東京都品川区旗の台に2026年8月1日オープンした【豚星。〜乳化〜】さんへ。
こちらは、同じ場所で営業していた二郎系ラーメン店【豚風。】が、屋号とコンセプトを変更してリニューアルオープンしたお店です。
豚星。といえば、元住吉に本店を構える東京都内屈指の人気二郎系ブランド。力強い豚スープやデロっとした麺に加え、個性的な限定メニューも人気の店舗としても知られています。今回の新店舗では、店名に「乳化」を掲げ、濃厚な動物系スープを軸とした二郎系ラーメン、汁なし、つけ麺などを展開。
今回はミニつけ麺をいただきましたが、乳化スープのまろやかさ以上に、鋭い塩味と強烈な旨味が印象に残る、中毒性抜群の一杯でした。
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豚星の営業案内
| 店名 | 豚星。〜乳化〜 |
| 住所 | 東京都品川区旗の台3-12-2 マドレーヌビル B1F |
| 最寄駅 | 旗の台駅から徒歩10秒 |
| 電話番号 | 不明 |
| 営業時間 | 11:00〜17:00 |
| 定休日 | 月曜 |
| 駐車場 | なし |
| 座席数 | カウンター13席 |
| SNS | X |
| オープン日 | 2026年8月1日 |
豚星。〜乳化〜の場所・外観・並び方


お店があるのは東京都品川区旗の台。
最寄り駅は東急大井町線・池上線の旗の台駅で、駅から徒歩約10秒という抜群の立地です。以前まで営業していた豚風。と同じ場所のため、旧店舗を利用していた方にとっては迷うことのない場所となっています。
旗の台駅前ながら入口は少し分かりにくい
店舗にはラーメン店であることを大きく示す看板がありません。入口は道路と同じ高さではなく、数段の階段を下りた半地下のような場所にあります。そのため、初めて訪れる方は店内が見えにくく、何のお店なのか分からないまま通り過ぎてしまう可能性もありそうです。
旗の台駅からは非常に近いため、事前に建物の位置を確認しておけば問題なくたどり着けるでしょう。



店の上の看板はフランス料理屋っぽいもんな
外待ちがなくても店内待ちを確認したい
店内満席時は、客席後方の壁沿いに立って待つことができます。外に列が見えないため、待ちなしで入れると思って店内へ進んでも、実際には10人ほどの店内待ちが発生していることもあります。
混雑状況を判断する際は、外待ちの人数だけでなく、店内の待機列まで確認する必要があります。
営業時間は基本的に11時から17時までの通し営業。ランチピークを外した時間帯でもお客さんが途切れにくく、リニューアル後もブランドの人気の高さが伝わってきました。
券売機・メニュー構成・おすすめメニュー
店内へ入ると、大型券売機があります。
満席時でも先に食券を購入し、その後、客席後方の壁沿いへ並ぶ流れです。
ラーメン・辛麺・汁なし・つけ麺を揃える豊富な構成


オープン期間中の主なメニューは、
- ラーメン
- 辛麺
- 汁なし・混ぜそば
- つけ麺
という構成です。
二郎系の基本となるラーメンだけでなく、辛味や汁なし、つけ麺まで用意されており、好みに合わせて選択できます。豚星。系列は限定メニューにも定評があるため、営業が落ち着いてくれば、今後も個性的な限定商品が登場する可能性がありそうです。
ミニサイズもあり少食の方でも選びやすい
通常サイズだけでなく、麺量を抑えたミニサイズも用意されています。二郎系ラーメンは一般的なラーメンより麺量やトッピング量が多いため、初めて利用する方や女性、少食の方にはミニサイズが安心です。
一方で、しっかり食べたい方は麺量の追加や豚増しなども選択可能。自分の食事量に合わせて注文しやすいメニュー構成となっています。
13席のカウンターと熟練を感じる調理オペレーション
店内はカウンターのみで、座席数は13席。
一度に8杯前後をまとめて調理する場面も見られ、回転は比較的良好でした。限られたスペースの中で調理工程を素早く進めており、作り手の経験と手際の良さが伝わってきます。
水とレンゲは券売機横でセルフサービス


水やレンゲは券売機横に設置されています。着席前に自分で用意してから席へ向かうとスムーズです。
卓上調味料は、胡椒・お酢のみ。野菜・ニンニク・アブラなどは、ラーメン提供前の無料トッピングコールで調整する形となっています。
店主さんと助手さんの役割分担が好印象


SNSでは、豚風。時代の接客について厳しい意見も見かけました。今回の訪問では、黙々と調理を進める作り手と、積極的に声を出して店内を動かす助手さんの役割分担が印象的。
特に助手さんは明るく活発で、案内や声掛けもしっかり行われていました。二郎系らしい緊張感は少なめ、店舗全体としては以前より利用しやすい雰囲気へ変化しているように感じます。
無料トッピングのコールは頭上の案内を確認


ラーメンの提供直前には、二郎系お馴染みの「トッピングどうするか?」の確認があります。無料トッピングとして選べる内容は、注文したメニューによって異なります。初訪問の場合は、客席上部に掲示されたコール案内を確認しておきましょう。
ミニつけ麺を実食レビュー


今回オーダーしたのは「ミニつけ麺」。
コールはニンニク・アブラ・辛味。
つけ汁側には、豚・クタ野菜・アブラ・ニンニク・辛味が入った、二郎系らしい力強い構成です。野菜はキャベツも配合。シャキシャキ感を残すタイプではなく、富士丸系を思わせるようなクタッと柔らかな茹で上がりとなっています。
デロッとした平打ち太麺は食べやすさもある


麺は冷水で締められた平打ちの太麺。
完全に冷え切った温度ではなく、触れてみるとわずかに温もりが残っている。表面はウェーブがかかり、二郎系らしい太さと存在感があります。食感は極端なワシワシ・ゴワゴワ系ではなく、適度な噛み応えを残しながらも、ややデロッとした柔らかさを持つタイプです。
乳化のまろやかさ以上に鋭い塩味と旨味が際立つつけ汁


店名には「乳化」とありますが、今回のつけ汁で最も印象的だったのは、乳化によるクリーミーさよりも、鋭い塩味と強烈な旨味でした。


麺をつけ汁へ入れて啜ると、まず濃い醤油ダレの輪郭が力強く伝わります。カラメを追加しなくても、つけ麺として十分以上の塩分濃度があり、麺へ合わせた際の味の強さは申し分ありません。その奥から豚の旨味や油のコク、化学調味料による二郎系らしい刺激が重なってきます。
まろやかで優しい乳化スープというよりも、塩味と旨味を鋭く打ち出した攻撃的なつけ汁。ニンニクの香りと辛味の刺激も加わり、食べ進めるほど箸が止まらなくなる中毒性があります。
東京の二郎系ラーメンの中でも、かなりインパクトと依存性の強い部類に入る味わいだと感じました。
強いスープに負けない存在感がありながら、硬すぎないため比較的食べやすい仕上がり。鋭いつけ汁と、柔らかさを持った太麺の組み合わせが非常に良く、ミニサイズでも高い満足感を得られました。
富士丸系を思わせるクタ野菜とアブラ
つけ汁に入った野菜は、もやしとキャベツを柔らかく茹でたクタ野菜。しっとりとした口当たりで、濃く塩味の強いつけ汁を吸わせると非常に美味しく食べられます。
アブラを追加したことで、野菜には豚脂の甘みとコクも加わります。麺の合間に食べる箸休めとして機能するだけでなく、野菜自体が立派なトッピングとして成立していました。
岩石のような巨大豚は豪快な食べ応え


豚は、まるで岩石のような厚みと存在感。箸で簡単に崩れるホロホロ系ではなく、全体的にやや硬めで、歯を立てて豪快にかぶりつくタイプ。肉の厚みと密度があり、噛み締めるほど豚肉の旨味を感じられます。
柔らかな豚を期待すると方向性は異なりますが、二郎系らしい肉を食べている満足感は十分。麺量を増やしたうえで豚マシまで選ぶと、顎にも負担がかかりそうだ。
最後はお酢でつけ汁を軽くしてフィニッシュ
麺や具材を食べ終えた後は、残ったつけ汁へ卓上のお酢を投入。
強かった塩味と油の重さが少し和らぎ、酸味によって後味がすっきりします。そのまま飲むには濃度も塩分もかなり高いため、お酢を加えて少量楽しむ程度がちょうど良く感じました。
まとめ
良かった点
- 鋭い塩味と強烈な旨味を持つ中毒性の高いつけ汁
- 乳化スープにニンニクやアブラが重なる力強い味
- デロッと柔らかさのある平打ち太麺が食べやすい
- 富士丸系を思わせるクタ野菜がつけ汁と好相性
- 岩石のような巨大豚による圧倒的な食べ応え
- 旗の台駅から徒歩約10秒とアクセス抜群
- 店主さんと助手さんの役割分担が良く、回転も比較的スムーズ
注意点
- 外待ちがなくても店内に多くの待ち客がいる場合がある
- 店舗入口が半地下で、初訪問では少し分かりにくい
- つけ汁はデフォルトでも塩味がかなり強め
- 豚はホロホロ系ではなく、硬さと噛み応えのあるタイプ
- 営業時間は夕方17時までのため、夜営業はない
- 無料トッピングの項目はメニューによって異なる
こんな人におすすめ
- 豚星。系列のラーメンや限定メニューが好きな方
- 塩味と旨味の強い攻撃的な二郎系を求める方
- 乳化系の豚スープが好きな方
- クタ野菜やデロ麺が好きな方
- 食べ応えのある巨大な豚を楽しみたい方
- 旗の台駅周辺で人気の二郎系ラーメンを探している方
総評
豚星。〜乳化〜のミニつけ麺は、店名から想像したクリーミーな乳化スープ以上に、鋭い塩味と強烈な旨味が印象に残る一杯でした。
つけ汁は豚のコク、醤油ダレ、アブラ、ニンニク、化学調味料の刺激が重なり、二郎系らしい中毒性を存分に発揮しています。そこへデロッとした柔らかさのある平打ち太麺、クタ野菜、岩石のような豚が加わり、ミニサイズでも非常に高い満足感がありました。
豚風。から屋号とコンセプトを改めたことで、旗の台の二郎系ラーメン店として、さらに分かりやすい力強さを打ち出した印象です。インパクトのある味を求める二郎系ファンや、旗の台周辺でガッツリ食べたい方から、今後も強い支持を集めるお店になりそうです。
ごちそうさまでした。
