今回は、北陸遠征の道中の名店。長野県北安曇郡松川村にある【らぁ麺 麦一粒】さんへ。
2017年9月29日にオープンしたこちらのお店は、神奈川県横浜市の名店「くり山」出身の店主さんが営む人気店。
今や長野県を代表するラーメン店として知られ、食べログでも長野県トップクラスの評価を獲得しています。
地方の一軒家ラーメン店でありながら、その知名度は全国区。今回は念願だった麦一粒のつけ麺をいただいてきました。
麺じいネタバレやけど、期待値の上をいく味やったで!
らぁ麺 麦一粒の営業案内
| 店名 | らぁ麺 麦一粒 |
| 住所 | 長野県北安曇郡松川村赤芝7002-3 |
| 最寄駅 | 信濃松川駅より徒歩13分 |
| 電話番号 | 0261-85-0610 |
| 営業時間 | 11:00〜14:00 早仕舞いあり |
| 定休日 | 月曜・火曜 |
| 駐車場 | あり |
| 座席数 | カウンター5席・テーブル4席×2・2席×3 |
| SNS | X |
| オープン日 | 2017年9月29日 |
らぁ麺 麦一粒の場所・アクセス・駐車場


お店の場所は長野県北安曇郡松川村。
国道147号線沿いに面しているが、周囲には目立つ商業施設なども少なく、ローカルな風景が広がるエリアにあります。しかし営業日には県内外から多くのラーメンファンが訪れ、開店前から賑わいを見せる人気店です。
駐車場


店舗前には専用駐車場を完備。(店舗南のパラオ駐車場も第2駐車場として完備)
車での来店が基本となる立地のため、駐車スペースが確保されているのは非常にありがたいポイント。特にオープン間際になると、平日でも駐車場が満車になるほどお客さんが殺到します。
記帳制について


麦一粒では朝8時頃になると店頭へ記帳用紙が設置されます。早めに訪問して記帳しておけば、実質的に予約に近い形で入店順を確保することが可能。
遠方から訪れる方は特に覚えておきたいシステムです。
営業時間について


営業時間は11:00〜14:00のみ。
さらに売り切れによる早仕舞いもあります。
営業日も週5日のため、店内混雑は必至。訪問前にも念の為、Instagramで営業情報を確認することをおすすめします。
メニュー構成・注文方法
麦一粒には券売機はありません。
名前を呼ばれたら入店し、席へ案内された後に口頭注文を行います。(外並びの時点でオーダーもある)
会計は食後精算です。
基本メニュー


- 醤油らぁ麺
- 塩らぁ麺
- 煮干し醤油らぁ麺
- 限定
が主力商品。限定には季節に応じたメニューになり、訪店した6月初頭の限定はつけ麺でした。つけ麺は隔週で醤油味と塩味が入れ替わる形となります。訪問時は塩でした。
麦一粒のこだわり


メニュー表には、麺大盛り不可・麺硬め不可という案内があります。店主さんがベストと考える状態で提供したいという強いこだわりを感じます。個人的にはこうした姿勢は非常に好印象です。
そして、つけ麺と添え物の紹介の紹介を読んで着丼を待ちますが、几帳面で丁寧な仕事を感じさせる店主さんだなぁ。と思いました。
店内の雰囲気
店内は非常に清潔感があります。
座席数


カウンター5席・テーブルトータル14席合計20席前後。
地方の人気店としては比較的ゆとりのある空間で、家族連れでも利用しやすそうです。
店員さんの接客や調味料について
スタッフの皆さんは統一感のある制服姿。接客も非常に丁寧で品があります。ラーメン店でありながら、まるで上質な和食店のようなホスピタリティを感じました。
人気だけではなく、お店としての完成度の高さも一流です。
また、卓上調味料は設置されていません。それだけ料理そのものに自信がある証拠とも言えるでしょう。
つけ麺(塩)を実食レビュー


着丼した瞬間、思わず見惚れてしまいました。
3種類の麺。別皿の薬味。黄金色に輝くつけ汁。
その構成・盛り付けは、日本最高峰のラーメン店として知られる飯田商店を連想させるほど。ラーメン好きなら誰もがテンションの上がるビジュアルです。
提供される薬味の紹介


- ばら海苔
- 九条ネギ
- ぶしゅかん
- ぶどう山椒
- 藻塩
さらに昆布水も別皿で添えられています。
味変アイテムだけでここまで用意されているお店はなかなかありません。想像するだけでワクワクします。
3種の麺がスゴイ!


麦一粒最大の魅力とも言えるのが麺です。
提供されるのは3種類の自家製麺。
打ち立て白麺
しっとりとした質感。
小麦の香りと滑らかさが際立ちます。
熟成黒麺
蕎麦のような風味とボソッとした食感。
個性的ながら非常に完成度が高いです。
幅広熟成麺


麺自体の面積がかなり広く、まるで一反木綿。文字って一反木麺なんて言ったりしますが、もっちり感が強く小麦の旨味をダイレクトに感じ美味しい。
どの麺も、まずは藻塩だけで食べるのがおすすめ。麺だけで十分に感動できるレベル。
店名の「麦一粒」が示す通り、麺へのこだわりは尋常ではないぞ。
つけ汁を3種の麺で啜る




つけ汁は美しい黄金色。
まず香味油の香りが立ち上がり、その後に複雑で奥深い旨味が広がります。
塩ダレの輪郭は繊細。しかし決して弱くはなく、しっかりと心に残る旨味があります。個人的には東京都町田市の名店「らぁ麺 信 SHIN(かつての進化)」を思わせるような方向性。
上品で優しく、それでいて後を引く力強さも持っています。一口ごとに感動が押し寄せる完成度でした。めちゃ美味い!!
トッピングチャーシューが抜群に美味い!


麺もつけ汁も美味しかったが、チャーシューも抜群に美味しかった!吊るし焼き窯で焼き上げた豚チャーシューは、薄切りで旨みがしっかり閉じ込めてあり、薫香もバッチリってとてつもなく美味しい肉だった!
また、今回のつけ麺は薬味類の完成度が圧倒的でした。
特に印象的だったのは、ばら海苔・ぶどう山椒の組み合わせ。つけ汁との相性が抜群で、麺の美味しさをさらに引き立てます。一方でぶしゅかんは非常に香りが強いため、入れ過ぎには注意。
少量ずつ加えることで絶妙な変化を楽しめます。
スープ割りも秀逸
最後はスープ割り。
なんと使用されるのは自家焙煎のほうじ茶です。最初は驚いたが、これが驚くほど合う。
香ばしさがスープと調和し、新しい美味しさを生み出します。思わず「天才か」と感じたほど印象的な締めでした。
醤油らぁ麺も少し実食


同行者の醤油らぁ麺も少しいただきました。
こちらも非常に完成度が高い一杯。鶏の旨味が力強く広がり、醤油とのバランスも秀逸です。
個人的には東京の名店「トイ・ボックス」を思わせるような印象。鶏の旨味をここまで美しく表現できるのはさすがだと思いました。うまい!!
まとめ
良かった点
- 3種の自家製麺の完成度が圧倒的
- 長野県トップクラスの実力を感じる味
- つけ汁が繊細かつ奥深い
- 薬味による味変が秀逸
- 接客とホスピタリティが素晴らしい
注意点
- 記帳制のため事前準備が必要
- 営業日が少ない
- 売り切れ早仕舞いがある
- 人気店のため遠方からの訪問は計画的に
こんな人におすすめ
- 麺そのものの美味しさを楽しみたい方
- 長野県の名店巡りをしている方
- 上質な塩つけ麺が好きな方
- ラーメンの枠を超えた料理として楽しみたい方
総評
らぁ麺 麦一粒は、単なる人気ラーメン店ではありません。
麺、スープ、薬味、接客。その全てに強いこだわりが込められた一軒です。盛りは【飯田商店】のようで、塩の味は【信SHIN】のようで、醤油の味は【トイボックス】のような夢のようなお店。
特に今回いただいたつけ麺は、近年食べたつけ麺の中でもトップクラスの完成度。長野県を代表する名店という評価にも納得でした。また長野へ訪れる機会があれば、必ず再訪したいと思える記憶に残る一杯でした。
ごちそうさまでした。
