち着いたエリア。店頭には大きな看板やメニューが掲げられており、初めて訪れる方でもラーメン店だと分かりやすい外観です。


また、オープン間もない訪問時には、修行先である【支那ソバ 小むろ】から祝い花が届けられていました。こうした光景を見ると、店主さんの修行時代からのつながりも感じられますね。
並び方と食券購入のタイミング
店内が満席の場合は、店外で待つスタイルです。
食券制のお店ですが、食券を購入するタイミングは入店してからで問題ありません。
訪問時は先に食券を購入するルールではなかったため、満席時はひとまず店外の待機列へ並びましょう。店内には3名ほどが座れる待機用ベンチも用意されています。


券売機・メニュー|醤油と塩の支那そばが基本




店内に入ると券売機が設置されています。
基本となるのは、
- 塩らぁ麺
- 醤油らぁ麺
- つけ麺
など。ただ、訪問したオープン直後の期間は、メニューを一部制限して営業していました。この期間はつけ麺は未販売でしたが、今後落ち着けば完全体のメニューになると思われます。
今回は修行先の系譜を考えても外せない【ワンタン塩らぁ麺】を注文しました。
店内情報|カウンター6席とテーブル8席


店内の座席構成は、
- カウンター6席
- 4名テーブル2卓
の合計14席。カウンターは向かい合うような配置となっており、テーブル席も用意されています。店内は厨房の店主さんを中心に活気があり、居心地の良い雰囲気です。


卓上調味料と営業オペレーション


卓上には胡椒、フライドオニオン、ラー油が用意されています。支那そばのお店としては、フライドオニオンがあるのも面白いところ。
調理の回転については、特別速いという印象ではありませんでしたが、極端に遅いわけでもありません。一度に最大4杯ほど調理できるようで、ペースに乗ると比較的スムーズに提供される印象です。


ワンタン塩らぁ麺を実食|優しい出汁が染みる黄金色の一杯


今回オーダーした【ワンタン塩らぁ麺】が着丼。
トッピングはチャーシュー、肉ワンタン、海苔、ネギ、メンマ。黄金色に輝くスープが美しく、いかにも支那そばらしい端正なビジュアルです。
派手な盛り付けではありませんが、一杯全体から丁寧な仕事が伝わってきます。
魚介の旨味が優しく広がる黄金色の塩スープ


まずはスープから。
一口飲むと、熱々の温度感とともに魚介の旨味が広がります。美しい黄金色の見た目通り、透明感のある優しい味わい。旨味が鋭く押し寄せるタイプではなく、口の中へじんわりと染み渡っていくような出汁感です。
あぁ〜美味えぇぇ!
思わずそんな吐息が漏れてしまうような美味しさ。日本人に馴染み深い出汁の風味があり、飲むほどに深みを感じます。いわゆる「THE・支那そば」と呼びたくなるスープですが、塩味や旨味のインパクトは比較的穏やか。
強烈な素材感を前面に出すのではなく、全体を柔らかくまとめた仕上がりです。
都内の人気支那そば店と方向性を比較するなら、個人的には【DURAMENTEI】に近い感覚もありました。優しい旨味を大切にしながら、しっかりと満足感を残してくれるスープ。最後まで熱々の温度感が続くのも好印象です。
毎日でも飲みたくなるような、心に染みる美味しさでした。
綺麗に整えられた中細ストレート麺


麺は菅野製麺所の中細ストレートタイプ。綺麗に整えられた麺線が印象的で、見た目にも美しい仕上がり。啜ってみると、硬すぎず柔らかすぎない絶妙な茹で加減。コシの強さも適度で、ちょうど中間点にあるような食感です。
しなやかに口の中へ入り、優しい塩スープと自然に調和します。
麺だけが突出して主張するのではなく、スープと一緒に食べることで美味しさが完成するタイプ。伝統的な支那そばらしい、バランスの良い組み合わせだと感じました。
チャーシュー2枚と生姜香る肉ワンタン3個


チャーシューはデフォルトで2枚。噛むとコリッと歯が入るような適度な食感があり、そこから肉本来の柔らかな旨味が広がります。柔らかすぎず、かといって硬さを感じるわけでもない。適度なジューシー感があり、噛み締めるほどに美味しいチャーシューです。このチャーシュー、めちゃくちゃ旨い!


そしてワンタンは、生姜の香りが心地良い肉ワンタンが3個。肉の旨味と生姜の風味がバランス良く組み合わさっています。
さらに素晴らしいのがワンタンの皮。ちゅるちゅるとした滑らかな口当たりで、熱々のスープと一緒にいただくと最高です。支那そばの名店の系譜を感じさせる、完成度の高いワンタンでした。
まとめ
良かった点
- 支那ソバ小むろ出身の店主による新店
- JR平井駅から徒歩約3分の好立地
- 魚介の旨味が優しく広がる黄金色の塩スープ
- 最後まで熱々の温度感を楽しめる
- 硬すぎず柔らかすぎない中細ストレート麺
- 肉の旨味と食感が素晴らしいチャーシュー
- 生姜香る肉ワンタンと滑らかな皮が美味しい
向いている人・注意点
伝統的な支那そばや、優しい魚介出汁のラーメンが好きな方におすすめです。
特に【支那ソバ かづ屋】【支那ソバ 小むろ】などの系譜が好きな方には、ぜひ訪問してほしいお店。強い塩味や濃厚な旨味を求める方よりも、出汁の風味をじっくり楽しみたい方に向いていると思います。
なお、オープン直後はメニューを制限して営業していたため、今後の提供メニューについては事前に確認すると良さそう。また、満席時は店外に並び、案内後に食券を購入する流れでした。
総評
2026年10月15日、平井駅近くにオープンした【らぁ麺 いの貴】。
支那ソバ小むろ出身ということで期待して訪問したが、伝統的な支那そばの魅力をしっかり感じられる一杯でした。
今回いただいたワンタン塩らぁ麺は、黄金色のスープが印象的。熱々の温度感とともに魚介の旨味がじんわり広がり、飲むたびに心が落ち着くような美味しさ。
麺の茹で加減も絶妙で、スープとの相性は良好。さらにチャーシューの肉質と旨味、ワンタンの生姜の香りと滑らかな皮も素晴らしい仕上がりでした。
派手なインパクトで驚かせるのではなく、毎日でも食べたくなるような優しい支那そば。かづ屋から小むろ、そして井の貴へと受け継がれる系譜の魅力を感じられました。
今後のメニュー展開も楽しみな新店です。美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
